さんちゃんの映画日記 since2005

さんちゃんが見たという映画を斬りまくるブログ
<05年以前を復元!!14年以降旧作は各年に>

33 2006.11.04 ただ、君を愛してる

2006-11-05 04:30:09 | 映画日記2006
どこにでもある、恋愛ストーリーを玉木宏を宮崎あおいが演じている。宮崎あおいの魅力が満載だ。宮崎あおいファンにはたまらないだろう。

この映画の最大魅力は『写真』だ。前半は撮るシーンが多いが、映画後半、それもオチの部分に効果的に『写真』を使っている。もともと、彼女はカメラも扱えない女の子だったが、彼に近づくため、彼と一緒になるためにカメラを扱えるようになっていく。で、思い出が欲しかったのか、彼とのキスシーンが・・・

「生涯ただ一度のキス、ただ一度の恋」

その意味を映画館で確かめて欲しい。そして、しーちゃんの、

「私、私に生まれてきて良かった。他の誰でもない、私に生まれてきて良かった。」

と言うしーちゃんに触れてもらいたいな。
大人になった彼女のセルフポートレイトが、何も語らないことで、いろんな気持ちが沸いてくるかな。

この映画もオススメ!!!

さんちゃん評価:5点(泣きたい人は是非!)

32 2006.11.04 トンマッコルへようこそ (チネチッタ チネ2)

2006-11-05 04:12:48 | 映画日記2006
よくありそうな、戦争中に敵味方が入り乱れて、一時の幸福感を味わうと言ういかにもの映画である。
しかし最初は、なかなか近寄れないくて一触即発ムードで、とある出来事から距離感も無くなり、幸せな時が流れていく・・・

しっかし、かなり笑いが多いのよね。それもかなり面白い。いいところ付いた笑いが、なおのこと、幸せな日々が意味あるものに思える。
しかし、ちょっとバラすと『スウィングガールズ』をパクってる。
が、面白さから差し引いても、全然あまりのあるくらいだ。

映画後半、南北連合軍となった彼らは、連合国軍と最後の闘いに行く・・・。もう涙が止まらない。行き過ぎ感もあるが、かなりいい場面である。そして・・・その先は皆さんの目で確認して欲しい。

絶対に見て損はしない。テレビでおすぎが「いい」って言ってる割りには、良く出来た作品だな。

さんちゃん評価:5点(悲しい場面では泣こう!)

31 2006.11.03 ゆれる (109シネマズ川崎シアター2)

2006-11-05 03:31:34 | 映画日記2006
オダギリジョー、香川照之が兄弟となってとある事件(事故)にさいなまれてしまい、微妙な裁判等で人間模様が垣間見れるドラマとなってる。

自分自身も男兄弟の次男坊なので、この映画のオダギリジョーの立場が若干わかったりもする。兄貴の「お前は自由でいいなぁ~」と言う台詞、自由か自由でないかなんか比較なんか出来ない上に、不自由だと思っている人生は、自分が選択したんじゃないかと、次男坊は思ったりする。

とある事件・・・もしもその場に自分が居たとしたら・・・、兄が嫌いになったら・・・いろんな場面を自分に当てはめてみると、ひょっとしたら、オダギリジョーと同じ事をしてたかもしれない・・・。それが次男坊の悲しいさだめなんだろうか・・・。

ま、男兄弟である人には、かなり共感持てる映画になっているような気がする。
逆に、女の子(姉妹の方の方がいいかな?)からみた感想を聞いてみたいな。

さんちゃん評価:4点(共感できるなぁ~)