東矢憲二の「気づきの経営」

経営コンサルタントとしての長年の経験を活かして、様々な気づきをご紹介します。
毎日読んでいただくと、心がホンワカ・・・

男の顔を創る

2014-12-12 | 私流
人間の顔とは、自分で見るのと他人が見るのとでは印象がかなり違います。何かに没頭しているときは、皆いい顔をしているものです。自分で鏡を見るときとは、没頭している自分ではないですから、あまりいい顔をしていません。あるいは、人を憎んだり嫉妬したり、よくない心埋状態のときも、その表情が必ず顔に出ます。

誰でも年齢相応の「いい顔」になりたいと思っています。しかし、なかなか思い通りにはなれません。そこで勧めたいのは「大いに遊ぶ」ことです。ここで遊ぶというのは何も「飲む、打つ、買う」のような遊びだけではありません。人生のあらゆる営みを遊び心をもって臨むということです。

もちろん「飲む、打つ、買う」でもいいです。若いときからこの三つの遊びに、徹底して励んできた人を知っていますが、彼は仕事も人並み以上にできますし、なかなかの人格者です。そして昧のある「いい顔」をしています。仕事は、男の中身づくりに貢献しますが、奥行きを創りたいのであれば、とにかく遊ぶことです。遊び心のない人間は、例え人格者であっても薄っぺらいと感じるのは私だけでしょうか。