世界雑感☆新しい世界は日本から始まる☆

世界の激動を感じつつ、日本経済への応援メッセージを徒然に綴るページです。
ご訪問ありがとうございます。

【日本の時代、アベノミクス7年周期の終了後に始まる】「マイナス成長王」として歴史に名を残していいのか?安倍首相⑥

2019-12-07 00:02:03 | 日本

前回からの続き)

 前回例に上げたオクターヴ(8度音程)、そして七五調における七音のように、宇宙では「」がひとつの周期になっています。であれば、安倍晋三首相がその任に就き、「アベノミクス」(≒円安誘導)が実質的に開始されてから今年2019年末にその「7」年の節目を経過し、直後に新年2020年を迎える・・・ということは、いまこの瞬間が重大な転換点であり、来年が次のオクターヴつまり新しい周期の始まりになると予感するべきでしょう(?)。先日、天皇陛下が即位されたばかりだし、日本・・・の東京でオリンピックが開催されることなどからも2020年がその幕開けになる兆しは随所に見受けられるところです。もちろん本邦経済も、さなぎが蝶になるように、成長の妨げでしかない「アベノミクス」を脱ぎ捨てて「日本」となって羽ばたいて・・・

 ・・・っても実際、この国で大問題になっているのは、アベノミクスが7年間もの長きにわたって日本の経済力を本来の実力から意図的に3割近くも削ぎ続けてきた・・・ことではなくて「桜を見る会」になっているわけです。したがって、いまのどこが転換点?ってあたりが国民一般の感覚ではないでしょうか。たしかにそうです・・・

 ・・・が、そのターニングポイントとなる出来事は日本・・・ではなくヨソの国で間もなく起こるでしょう。それはこちらの記事で予想した米債券市場(本命?)でのパニックかもしれないし、欧州における大銀行の破綻(対抗?)かもしれないし、中国香港産油国、はたまたBrexit、ついでに韓国?・・・などなど、アベノミクスもスゴいけど、諸外国はもっとず~っとスゴいことになっているわけです。しかもこれら、米中両国を含めてみんな仲良くつながっているから、どれか一つに火がつくと皆さん一緒にすっ飛んでしまう危険性があり、そのインパクトはこれまでの「周期」を終わらせるのに十分です。そしてこれらに深く関わってしまった「アベノミクス日本」も道連れに・・・

 「日本」の時代は、こうして一瞬のうちに(?)「アベノミクス」という余計な修飾語が焼き払われることで始まるでしょう。直後の残骸、すなわちアベノミクス各位が高値で掴んだ不良資産の山を前に呆然としつつも、同時にわたしたちはアメリカでも中国でもなく、自身つまり日本・・・経済こそ世界一強靭であることにようやく気が付くことになるでしょう。ここで、何に対して日本はそれほど強いの?って・・・最悪の敵インフレに対して、に他なりません。それはアベノミクスが米大恐慌にも匹敵するくらいに本邦経済を抑圧し続けた(≒輸入インフレを煽り立てようとしてきた)にもかかわらず、前述、メディアがこれを伝えないこと以上にわたしたちが超マイナス成長の痛みにそれほど意識を向けないでいられることにも表れています。その理由の一端はこちらの記事に書いたとおりです。

(続く

金融・投資(全般) ブログランキングへ

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 【メディアの忖度で超マイナス成長を... | トップ | 【安倍首相には経済成長王に... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

日本」カテゴリの最新記事