ことのは

初めに言葉があった。言葉は神とともにあった。言葉は神であった。と、ヨハネは言う。まことに、言葉とは不可思議なものである。

瓶の蓋

2018-01-22 10:28:03 | 日記・エッセイ・コラム
韓国人が哀れである。
と言ったのだが、これは彼の国民性である。
勿論国民性だけではない。
その国民性を利用されたのである。
だから、なお哀れなのです。
・・・・・
慰安婦問題など戦前・戦中・戦後一貫して無かったのである。
それは厳とした事実です。
社会世相を写し出しているであろう往時の新聞を見れば分かることだ。
それが持ち出されたのは、戦後幾十年も経た後である。
しかも韓国が持ち出したのではない。
日本の新聞が持ち出したのだ。
これは国民皆知っていることで、言わずもがなである。
これに韓国が食いついた。
政治的立場が有利になるとともに、
精神的に上位に立てる材料だから。
さりながら、当初はかなり及び腰であった。
現実を知る者がまだ多く存在していたから。
それを日本のメディアが無理に押し込んだ。
さらに一部政治家も乗ってしまった。
見えない所で大きな政治的力が働いたのか。
・・・・・
書店を覗いていると、
慰安婦問題の真犯人は国連だ、という本があった。
目次を見ていてのことだが、表題は覚えていない。
私は国連の方が利用されているのだと思っていた。
でもである。
その本の言い分の方が余程事態を呑み込める。
国連が韓国や日本のリベラルを動かしているとの方が。
この場合の国連とは組織自体ではない。
国連とは本当は戦勝国連合と謂い、戦後体制そのものである。
だからである。
シナがこの慰安婦問題に手を出してきたのは。
しかも裏ではシナの方が積極的なようだ。
これで大いに合点がいく。
もともとは南京問題がシナの担当だった。
それが確たる証などある筈もなく、雲行きが怪しくなってきた。
ぼそぼそと言ってはいるが。
成程シナ人には少しは自尊心があるようで、
少しだが方向を変えてきた。
・・・・・
一番の問題は日本である。
日本のリベラルが問題なのである。
特にメディアと教育関係に深く食い込んでいる。
それでも内容が中立ならいい。
リベラルは本来中立を目指していた筈だから。
それが徹底的な反日である。
現下のリベラルは最早リベラルの名に値しない。
それが明白になってしまった。
余裕がある時は、何とか中立を装っていたのだが。
それができなくなったのだ。
その顕われがモリカケ騒動である。
残念なことに、この期に及んでも騙されている国民がいる。
それだけ瓶の蓋が堅いのだ。
でももう開けなければならない。
自虐史観から目覚めよう。
かく言うは戦争をする為ではない。
戦争をしない為である。
・・・・・
日本のリベラルだけが問題なのではない。
おそらく世界中でである。
今般それが明白になった。
アメリカでトランプ大統領が誕生したからだ。
アメリカのリベラル・メディアのうろたえようは尋常ではない。
聞くところによると、その教育も徹底した反米教育らしい。
そこは日本と同様だ。
アメリカはまったき戦勝国である。
そのアメリカでさえである。
ということは、国連とは単に戦勝国というだけではなく、
グローバリゼイションの牙城だということだ。
アメリカはその力をこれまで利用されてきた。
それが限界にきて、壊れ始めている。
だからこその、アメリカ・ファーストなのだ。
トランプはアメリカを取り戻そうとしている。
日本を取り戻そうと言った安倍首相とそこは同じである。
ともに瓶の蓋を開けようとしている。
立ち位置は違うが。