クルマのサスペンションと長いお付き合い

サスペンションの話、試乗記、旅の話、諸々・・・。

検証 バランススロットル 41

2010-10-28 15:34:03 | バランススロットル
第4回検証バランススロットル練習会の夜のミーティングで、
“減速円”について、ケンケンガクガクがあった。

「今まで得ていた情報と違う!」に始まって、
「減速Gと旋回Gを同じには出来ないのではないか?」つまりは
「G-BOWLの0.4Gで減速をしてハンドルを切れば、ボールが落ちないのではないか?」と言った話だ。
この話は、夜中の2時近くまで続き、結局結論は出ず終い。

話の途中に私から出した意見は
「皆さんが疑問に思っている事を、次回の練習会で検証してみましょう。
 但し、言いだしっぺの何人かで、その検証方法を考えて下さい。宿題とします。」だ。

せっかくの検証バランススロットルである。
それを確かめ、皆で話し合い、疑問を解いていくのも面白い。
試せばアッサリと答えが出るかもしれないし、別な問題が立ちはだかるかもしれない。
その時はその時。皆で話し合い、整理していけばよいのだ。

アルコールも入っていたハズなのに、酔っ払いもせずに夜中の2時まで、
熱く熱く語れるメンバーなら、問題もまた楽し・・・である。

ヒストリックモンテ 11

2010-10-20 15:22:36 | イベントレポート
TE27でヒストリックモンテに出場する事が決まってから、色々な相談事であちこちに連絡している。
そんな中、古くからの知人から、昔使っていたラリー用品が送られてきた。
“元気でやっとるか”の電話も久々だ。
持つべきものは何とかで、こんな時だけではいけないとわかっているものの、感謝!
手に入れるのは難しいだろうと言われていたものが、目の前にある。
“他のものは捨ててしまったけど、これだけは残しておいたんだよ。
“あとで返してくれれば良いから使って。”うれしい一言だ。
TE27の実走テストもひとまず順調で、心配もずいぶん軽減されてきたし、
ラリー装備も何となく先が見えてきた。
しかし、エントリーはしたものの、参加受理の連絡待ちと言うのもある。
多分、大丈夫とは思うものの、向こうの決めることなので受理書が届くまでわからない。
その連絡の直ぐ後に、船積みの時期になるので、緊張感が続く。

ヒストリックモンテ 10

2010-10-20 13:18:32 | イベントレポート
MCSCハイランドマスターのおまけ的ヒストリックミーティングに参加して、TE27を走らせてきた。
前日の昼過ぎ、厚木の店を出発。
中央高速を走り、集合場所近くの宿に、夜の8時過ぎに到着。
エンジンの調子に気を配りながらも、まずまずの走りで、少しずつだが安心度が増していく。

次の日。好天の中、集合場所に旧車が10台集まった。
学生たちとも合流し、バタバタと準備をしていると、そろそろ出発の合図。
タイムスケジュールはおよそで、イイ(良い)加減だ。
SSを見学したい!と言うことで学生達はオフィシャルに連れられて先に出発。
おそらくラリーのSS見学は全員初めて。
少し時間を置いて、我々も出発。SSのスタート場所に向う。

コースはハイランドマスターの全日本車両が走る第一SSそのままを走らせる。
別に飛ばす必要は無く、テスト的に走らせればよいのだが、
「一応タイム計測します!」の一言で、皆がぜんヤル気に!と言っても旧車だ。
その速さは大して期待できない。TE27もアクセル全開にするのはここが初めて。
無理なく全開で走らせた。助手席の学生は単にバラスト状態。
先にコースインしてギャラリーと化した学生達も、途中確認。
・・・無事にゴール。順調に走ってくれた。
SS途中、燃調・水温・油圧などチェック。大きな問題はなさそうだ。

すぐに高山スキー場の駐車場に到着。車を止めて待っていると、学生達も戻ってきた。
自分達が手掛けた車のエンジン音を聞き、走る姿を見れた事で、皆ニコニコ。
助手席の彼は、かなりの興奮状態。
このあと、全日本車両の応援ギャラリーの前を何度か走らせて、ヒマツブシのお相手。
我々はキャブセッティングを試した。


