(前回からの続き)
祝、令和改元。
平成最後の数年間、「アベノミクス日本」は「春」を探して延々と「外」をさまよってきました。そして見つけた・・・ともう何年も勘違いしていました。ですが、そろそろわたしたちは、春を謳歌していると思われた「外」の花の、うさん臭さ―――巨大なバブルと債務そして大多数の人々の苦しみを養分にしているが故の異様なまでのけばけばしさ―――に気がつくべきときです。
やがてこれらは散り散りになり、次々と枯れていくことでしょう。なぜなら、それらが根差す地味が「化学肥料」の過投入でもはや回復不可能になってしまったためです。このとき、これらに手を出したわたしたちも多くを失い、絶望して、とぼとぼと我が家に戻ることになります。そこでようやく・・・ずっと前から「うち」にあった本当の春を見出すでしょう。それは、「外」の毒々しい花々とは真逆の、真の滋養を得て凛と咲く梅の花・・・
この佳き日らしく、「探春」でたとえるなら、新しい時代は「日本」から、このように始まるような気がしています。
(「『令和』で最大の経済成長を遂げるのは『日本』だ」おわり)
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