analog player & Vacuum valve amplifier (Electron Tube Amp)

こちらの記事は製作・修理・改造を推奨するものではありません。
故障・事故等が起きても当方責任は負いかねます。

差動増幅プリを5687で その4 鳴らす

2022-11-09 00:05:32 | CfD‐8 (差動)

それでは鳴らしてみる。

高域も低域もないフルレンジのような音・・・

おっとボーズの161で音出し試験をしたままだった。

DS‐3000でも鳴らしてみた。

基本的に6DJ8に似てるかな。

CD一枚ほどで落ち着いたかな。

6DJ8はシュワー

5687は身の詰まったほの暗い感じ。

KT88と6CA7の音色の違いのような気がする。

この音ならLT431の音が気にならないな。

 

 

 

実はこの改造をしてる最中、ヤマハのAX‐1200のスピーカー出力を真空管パワーにつないで鳴らしてた。

低域が雄大で心地よい。

その後AX‐1200の代わりに差動増幅をつなぐと中域がクリアになる。

断然こちらだが、たまに雄大な低域も聴きたくなるな。

 

 

それからトランジスタっぽいつるんとした感じは全く気にならなくなった。

球と石どちら?というと石に近い音色だが、いやな感じが全くない。

マイナス電源のダイオードがそんなに効いてたのか?

真空管アンプの音色はカップリングコンデンサーだ。

出力トランスの影響は全く感じられない。

・・・ではパワーアンプも差動にしたらどんな音になる?

 

 

もう一つ、音出ししてて左側の音がだんだん小さくなっていった。

最初パワー電源投入で「ぱき」と音がしたから見たら初段のU7に閃光が走った。

おっと、と思ったがその後は発生しない。

パワー単体でサイン波を入れてみたが、問題ない。

その後は不具合が出なかった。

ピンケーブルの接触不良かも。

 

 

低域のF特は少し改善したが、思ったほど音は変わらない。

音量を上げてみたらどうか。これは後日やってみる。

時定数か?っと思ったが、コンデンサー無いし。

この辺は今後の検討課題だな。

 

 

差動増幅はフルレンジの音。

これってDS‐3000のワイドレンジを殺してねか?

これが差動増幅の不安な点だ。

中音はいいのに。

 

20221106

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3 コメント

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Unknown (ED)
2022-11-09 22:30:45
C電源無しの5687差動回路は、上手く動作したようで良かったですね。

低音の量感を気にされていますが、パワーアンプのほうがボトルネックになっているような気がします。

電源に余裕があるようなら、出力管を6550系に変えてみてはいかがでしょうか。

拙宅のトランス出力6DJ8差動プリとKT150-PPの音を、WANKOさんという方が録音したものがあります。

よろしかったら、ヘッドホン等で聴いてみてください。

hxxps://www.youtube.com/watch?v=amqhCBbx2gQ

窓を閉め忘れたためセミの鳴声が盛大に入っていますが、低音の量感や質感は聴き取れると思います。

録音機はZOOM Q3で、50Hz以下は録音出来ていないようです。
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低域について (soruboseinn)
2022-11-12 04:45:00
遅くなりました。

低域の問題についてはパワーアンプが原因というのはあると思います。

個人的に入力トランスの影響が特に大きいと思います。

EL34については以前ムラード型の回路にしたときによかった低音の実績があるのでそこまでは出したいな、という希望があります。

それと12AU7-5687の時にもう少しよかったなということもありそれに向けてやっている、ということもあります。

この後NP‐126を10kΩで使ったところ低域が改善されたようです。もう少し様子を見てるところです。
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ATC(6DJ8) (soruboseinn)
2022-11-12 04:46:00
youtube拝聴いたしました。

6DJ8でここまで低音が出るのですね。いま差動プリを5687でやってますが私の6DJ8はおかしかったのだと思ってます。

セミの鳴声はわからなかったです。クマゼミだとしたら聞いたことがないので・・・。

ATCを聴けたのは収穫でした。

いつもありがとうございます。
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