analog player & Vacuum valve amplifier (Electron Tube Amp)

こちらの記事は製作・修理・改造を推奨するものではありません。
故障・事故等が起きても当方責任は負いかねます。

真打登場

2017-02-16 02:09:37 | MfD‐3 (ラジ技誌PP)

それではAX-1200から自作TAC-1イミテーションへプリを替えてみる。夜中なのであまり音量を上げれないが。

これだこれ。やはり真空管同士だと中音がクリアになる。低音が幾分軽いが以前とは違う。ちゃんと出てる。

まあ、静的な音としてこう言う鳴らし方がが有る。どこまでもクリアに繊細に。ただしこれをやると躍動感が無くなると思う。エネルギー感も。スピーカーが余裕ですって感じ。もっとエネルギーをぶっこんでスピーカーをキリキリ鳴らしたい。

しかしまだ序の口だが鳴り方が変わったかもしれない。バックで演奏してるギターがコニョコニョ聴こえるようになった。いや、待て。なんだこの鳴り方は。一音一音がこちらに伸びてくる。若干エネルギー感が乗った。

これはセッティングが落ち着いてきたこともあると思う。完全に落ち着くのは2年はかかると思っている。それにまして、真空管の動作点がかみ合ってきたのかもしれない。最初入力トランスをTF-3で組み、その後モノは試しでA-8713にしたらいい感触を得た。その時は確か電圧増幅段の6SL7のプレート電圧が低く、電圧を合わせたらプレート抵抗の値を間違えた。それを合わせたのが今回でようやく本来の動作点になったのではないか。音量も心なしか増えた(ヴォリュームノブの位置が若干下がった)気がする。あと響きも変わった。今までは大げさに鳴らしてたかもしれないという気になるほどしっかり鳴る。心地よさと云ったら前の響きだが、今は「これが本物の響き」という感じだ。ただ、定位はまだかもしれない。各楽器がゴチャッとしてる感じ。まあ、これはアンプが温まってないからとも思う。

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