goo blog サービス終了のお知らせ 

ことのは

初めに言葉があった。言葉は神とともにあった。言葉は神であった。と、ヨハネは言う。まことに、言葉とは不可思議なものである。

偽りの世界

2015-09-15 14:19:46 | 日記・エッセイ・コラム
この世界は神が創った。
聖書にはそう記されている。
暗闇の中、「光あれ」の言葉で先ず光が現れた。
そして昼と夜があった。
次に天空を。
次に大地と海を。
次に太陽や月ならびに星々を。
次に魚と鳥を。
次に獣さらに最後に人を。
そして休息。
なのであるが、
ではどういう方途でこの世界を創ったのか。
言葉である。
それは神の言葉である。
・・・・・
だからヨハネは言った。
「初めに言葉があった、言葉は神とともにあった、言葉は神であった」と。
言葉は真実(世界)の種である。
言葉は真実(世界)そのものである。
人はその真実の楽園にいた。
しかし禁を犯してしまった。
食べてはいけないものを食べてしまったのだ。
智慧の実とも言われるものである。
智慧とは言葉であろうか。
言葉を得て神に成ろうとでもしたのか。
そんなつもりではなかっただろう。
さりながら結果として、
神の怒りに触れ楽園を追われた。
それが人が背負った原罪である。
・・・・・
人にとって言葉は罪である。
就中、言葉を弄ぶのは最大の罪である。
神の言葉は真実であるが、
人の言葉は真実を語らない、
最後は必ず嘘になる。
だから気を付けよう。
真実を語ろうとするな。
ただ思いだけを伝えよう。
それも控えめに。
しかるに、聖書を聖典としている筈の欧米が言葉を弄する。
必要以上に言葉を弄する。
今、リベラルというのがそれである。
・・・・・
質の悪いのは何もリベラルだけではない。
近隣に、もっと質の悪いのがいる。
思いは人それぞれで良いのだが、
あからさまに嘘を言うのである。
情けない限りである。
さらに、もっと情けないことがある。
何のことはない、日本にもいるのだ。
さらに輪をかけたような輩が。
他所のことばかりは言えないのである。