At The Living Room Reloaded

忙しい毎日の中で少し足を止めてみる、そんな時間に聴きたい素晴らしい音楽の紹介です。

Sadao Meets Sharps & Flats / Same

2005-08-07 | Contemporary Jazz
神保町にある自遊時間レコード社さんでたまたま発見した一枚。世界のナベサダこと渡辺貞夫氏が、帰国後の1967年に原信夫とシャープス&フラッツと共演した際に吹き込まれた音源です。原盤はタクトからリリースされたEncore!! Jazz & Bossaというものらしく、僕が持っているのは70年代になってからRCAから再発された2ndプレスの模様。詳細は知らないのですが、さらにジャケット違いの別プレス盤もあるみたい・・・。あんまり真剣に聴いたことないくせに、僕はナベサダと言うと何だかゆる~いボサノヴァのイメージをもってしまうのですが、この盤に関しては軽快なビッグ・バンド・サウンドが心地よい本格ジャズ。特にA-4に収録されたAnacrucisという曲が程よくルパン三世しているスウィンギンな4ビート曲で格好いいです。使いようによってはDJプレイでもいけるのではないでしょうか?僕は聴いたことないのですが最近読んだ雑誌を見たところ実際に須永氏はかけているらしいです。鋭いホーンが印象的な名演だと思うので、見つけたら手にとってみてください。タクトからのオリジナルはともかくとして、結構どこにでも高くなくありそうな盤であったりもします。
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