ちと思いつくところが有り、フォノイコの回路図を眺めている。
全電流は30mA以下。
こいつの電源トランスはだいぶ前にPMC‐35HGをPMC‐55HGに換装した。当時は気持ちがいっぱいいっぱいで組み立て・調整をしてた(これならどうだ?ん~だめか?息苦しい感じ?)。
それが今なら余裕をもって見れる。
中間の12AU7の電流が結構流れてるな、とか。
少し前はこの電流も大きいか小さいか全く見当がつかないで(ヤミクモに)見ていた。
いまならこのフォノイコもPMC‐35HGでも行けんじゃね?確かチョークインプットにして電圧が取れなくなって交換したんじゃなかったか?
この電源トランスをプリのと交換して、プリの出力段にもっと電流を流してみようか。
プリの出力管5687は今は15mAくらいだが、20mA近く流し、ブリーダー電流ももう少し増やしてやる。
初段を三極管接続にするというアドバイスを貰ったが、試すのはもう少し後かな。このフォノイコはまだ確認することが有る。
※ 同じ回路のアンプを作る場合は全て自己責任の上、製作くださるようお願いいたします。投稿者としての責任は一切持ちません。
この回路はMJ誌の物を参考にしたが、色々考えさせられる。
インピーダンスを下げる中段のU7の動作点と段間トランスの関係とNFB。これでF特が決まる。
一時期プッシュプルのLCRフォノイコにしたかった。プリもパワーもプッシュプルなので、フォノもプッシュプルにしないと勿体ない、と言うのを読んだことが有る。
しかしプッシュプルと言うのは結構問題ある。プッシュとプルのバランスを取るのが大変。
そういう意味ではシングルが良い。特に小信号の増幅なのでプッシュプルは不利なのではないか?
それからこの回路は終段がSRPPなのでカソードフォロワーになり、あまり好きではない。
よく見ると段間トランスの入側のでカップコンデンサー、これってクラーフ結合になってるんじゃないの?(誤解です)
・・・けど音は良いんだよな。
20210310
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