クルマのサスペンションと長いお付き合い

サスペンションの話、試乗記、旅の話、諸々・・・。

雨の首都高とステアフィールチューニングKIT

2009-04-28 16:08:27 | なんでもレポート
海南島から帰国の日、関東地方は雨と風。
成田空港到着の際もモロに風の影響を受けて、久々に手に汗握る着地だった。
パイロットもさぞや胸をなでおろしているに違いない。
いつもと違うスピードで進入し、暫く滑走路の上を一定の高さで進み、着地。
その後、座席の上のブランケットなどがブッ飛ぶ程の逆噴射とブレーキが
強烈に且つ、長く掛かってやっと減速。
その後のタクシースピードが、やたら遅く感じた。
無事に空港を出て、車を預けているホテルへ。
一週間ぶりのFD3Sに乗り込み、左側通行を意識しながら、
関東道を神奈川へ向う。
雨の中、首都高速を走りながら思ったのは、
FD3S+首都高+雨+夜間走行 と来れば
疲れる、怖い と言った良くないイメージがある。
ところが、ブラインドコーナーの連続、前走車のハネ上げるシブキを受けながら、
トラックと並走しても、「ちょっと前が見づらいなー」くらいで、
ハンドルを握り締める程ではない。
廻りの車の流れが遅いのかと思って、スピードメーターを見ると、
いつもの危険スピードで流れている。 と言う事は・・・
FD3S用にいくつかの補強パーツをラインナップしたものを装着し、
その仕上げに、ステアフィールチューニングKITを今、テスト中なのだが
奇しくも、首都高速でその有難み(明らかな違い)を確認することが出来た。
タルガタスマニアラリーで、最長SS43kmのコースを、全線雨の中、
平均速度120km/h弱でスピンもコースアウトもせず走りきれたのも、
このKITのおかげ、と思っている。
5月中には、このステアフィールチューニングKITも販売開始の予定。





スタッフブログ 一般モニター

2009-04-28 12:42:19 | ガレージレポート(オリジナルボックス)
こんにちはオリジナルボックスF.Oです。
本ブログで以前より何度となくご紹介させていただいた、アルテッツア用ステアフィールチューニングKITですが、新ジャンルと言っていいのか?あまり一般の方に馴染みが無い部品?なので、少しでも皆さんに知っていただく目的で、一般モニターの募集をHP上で行ないました。
モニターの方には、装着後の率直なインプレッションを、それぞれご自分のブログで公開していただく事を条件に応募いただき、遠くは愛知県より、近い方は車で10分ほどの距離の方と、皆さんそれぞれご来店いただき無事装着を完了しました。
装着ユーザーの方の声を、下記それぞれのブログでご覧ください。
http://minkara.carview.co.jp/userid/458192/blog/
http://minkara.carview.co.jp/userid/500387/car/429374/2087433/parts.aspx http://minkara.carview.co.jp/userid/501592/car/432944/2092102/parts.aspx http://minkara.carview.co.jp/userid/493083/car/428484/2090932/parts.aspx
皆さん効果は体感いただけたようで、まずは一安心。
お蔭様で、反響の方も既に出始めた様で部品は現在在庫切れ、バックオーダーをいただいている状態です。
モニターのみなさんありがとうございました。

夜の高速バンク

2009-04-25 15:08:43 | Weblog
また今回の仕事も、最終日の夜9時過ぎまで、瞬きをする間も無い程チューニングに集中、お昼ご飯を食べに行く時間も打ち合わせ、最終日だから入れ代わり立ち代わり、関係者が現れ、あれやこれやと相手していると、誰かが買い出しに行ってきてくれた、3時に近いお昼ご飯も手てがつかず、やっと一口ガブッと口に入れたら、クニマサさん、次のテストの準備ができました、と声が掛かる。最終日は確認工数が多いので休んでいる暇はない。
途中、昨年仕様出しした今回のテストとは関係の無い、別の新型車が、いよいよ発売になるので、試乗して欲しい、
だけでは終らず。
評価も。とくる。
しかし一緒に働いているスタッフも全員やる気でいっぱい、後一回いい?、と聞いても二つ返事でOK、気が付いたらヘッドライトを点けて高速バンクに。
走れなくはないが、
昼間と同じインプレッションは取れない、9時過ぎに最終テスト終了、今回も、ぎりぎりまでねばってなんとか納得の仕様か出せた。
その新型車の紹介記事が、近々インターネットに紹介されるとのこと。暗くなってから撮影したから少し心配。

口パク

2009-04-24 17:12:44 | Weblog
こちらのテレビを見ていると、口は動いているのに、声が聞こえないといった番組にでくわす、しばらくするとその人の声らしいのが流れてくるのだが。二人で掛け合いをしている場面では、男女の会話が逆になったりする。言葉がわからないのだから、文句を言うところではないと思うが、余りにも見にくいし、不自然極まりない。その時間差は2秒ほどある。全てのチャンネルが口パクかと言えば、そうではないが、三分の一程が怪しい。CCTV(中国中央電視台)がそれだから、ますます怪しい。なにか意味あるのだろうか、
画面そのものに、時間差を持たせるのは、放送事故などの対策で聞いたことがある。
アナウンサーの声なら多少の遅れも許せるが、音楽番組は心穏やかに見ることが出来ない時がある。
日本でも昔あった口パクは何か白々しい、こちらのそれは、おぞましいほとの見にくさだ。衛星放送でなぜこんなことが出来るのか、もしかしてこれがフツーで、なにかの工夫をしてはじめて画面と音声が合致するのか。
当たり前に慣れ過ぎでいて、どちらが正しいのかわからない。
コース脇から誰かが収穫してきた。

