左胸のエンブレムもそうですが、右胸のロゴマークにも注目したいですね・・・
「東京五輪2020」連日盛り上がっていますね。世界的なコロナ禍の中、実施の是非等をめぐって直前までごたごたしましたが、ここまで大きなトラブルもなく無事に競技が行われてきているのは、国内外のすべての関係者の尽力のおかげと感謝しています。それに、開会式でのゲームの音楽や衣装等を用いた演出に代表されるように、日本らしさを随所に織り込んだオリンピックになっているところも好ましいですね。今後も、日本の選手はもちろん、いろいろとたいへんな時期にもかかわらず東京に集ってくれた世界各国のアスリートたちにもエールを送りたいと思います。
さて、オリンピックとかサッカーワールドカップといった世界的なスポーツイベントとなると、個人的にいつも興味深く思うのは、これらを支えるスポンサーです。そのあたり、とりわけ注目されるのが、こちらの記事等を含めて本ブログで何度か綴った、スポンサーとして登場する、わが国の企業の多様さ。つまり、あらゆる産業ジャンルの、どこも世界一流水準のモノやサービスを提供できる本邦企業がこうしたイベントを支えている、ということです。別な言い方をすると、スポーツ大会を通じて、いかに日本の産業基盤が多彩か、が分かる、といった感じ。
東京オリンピックでも同じです。ちなみに同五輪ではブリヂストン、パナソニック、トヨタ自動車の3社がワールドワイドオリンピックパートナー(全14社:国際オリンピック委員会と契約)になっているほか、東京2020オリンピックゴールドパートナー・同オフィシャルパートナー(いずれも日本オリンピック委員会と契約)として数多くの本邦企業が名を連ねています。もっとも後者に日本勢が多いのは、日本で行われるオリンピックということで当然かもしれませんが・・・
とはいっても、他のイベントとは違って、オリンピックでは、その理念等から、これらのスポンサーの名前やロゴ等が会場等で露出されることは厳しく制限されているので、いくらTV画面にくぎ付けになっていても、オリンピックが上記企業にサポートされていることは、よほど意識していないと気が付くことはないでしょう。そんななかでも例外があります。それは、アスリートたちが身に着けているユニフォームです・・・って、その左胸にあるのは自国の国旗とか紋章などになりますが、いっぽうの右胸には、多くの場合、そのユニフォームを提供している企業のロゴマークが描かれています。そのロゴマークからも、上記と同じことが窺えますね・・・