読書日和

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参議院選挙2016 野党共闘への有権者の答え

2016-07-11 00:19:30 | ウェブ日記
本日投票日を迎えた参議院選挙2016。
開票が始まった20時になってすぐ「参院選 自民・公明で改選議席の過半数が確実な情勢」とNHKのニュース速報メールが来ました。
この時点で安倍晋三首相率いる現政権の勝利が確定しました。
これでより一層強固な政権基盤となります。
安倍晋三首相はこれで大規模国政選挙四連勝となりました。
かつての挫折が今の強さにつながっています。

また、テレビと新聞のマスコミが「改憲勢力」と称した自民党、公明党、大阪維新の会、日本の心を大切にする党などの合計の獲得議席を合わせると、非改選の議席と合わせて参議院全体の3分の2を超える情勢のようです。
憲法改正の発議に必要な議席数を満たすことになります。
ただしマスコミは改憲勢力と言っていますが、公明党の場合は憲法改正には消極的な党で、現行憲法を良いものとした上で時代の変化によって足りなくなったものを付け加える「加憲」を主張している政党です。
なので実際にはすぐに憲法改正の発議をするのは公明党が難色を示すのが確実であり無理です。
ただし反対しか言わず全く議論ができない民進党、共産党、社民党、生活の党と山本太郎となかまたちとは違い、議論ができる政党ではあります。
これについては今後の憲法改正の展望を改めて記事にしたいと思います。

そして民進党、共産党、社民党、生活の党と山本太郎となかまたちによる野党共闘は惨敗という結果になりました。
特に注目されていたのは野党第一党である民進党が日本共産党と共闘したことでした。
選挙結果を見ると民進党は共闘の甲斐なく大幅に議席を減らしていて、やはりいくら何でも日本共産党と共闘するのはまずかったということです。
日本共産党は反社会的な組織や団体を監視する公安調査庁の監視対象になっています。
つまり何をするか分からない反社会的で危険な組織と見なされているということです。
党の綱領を見ても日米安保条約の破棄、自衛隊の解散、天皇制への反対など、主張している内容が完全に反日思想剥き出しの「極左」です。
ちなみに天皇制という言葉は一般人はまず使わず、日本共産党や反天連(反天皇制運動連絡会)など、天皇陛下を忌々しく思う極左勢力が好んで使う言葉です。
日米安保条約の破棄で在日アメリカ軍を追い出し日本の抑止力を大幅に低下させ、自衛隊の解散で日本を中国のような国の侵略から国家国民を守れないようにし、さらには天皇制反対によって皇室を解体し、その先に待つのは国家壊滅です。
傘下には民青同(日本民主青年同盟)のような極左過激派暴力集団もいて、公安調査庁の監視対象になるのも納得の凄まじさです。
選挙のためならこのような公安調査庁に監視される極左危険政党とも組むというやり方を有権者はあまり支持しませんでした。
民進党は自民党の批判ばかりしているのではなく、なぜ自分達が支持されないのか真剣に考えたほうが良いと思います。

戦後初めて憲法改正に積極的もしくは議論の余地のある政党の議席数が衆議院でも参議院でも全体の3分の2を越える情勢になったことで、今後の国会がかなり興味深くなってきました。
すぐには無理ですがぜひ安倍晋三首相に憲法改正の発議を成し遂げてほしいです。
国民投票の機会を作ってほしいです。
コメント
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