スコール

2009-04-23 17:12:27 | Weblog
ここのところの天気予報は毎日雨、だが、昼間は曇りで夕方になると雨が降る。南国独特のスコールと言うにはちょっと足りない感じの、日本の夕立程度だ。
まだ、カ~となるような、本格的な夏まで後一ヶ月ちょい、夕方になると黒い雲が空を覆うがその勢いも、あとずさりするほどのものではない。
テストコースの高速周回路が、二日目から直線の途中にパイロンが置かれて一車線しか通れない。
路面の補修をしているせいだ、
するとどうなるか。100KMで走行している車と160KMで走行している車が一車線になだれ込む。ここはサーキットじゃないんだから、と言いたくなるようなシーンが毎周回ある。眠くならなくていいけど、緊張する。
俺ってすこしは腕に覚えがあるのだけれど。この場面で大人げない行為は、やっぱりね~。
テストコースの入口脇にこんなもんがフツーになっています。

差し入れ

2009-04-21 18:11:59 | Weblog
暑い中仕事しているので、差し入れがあった。
ココナッツミルクのなかにクラッシュアイスが入っているのと、10種類程の穀物、ナタデココ、白玉のようなものまで盛り沢山。がりがり、クニョクニョ、ポリポリ。甘味がうっすらとついていて、くどくなく、喉が渇いているときに、ちょうどよいおやつ。
量もたっぷりあって、満足!

盗難

2009-04-20 20:14:37 | Weblog
広州空港で中国側のスタッフと合流しての最初の一言が、海口空港に迎えに来る車が盗まれた、だった、一日早く現地入りしてテストの下準備をしているスタッフから連絡があったのだ。
実際盗まれたのはさらに一週間程前らしい。テスト期間中、
我々の足となる車だけに無いとなると困る、が同行のスタッフはなにも焦った様子がない、
空港に着くと代わりの車があった、こちらの自動車会社から調達したのだろう。
道中、くだんのノンビリスタッフは、この車に乗れるチャンスができたのだから、それはそれでいいことだ、と。
たしかにそうだ。
前回の車よりも高速道路の乗り心地は良い。車種違いもあるが、それなりに仕上がっている。この車も以前私が仕様出しを手伝ったものだ。余りにも情報が少ない上に、短時間での仕上げを要求された車だったのでので、何をどうしたかも鮮明に覚えている。
その時は、テストコースの中でしか確認出来なかったのが。今回幸いなことに一般道でのインプレッションがとれたことになる。
いつもの街までの移動時間がいくらか短く感じたのと、眠くならなかったことが。その違いだ。
しかし、本題の車両の盗難は手口も巧妙になり結構あるらしい、ここも世界レベルに追い付いて来ていると言うことか。

FD3S用ステアフィールチューニングKIT

2009-04-14 16:10:43 | なんでもレポート
   (画像は左から35万キロ使用・11万キロ使用・新品のヨークサポート)
アルテッツア(SXE10・GXE10)向けのステアフィールチューニングKITは、おかげ様で装着Drからは好評をいただいている。
第二弾として、FD3S用の開発を現在進めている。
通勤に使っているFD3Sに組み込んで、テストを開始して2ヶ月近くになる。
微調整を繰り返し行ないながら、先日ヨークサポートを新品部品に交換した。
110,000Km強の走行距離で、メタル表面のおいしい部分が8割がた磨耗して、地金が見えている状態にまでなっていたので、サッサと交換。
ヨークサポートの交換で、ハンドルを回す時の手応えがずい分と滑らかになった、新車時のそれだ。
この時の作業のついでに、気になっていたパワーステオイルも抜き替えて、新しいオイルにした。
小さくギクシャクしていたハンドルの手応えが、2項目同時にやったのもあって、しっとりと非常に良くなった。
ステアフィールチューニングKITによって、ハンドルの手応のチューニング、主にセンターフィールの改善と操舵の滑らかさを出すのが目的だから、今回の作業は必須という事だ。
強化フロントメンバー、ステアリングラックリジットアダプター、インターミディエイトシャフトリジット加工、ロアアームNO.1メガピロ入れ替えに加えて、今回のステアフィールチューニングKITを入れたFD3Sは、ハンドルの手応えと車の動きが完全一致(のイメージ)し、切り込みも戻しもまったくもってレーシングカーのそれで、グラグラしたハンドルの不確かな動き、ヨレ感といったものはない、直進性も車の舵に対する応答性も純正とは雲泥の差。
今更ながらFD3Sは、素晴らしい車と思いながら通勤(FD3Sの素性は良いのだ)している。
※ステアフィールチューニングKIT、FD3S用は近日発売開始を予定


練習会 バランススロットルの検証-2

2009-04-11 18:37:02 | バランススロットル
以前このブログで書いた、いろはのい って何だ!の運転練習会の日程が決った。
5月30日(土)です。
基本中の基本なのに、誰も確かな事を知らないと言うのは良くある話。
知っている人にとっては、再確認という事になるが、あらためてやってみると様々な事が見えてくる。
「な~んだそうだったのか」もあるし、「えっあれは勘違い!!」もある。
肩の力を抜いて走ってもタイムは出るし、遅い理由も知ってしまえば簡単な事。
正しく理解すれば“安全”と“速さ”が同時に手に入る、実は運転を正しく知らないは、“危なく”“遅い”とも言える。
今回のトライは、今後一生に渡って“ダシ”の取れる貴重な貴重な練習会になるハズ。
練習会の報告はいずれ又。