読書日和

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瓦礫の受け入れについて

2012-03-12 22:00:22 | ウェブ日記
東日本大震災から1年を迎えた昨日、「野田総理が全国47都道府県に瓦礫(がれき)の受け入れを要請した」というニュースがありました。
今なお被災地にはたくさんの瓦礫があります。
福島原発の影響もあり、瓦礫の処理はなかなか進まないのが現状のようです。
そこで今回は震災からの復興を考える一環で、「瓦礫の受け入れ」について考えてみたいと思います。

まず私は東京都民です。
そして東京都の長である石原慎太郎東京都知事は瓦礫の受け入れに賛成する考えを示しています。
私としても、瓦礫の受け入れには賛成の立場です。
懸念される放射能については、事前に数値を明確にして、それが問題ない値なら受け入れるという形にすれば良いのではと思います。

この瓦礫の受け入れの問題、当然ながら反対の声も聞かれます。
これは放射能への心配を考えれば仕方のないことだとは思います。
ただ、「頑張ろう東北」と言っておきながら瓦礫の受け入れには協力しないというのはおかしくないですか?
瓦礫はそのまま東北に置いておけとでも言うのでしょうか?
それでは復興が進みません。
どう考えても全国で分担して処理を進めていったほうが復興の手助けになると思います。

ちなみにツイッターでも瓦礫の受け入れについては賛成、反対の意見が飛び交っていて、上記のような受け入れ賛成の意見をツイートするとすかさず反対派が絡んでくるといったこともあるようです。
私も以前、瓦礫の受け入れの件ではなかったと思いますが、原発問題に関することで何かツイートしたらすかさず妙な人が絡んできたことがあります。
おそらく反原発の強硬派の方だと思います。
で、その人が絡んできたので私が返信したら、その人は二言目にこう言ってきました。
「あなたの言葉で傷付く人がいます」
私は特に乱暴な言葉を使ったわけでもないのに、二言目にはこれ。
要するにこの人の考え方では、少しでも自分の意にそぐわないツイートをする人には「あなたの言葉で傷付く人が~」となるようです。
で、なぜこれを引用したかというと、強硬に瓦礫の受け入れに反対している人達の発言にそっくりそのまま、この言葉が当てはまるからです。
「あなたの言葉で傷付く人がいます」、まさにこれ。

「福島はもう福島じゃない、fukushimaだ」
「福島は終わった」
「今この瞬間も子供達が福島で犠牲になっています」
「瓦礫なんか絶対嫌!」

…勝手に終わらせてるんじゃないよ。勝手に犠牲者にしてるんじゃないよ。
どう考えてもこれ、福島の人達を傷付けまくっていると思いますよ。
私には福島在住のブログ友達がいるだけに、こういった発言にはなおさら思うところがあります。

瓦礫から明らかに高い放射線値が出ているのならそれは当然受け入れ拒否となりますが、そうではないのにひたすら「放射線が~」と言って頑なに拒否するのはいかがなものかと思います。
瓦礫は撤去しないと、明らかに復興の妨げになります。
本気で被災地の復興を考えるのなら瓦礫は受け入れるべきだと私は思います。
コメント
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