クルマのサスペンションと長いお付き合い

サスペンションの話、試乗記、旅の話、諸々・・・。

浅間火山耐久レース 2015

2015-04-29 21:18:57 | イベントレポート
去年の参加は二戦とも雨!でした。

今年もエントリーします、浅間火山耐久レース。

第1戦が5/17日にあります。

で誰が集めたのかドライバー候補が12~13人!それもまだ増えそうな気配。

登録ドライバーは一台の競技車に10人までなので、このままでは誰かがこぼれることになる!・・・のだが大丈夫!
実はもう一台競技車を作っています。

スペアカーにしようと思って準備していた車両が、早速と出番というわけです。

つまり今年は1戦目からビビオの競技車二台でエントリーと言うことです。
三度目の正直・・・雨ではなくドライで走りたい!

というのが今年の目標!といっても自力ではできませんが。

お手伝い大歓迎です。



痛快!

2015-04-21 13:00:10 | なんでもレポート
開幕から三戦で二勝!

しかも、劇画のストーリーにするにもベタすぎる、これ以上ない楽しませ方をしたあとの勝利。

レースがスタートすると、録画を早送りしたくなるような見所のない周回がかならずやあるものだが、
今回もトイレに立つ時は再生一時停止。

第3戦の決勝は路面温度が高く、タイヤ選択が勝敗を分けた…
レース中盤◯消すの独走で、二位と4秒以上の差が開いた。

こうなると二位争いしか見所はない・・・というのが昨年までのパターン。
ところが今回は違った。

ハードタイヤを選択していた馬列がジワジワと周回を重ねるごとにタイムアップ。
トップ快速の◯消すはラップタイムの維持が精一杯。
差が縮まり始めたところからは、徐々にタイムダウン。
おそらくタイヤ温度が上限に達していたのだろう。

4秒差はあっという間になくなりピタリと後ろにつける。
もう順位が入れ替わるのは時間の問題。

放送から観客の絶叫が聞こえてくる。
モチロン劇画のストーリーのごとく抜き去り、その日のヒーローになるはずだった◯消すと入れ替わってトップに立った。

馬列によるこれ以上ない、観客を楽しませてくれるレース運びだった。
表彰式のお立ち台で見る彼の表情は、黄色46のファンと気持ちが一体、俺が楽しんだのを見てくれたか~~!

今回リタイヤの彼の場合は、この勝利は俺のもの・・・的な顔に見えてしまうのは私の偏見!?
見る側の勝手に応援団のソレですが。

痛快!・・・の一言に尽きます。








暑っ!

2015-04-13 22:48:41 | なんでもレポート
3月の後半から中の国に行ってきました。
場所は〇〇のハワイと言われる南の島です。
クルマで少し走れば、北回帰線を踏めます。
だから3月なのに暑い暑い!35℃!

ちょうど滞在中にアジア地区の会議がありました。
朝八時にテストコースに入りしてミーティングからスタート。

お茶を入れてもらっていたら、スタッフから報告が。
先ほど事故があって、ドライバーが病院に行きました!

えっ、誰のこと?うちと関係あるの?
すると、目の前のリフトに上がっているクルマを指差して、これを走らせているドライバーです。

で、今は参考車両をテストコースで走らせていてコースアウト、立木にごつん!・・・ということらしい。

おそらく参考車両は全損。
幸いこのメーカーは私の担当外でした。

しばらくして準備ができたところでコースイン。

すると報告のあった事故現場に白いSUVがごつん!したまま止まっています。

くだりのヘアピンコーナーを3/4ほど回ったところでコースアウト、相手はヤシの木、真正面から木登りか?

クルマを片付けた後も見ましたが、何事もなかったかのようにヤシの木は立っていました。

その後もテストコースを走っていると、ぶつかったわけではないのに路肩で修理しているのを見かけます。

クルマがテストコースについていけないんです・・・ホント!

なんたって路面がタフ、石畳(ベルジャン路)のワインディングに始まって、(ヘアピンが二カ所、S字にアップダウンが二カ所ずつ直角コーナーもあって約1キロ!)

コンクリート路で電気按摩のようにガタガタが連続する直線。

足の裏がこそばゆくなるような玉石路。

数十メートルだけ平和なコンクリート路のヘアピンの後は。

直径三十センチほどの中華鍋を敷き詰めたような、でかい深い(不快)ディンプル路、アライメントが狂いそうなほどハンドルが強烈にガタつきます。

その後再び電気按摩路!エンジンミッションマウントが暴れまわります。

そして後半に深さ7-8cmの蓋なしマンホール!!!!!が一列に隙間なく並んで道をよぎっています、それが三列!
サスペンションがもぎ取れそうな衝撃があります。

その後はレールを横切ります(レールとレールの間はレールの高さ分落ち込みます。

ここもセッティングが良くないと、ガツガツのショックがドライバーの脳天まで届きます。

そしてサスペンションストロークを交互に使い切るでか波状路。
乗員のアタマが左右にグラングラン揺さぶられます。

その後黒レンガがウエーブしながら敷き詰めてあるベルジャン路を走ります、レンガの上を飛び跳ねてコッチからあっちにいく感じです。

最後は洗濯板路(ウオッシュボード)、ダッシュボードがこれでもかというほどガタつきます。
最後はでか石のベルジャン路。ここまでくると少々のガタつきでは体が驚きません、へっ!てなもんです、耳もだいぶ丈夫になっています。

もう少しあるのですが、これで一周です。
はっきり言って破壊試験路・・・です。

乗用車はもちろん、ダンプトラック、バス、ワンボックス・・・
同じコースを走ります。
なんの試験?………と時々思います。

                       

                           *乗用車120km  しかもタダ!