1週間前に急性腎盂腎炎で入院した84歳は左尿管結石があった。受診時に血圧が80mmHg台だったが、点滴を始めるとすぐに血圧が120台になったので、脱水症のためかと思ったが(腎前性腎不全あり)、時間外になって血圧が80mmHg台で推移した。
補液の増量でしのいでいたが、尿路閉塞を伴う尿路感染症なので早目に(処置のできる)泌尿器科へ紹介すべきだった。幸いに週末から血圧は140~150台と回復した。CTを再検したが、同じ位置にあって排石されていなかった。血液培養2セットと尿培養で同じ菌が検出されていた。解熱して、炎症反応上昇と尿検査の細菌尿(3+からーへ)は軽快していた。
非常勤で来ている泌尿器科医に相談したが、大きさ的には自然排石を待つくらいだが、敗血症性ショックの陥った原因なので、早急に摘出の処置をということだった。基幹病院の泌尿器科に依頼すると、快く受けてくれて、今日転院となった。血圧が下がった時にすぐに頼めばよかった。処置後は当院に戻って、経過をみる予定だ。先週末に口唇ヘルペスが出て、今週は痂皮になったが、ひどい顔になっていた。
医師会報の原稿を依頼されているので、風邪の話を書くことにした(総説ではなくて単なるエッセイ)。岸田直樹先生の「誰も教えてくれなかった風邪の診かた」など、これまで購入した風邪本をざっと読み返す。週末の忘年会での挨拶(職員親睦会の係り)を頼まれている。昨年は話を聞いて元気が出たと評判?だったので、今年も元気になる話をしたい(ちょっとウケたいということ)。