
予想通り一瞬で店頭から姿を消した野本かりあヴァージョンの「東京は夜の七時」。いや、まぁCDでは普通に買えるでしょうし、多分i tunesなんかでもダウンロード出来るとは思うのですが、ファンならばやはりここは12インチで持っていたいところ。収録曲自体は確かCDと同じだったはずですが、何と言ってもこのモノクロームのジャケットが抜群。CDのジャケットも悪くはなかったけれど、やっぱり個人的にはこちらの方が好きですね。それはそうと、ネットサーフィン(死語?)をしていると、このカアリィ版「東京は夜の七時」は何気に賛否両論のよう…。たしかに野宮さんとは声の質感や歌い方も違うし、往年のファンからすればそこに違和感を感じるのでしょうが、個人的には全然アリです。と言うか、僕自身も初めて聴いた時はちょっと違和感ありましたけれど、何度も繰り返し聴いているうちに、いつの間にかこの声にも慣れてきました。カァリイ自身によって新しく書き換えられた詞も、ところどころにファン・サービスが見え隠れして良い感じ。ファン・サービスと言えば、ピチカート版から主演だけ変えて、ほぼそっくりそのままに再現したプロモも、きっとその一貫なんでしょう。まぁ何はともあれ、これまでも何度もリメイクが繰り返されてきた名曲「東京は夜の七時」の2006年ヴァージョン。世紀は変われど、この名曲の輝きは相変わらず色褪せません。ピチカート=野宮さんな人ではなく、僕のようにピチカート=小西さんな人なら、きっと今回もハマれるはず。ちなみに2ヴァージョン収録されたリミックスについては、ノーコメントで…。
そうなんですよ。この質感がいいですよね~。
確かに賛否両論のあるカバーですが、僕は好きですよ。やはり名曲ですから。
この曲1曲の話に限った話ではなく、ルックスから何から野宮さんと比べられちゃうのは出自上仕方ないけれど、そろそろ野宮さんは野宮さん、カァリイはカァリイと別のヴォーカリストなんだって捕らえてあげる時期なのかもしれないですね。