その駐車場所のズラリと並んだ旧車の中で、TE27の廻りにだけ人だかりが出来た、と思ったら
旧車オーナーの何人かが、学生達に話しかけている。
「この部品、取り付け方が逆だよ!このままだと壊れるよ!」
「ここは、こうした方が・・・ああした方が・・・」とか、
「オレ、昔TE27でラリーやってたから、どこがイカレルか知ってる・・・。」
いい大人が、寄ってたかって話し始めたもんだから、学生達は目がテン・・・。
さぞや、驚いたに違いない。
色々言ってごめんね、とはさんざん話したあと。でも、言わずにはいられない。

TE27とリアルタイムで付き合ってきた人達には、たまらない瞬間だったに違いない。
私はといえば、車から離れて、他人顔をして見ていました。
願っても無い課外授業になった事は確かだ。

ヒストリックモンテ 9

2010-10-13 13:27:41 | イベントレポート
TE27トレノがオリジナルボックスにやってきた。
今週末のMCSCハイランドマスターのヒストリックミーティングに参戦するのに、事前チェックをオリジナルボックスで行う為だ。
車両は一昨日に埼玉から私がドライブして搬送!
音、振動、動きに全神経を集中して、ドキドキしながら高速道路とワインディングを移動。
ラリー本番の2000kmを走る事を考えれば、今回の移動距離はその数十分の一でしかないのに心配が先で、車を楽しむ余裕はなかった、がなんとか無事に帰り着き、昨日の朝は気になる箇所と、今回のラリー出走に向けて行なう作業項目などをメモしながら会社まで走らせた。
まずは目前のラリーを無事走りきる事、ラリーの集合場所になっている朴の木平スキー場は標高1300m以上あり、キャブレターテストには好都合だ。
ヒストリックモンテ参加部隊のメンバーも今回同行する、本番と違うのはコ・ドライバーで、代役には学生が乗ってくれる。

検証 バランススロットル 40

2010-10-05 17:24:20 | バランススロットル
今回の練習メニューは、いつもの“4つのライン”と“ブレーキング”は同じで、
新しいメニューで“減速円”を加えた。
そして今回の目玉企画は、ワンボックスのバン車を使っての車両姿勢の管理&コントロールだ。
バン車は目線の位置が乗用車に比べてかなり高いし、ボンネットが無くて一番前に座るから
見晴らしがよい。それなりにホイールベースも長く、大きな車だから“車両の向き”を
意識する必要があるといったところが、狙いだ。
いつもの自分の車を使うのと、何かが大きく違う訳ではないが、車慣れしていないから
色々と手仕事、足仕事を探りながら操作せざるを得ないのと、
ライン取りとヨーコントロールのイメージがしっかりとしてくれば、
いつもの手勝手で走らせるのではなく新鮮な感覚で集中できるのでは・・・という意図だ。
更にはグループメンバー全員が乗り込むことで、人の運転を体感し自分も見てもらう事で、
Gと運転操作の関連を知る・・・などだ。
捉え方は人それぞれだったと思うが、試みとしては良かったと思うし、夜のミーティングでも
次回もワンボックスを使ってのトレーニングのリクエストが多かった。
これも何かのキッカケ作りになれば良いと思う。


検証 バランススロットル 39

2010-10-05 17:07:38 | バランススロットル
第4回目となる、検証バランススロットルの練習会が無事終了。
幹事さん、お手伝いの皆さん、インストラクターさん、そして参加者の皆さんお疲れ様でした。
ついでにうれしいニュースを一つ。
当日インストラクターを務めてくれたA氏が、次の日のダートラで何と2位入賞!
しかもコースはハイスピードで知られる丸和オートランド那須!
マシンは十数年前のGC-8インプレッサ!
ダートトライアルはマシンが2割、ドライバーの腕が8割(私が思っているだけかも知れませんが)の
運転手寄りの競技。
だから今回のような成績が出せるともいえるが、今回のそれは、その極みの結果と言えるし、
ドライバーがガンバッタからに他ならない。
本人もビックリだろうが、同じクラスの選手はもっとビックリだろう。
練習会の参加者全員が笑顔になれるニュースだ。
Aさんヤッタネ!