LCRを組み直す。その前に#7typeをもう一度聴く。あれほど良く聴こえたものがなんかツマラナイ。SHUREⅤの出方に似てる。空間にわっ、と広がる。ピアノの音色はシンセの様。なんか作りっぽい。機器の試聴評価は聴いて、一晩考える。一晩過ぎても良い物は良いが、評価が変わることがある。LCRはMCの様に中心から音が出てくるが、あまり広がらない。エネルギーとしては#7が音場に、LCRは音像にそれぞれ使った感じがある。エネルギーロスはどちらも感じない。音色はLCR。
このフォノイコは、故上杉氏が#7の回路をアレンジしたもの。管球王国にTAE-3で発表済。LCRを組む前はこれをしばらく使っていた。包みこまれるような広がり感が良かった。ゲインも私のシステムに合っていた。多少音色が薄くまぶしい感じである。なるほど世の「マランツセブン」の高評価が納得できる。
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