クルマのサスペンションと長いお付き合い

サスペンションの話、試乗記、旅の話、諸々・・・。

躍度 その4

2018-08-31 22:02:49 | G-BOWL
上手い運転を目指す人に

助手席の人は快適に感じているんだろうか、というジミ〜な話です。

以前うちの練習会に参加された方が、温泉が好きであちこちマイカーで出かけるのに、
助手席の奥方が気持ち悪くならない運転を覚えたいと言われていました。

本人もクルマの乗り心地に敏感な方で、純正のダンパーで調整できる最小範囲のチューニングの違いを言われる方でした。

かなり感度の高い夫婦であることは確か、そうなると運転する旦那さんの緊張感が⋯⋯

その方の助手席体験があるのですが、ブレーキの掛け方にクセがあり、苦労されていたのを見て取れました。

その国産セダンは足応えに乏しく、指先をそ~っと曲げて調整したいほどペダルコントロール過敏で、
最近のクルマでは珍しくないブレーキタッチ。
空中に足を留め置くパントマイムコントロールが必要。

その対抗手段として、コンッコンッと軽くペダルに触れる踏み方(早く言えばポンピング)に行きついてしまった。のではないかと推測。

右足を動かしている本人はやがて慣れるとしても助手席の人はそうはいきません。

クルマを買い換えるか。パントマイムの精度を上げるか。もう一度ブレーキの使い方の基本に立ち返るか。

いずれにしてもブレーキの上手い使い方は知っておく必要があります。この方に限らず。

たったそれだけのこと?と思われるかもしれませせんが、ブレーキの掛け方ひとつで旅が台無しになってしまうんですよ。甘く考えてはいけません。

ということで隣の人が不愉快な顔をしている理由を躍度から探すことができます。



躍度 その3

2018-08-23 10:05:49 | G-BOWL
かなり変わりました。

Gのジャーク(躍度)、スナップ、が見られるようになりました。

画面も操作方法も変わりました。

これまでの画面と操作に慣れている人はそうかこうきたかになると思います。

詳しくはG BOWLアプリで検索してみてください。

私の説明ではおぼつかないので⋯⋯

Z軸方向の表示は私の個人的なお願いで追加していただきました。

クルマが上下動した時のGなので、運転に関係なく出るというのは説明するまでもないと思います。

単純に「乗り心地」のヒントを見つけるためです。

でZ軸の測定できるiPhoneで早速何をやったかといえば、頭に乗せて歩くです。

頭の上にiPhoneを水平に置いて歩くのは以外に難しいのですが、厳密にできなくても傾向は掴めます。

データを眺めて分析していくのはこれから、しかし手のひらサイズのiPhoneでこんなに簡単に測定できるなんて⋯

それまでは実験室に置いた大掛かりな計測装置だったのが車載サイズになった排ガス測定器のようなものです。

頭の上にiPhoneを載せて帽子を被れば歩行時のGを見れる、そんな時代なんですね〜

もちろんエレベーターに乗ってZ軸のGを見ることもできます⋯⋯ベタですが。



ウィンカーを出さない人がこんなにも?

2018-08-14 13:44:19 | ドライブレポート
神奈川県から岡山までトラックで移動。

お盆休みの真っ最中だったので、渋滞、渋滞、渋滞。

目的地を登録した時のナビの到着時間は午後一時過ぎ、だったのが移動するにつれてどんどん遅れて午後5時半ごろに到着。
走り続けて所要時間11時間強。

で長い道中、運転手の行動観察。

ノロノロからどちらかのレーンが先に動き始めると、それまで止まっていたクルマがいきなり隣のレーンに割り込んで少しでも先にいこうとします。

その時、ウインカーをつけてこれからわが身を隣のレーンに移しますよと合図する人はといえば、三分の一は合図なし、三分の一は点灯一回、
残り三分の一が一回以上、その中でも点灯した後にハンドルを切り始める人は圧倒的に少なく感じました。

本線から外れてパーキングに向かう時も合図なし、とにかく進路変更でウインカー出さない人がこんなにいた?というのが今回の旅の印象。

進路変更を他の人に知られたくないため?はたまたウインカーを出す出さないは俺の勝手だろ、と言わんばかりの行動です。

一回点灯の人は進路変更を開始した後に出す合図なので全く意味がありません、
点けない人と他車への気配り&安全運転意識が欠如しているのは同じです。

お皿の上のメザシをニャンとも言わずにかすめとっていく猫の姿を間近で見ているのと被ります。

進路変更をウインカーで合図するのは「マナー」じゃなくて「ルール」