さんちゃんの映画日記 since2005

さんちゃんが見たという映画を斬りまくるブログ
<05年以前を復元!!14年以降旧作は各年に>

36 2006.11.18 父親たちの星条旗 (チネチッタ チネ5)

2006-11-20 13:04:23 | 映画日記2006
戦争映画と言うよりはヒューマンドラマと言った方がいいだろう。
硫黄島にアメリカ軍が掲げた国旗。その国旗を掲げた若者が、その後、英雄扱いされ、そのプレッシャーの中で3人が葛藤を繰り広げる。
まぁ、ベースがベースなんで戦闘シーンが多い。目もそむけたなるシーンもある。そして、味方の戦闘機の発砲でやられてしまうシーンなど、戦争の不条理さなども描かれている。6人の若者が立てた国旗。生き残ったのは3人。その状況の違いも残った3人の心に響く。
なかなか日本人の感覚では、違うなぁ~と思う部分もあるが、仲間への思いや、そんな状況も知るよしもない周りの人間、命の大切さ、世の中の人の思い・感じ方・・・いろんな想いが映画にこめられている。イーストウッドはいい監督になったな。

見る価値はあるが、もう一作を見ないと完結とは言いたくないな。

さんちゃん評価:4点(この1作でちゃんと完結してます。)

35 2006.11.18 7月24日通りのクリスマス (チネチッタ チネ10)

2006-11-20 12:27:58 | 映画日記2006
ダメダメ女を描いたラブコメディ。
でもなぁ~、そもそも中谷美紀がダメダメになったって、全然ダメダメになってない。いや、逆に、どんどん綺麗になっていく設定だろうが、映画前半の中谷美紀の方が素朴でキュートに感じる。で、それにも増して上野樹里もダメダメな設定だが、全然ダメダメに思えない。この映画の根幹から無茶がある。
そんな中でマイペースな大沢たかお。そんな対比が面白いかも。

ま、映画自身も言い訳してたが、「たまにはお茶漬けも欲しいのよ」って感じで。

さんちゃん評価:3点(気楽に笑ってくださいませ)