パワーのOPTのFM‐45P‐5kを色々な使い方で測定してみた。
ダミー低航を8Ω・6Ωとし、二次側タップを4Ω・6Ω・8Ωとした場合の歪率とゲインを測定してみた。Voutは3%歪の時の出力Wから電圧を計算したもの。
確認になるが、ゲインは負荷が6Ωの場合、タップは6Ωが良い。
負荷が8Ωの場合、タップは8Ωが良い。これは当たり前、と言えそうで安心。
そしてゲインと歪は負荷が6Ωと8Ω両方で、6Ωより8Ωの方が良い。
ただし、一歩引いて眺めると、スピーカーが6Ωでも8Ωでもトランス二次側タップは6Ωでも8Ωでも大差ない。
4Ωの場合だけすこし悪くなる。
測定結果だけ見ると、このトランスは8Ωのスピーカー向けと思われる。
が、6Ωとの差はゲインは1.3dB、歪で約4W。
これは大きな差に思えるが、音量を上げないとそんなに違わないかもしれない。
測定してみると「当たり前」な結果だが、「差」が判らなかった測定前は気になって仕方なかった。
気にするほどのことではない・・・なるほどね、そういうことか。
20230925
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