クルマのサスペンションと長いお付き合い

サスペンションの話、試乗記、旅の話、諸々・・・。

陶器市

2023-05-23 11:04:17 | なんでもレポート
近所で開かれている陶器市に出かけました。

緑の季節に開かれる・第22回藤野ぐるっと陶器市

展示会場が10ヶ所!

藤野のあちこちを巡りながら楽しめます。

篠原の里(小学校の跡地)。窯元。藤野芸術の家。日連神社の境内・・・

電車でこられる人向けには巡回バス、路線バス、タクシーがあります。

パンフレットには近くの協賛飲食店の紹介もあります。

一番遠い会場から回り始めて、お昼ご飯は自宅でとって午後に残りの会場へ。

途中、会場内のブランコで遊んでいる子供を見守る両親に見覚えがあると思ったらご近所家族。

あちこち見て回って、色で選んだ"青い"コーヒーカップと、花瓶、銘々皿それぞれ一点ずつ、
違う作家さんから手に入れました。

エンジンがかからない!?

2023-05-19 15:56:40 | ガレージレポート(オリジナルボックス)
エンジンがかからなくなったので修理をお願いできますか。

車両はインプレッサです。

可能なら今からローダーで持ち込みます、と少し焦った感じの連絡が入りました。

聞けばエンジン不調でディーラーで点検してもらったところ、ウチでは修理できないと断られ、
帰路でトラブル再発⋯道路脇からの連絡と言うのが今回の話。

幸い⋯と言っていいのかどうか、フロントマンに、
別のお客さんが過去にエンジン修理をしてもらったことのある工場として当社を紹介されたとのこと。

さらにローダーが入っていけないような狭い路地の奥に自宅があるので、
自走できなければガレージに辿り着けない。

なんとも困った内容だったのでひとまずどうぞ⋯

ローダーから手降ろしした後エンジン始動を試みると⋯キュルキュルブルンッと一発で始動。

しかし直後にカンカンカンと耳を塞いでも聞こえてきそうな強烈な金属音、
あわててエンジンカット。

・・・何日か後にエンジンを分解してみると、一番のコンロッドメタルがどこかに消えてしまっています。

(粉々になってオイルパンの底にべったり付着していました)

こうなれば、コンロッド大端部とクランクピンの間に、メタルの板厚分を差し引いたガタが生じるので、
シリンダーヘッドまでピストンが届いて金属音⋯

2〜4番の子メタルもペラペラに薄くなって打楽器になる寸前。

あまりというかここまで摩耗してしまっているメタルを目にしたことがありません。

この状態でエンジンが掛かって走行できていたことが驚きです。

時々持ち込まれる、息の根が止まったから仕方ない"修理に出すか"のパターン。

120km/h 走行の緊張感

2023-05-09 17:55:59 | ドライブレポート
久々の遠出。

120km/h区間で走っていて気がついたのが緊張感の高まり度合い。

100km/hまでのそれに比べて速度は1.2倍なのに、その延長線上というよりも"倍掛け"の印象です。

特に進路の修正、進路変更時の微少舵角の感度の変わりようが速度の変化以上に大きい気がします。

タイヤの回転数が増したことで、柔らかかったタイヤに張りが出て、わずかな舵角の変化により
敏感に反応し始めるように感じるのですが、確かな根拠はありません。

それまで感じていたハンドルセンター付近の遊び感も、一段と締まった印象になって、
より微少舵角でコントロールしなければならず、ハンドルを握る手に
何割増かの力が入っているのがわかります。

サスペンションブッシュが振動を浴びると硬度が変化する話を聞いたことがあります。

*検索すると情報が見つかると思います。

かなり高周波だったような気もするのですが、タイヤが路面を転がって発生する振動は
さまざまなのでその影響を受けて、物理的にも遊び感が減ったり、
舵角感度が変わることにつながっているのかもしれません。

全てのクルマで同じことが起きているかどうかわかりませんが、
思いのほか120km/h以下で走っている人が多いことから、
本能的に何か(不安)を感じ取っての行動のように思えます。

つまりクルマの発する不穏信号が100km/hを越えると急激に大きくなることから、
ドライバー自らリミッターをかけているのでは⋯⋯

と考えつつ無事戻ってきました。