東矢憲二の「気づきの経営」

経営コンサルタントとしての長年の経験を活かして、様々な気づきをご紹介します。
毎日読んでいただくと、心がホンワカ・・・

見えすぎ化の罠

2014-12-28 | 経営の気づき
的確にオペレーションするためには、「見える化」は必要なテクニックです。担当者だけでなく、全スタッフも重要事項が分かっていれば、自ずと業務処理も円滑に行われます。しかし、戒めなければならないのは、「見えすぎ化」の弊害です。ITが進化したことによって、「見える化」は各事業所で上手に用いていますが、必要以上の処理に進んでしまいますと、それは「見えすぎ化」の問題を生じさせることになります。

要するにオペレーションを的確に行おうとして、戦略的間違いに踏み込むことになるのです。不必要な情報を多量に製造することは、余計に手間取るとともに、コスト増にもなります。


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1 コメント

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半見える化 (パイカジまっちゃん)
2014-12-30 07:27:19
今日の東矢先生のブログ、本当に大事だと思います。
見える化を勘違いする人は多いと思います。

何でも見える化してしまうと、問題も多く発生します。
見える化は、基本的な部分として、「半見える化」でないといけないと思うのです。
見える化には、考えてみるとルールというものが必要で、そのルールに従い、見える化を実施しないといけないと思います。

ルールを作る見える化。
私なりの言葉で考えると、「半見える化」です。
今日の東矢先生のブログから、「半みえる化」という言葉を連想しました。

見える化は大事ですが、見える化にもルールを持って臨む必要があると思います。
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