クルマのサスペンションと長いお付き合い

サスペンションの話、試乗記、旅の話、諸々・・・。

工作の時間 猫の手

2020-06-17 16:01:25 | なんでもレポート
猫の手

猫の手も借りたいほど⋯別に忙しい訳ではないのですが、ハンドプレスを使う作業というのは大概手伝いが欲しくなります。

治具を位置合わせする手と、だらんとならないように部品を掴んでおく手と、
油圧ハンドルをキコキコする手と、合わせて三本以上必要になるので助手をお願い、になる訳です。
でその三本目の手になってくれる「猫手」を作りました。



ハンドプレスの元々の止めネジと、すでに空いている穴とを利用してベースとなるプレートを固定、
邪魔にならないよう折りたたんで収納できる形状にしました。



中間の軸になるピンは上から差し込んであるだけなので、セットするのも取り外しも簡単。
工具いらず。


紅葉のヘリコプターのような受け手はネジで高さ調整ができるので、人の手よりもしっかりと高さを維持して支えることができます。



これでサスペンションパーツのブッシュ交換時のイライラが解消するかも。

クルマと会話

2020-06-03 10:57:13 | ガレージレポート(オリジナルボックス)
ここのところ入庫してくるクルマの何台かが綺麗な外観とは裏腹に、あちこちがガタガタ。

病院に風邪薬を処方してもらいに行ったら即入院レベル。

おそらくオーナー氏もそれとなく気にはなってはいたけれど、
結局ここまで何も手入れしないで乗り続けてきたと思われるケースです。

大きな力を受けて伝えてを繰り返しているサスペンションは走れば傷んできます、消耗しないはずがありません。

今更ですが、綺麗な外観と足回りの痛みかたは連動しません。

馬に飼葉を与えたり日々の健康管理をその飼い主が行うのが当たり前のように、
クルマも乗り手が健康状態を管理しなくてはいけません、クルマが勝手に修理工場に出かけてくれれば話は別ですが。

クルマが語りかけているいるのを聞き逃さないようにするのと、普段からクルマとの会話を心がける⋯

これができている人は自ずと運転も上手い。