最近とみにこの人の春の祭典を聴く。
このCDはGoldCDで、録音が素晴らしい。最初の出だしの音量が小さいので不安に思うが、強奏になった時、爆発的な音量を出す。しかもノイズも小さい。
シャイーは「つまらい」と思っていたが、最近は全然違う。アンプが変わると曲の評価も変わってしまう。まあ、私の場合たいていは良い方向に行く。
一言、「完璧」。
ミス・ズレなど無い。それを詰まらない、と思ってたが、最近はスリリングな演奏に思う。全体に金管を前に出さない演奏も好みである。
比べるのもアレだが、フルトウェングラーとは真逆。
このCDしか持ってないのでこの人の演奏スタイルが良く見えてないのもあるが、良く分からない。
きっとコンクールでは高得点なかんじか。
春の祭典という曲だが、この曲のイメージが「怖い」だ。プレッシャーのような、迫りくる何か、という感じ。何が祭典なんだろう?よくわからない。同じ怖いでもベルリオーズの幻想が有るが、あちらは怨念っぽい。多分に映画の影響だと思う。
20200520
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