湘南ライナー日記 SHONAN LINER NOTES

会社帰りの湘南ライナーの中で書いていた日記を継続中

紙のハワイ

2010-11-22 22:06:09 | B食の道


先日、この方がプロデュースされた、御成通り脇の『デリシャス・オノリシャス』でランチ。
なんでも「Made in Hawaiiの味を直接味わえる場所」とのことで、ここに入ると突然すべてがハワイアンシステム。のんびり腰掛けていたら「こちらで注文をどうぞ」と促される(笑)。なるほど、セルフなんですね。
同僚が注文したのがカレーだったので「お水をください」とお願いしたら、「お水って…。あのーミネラルウォーターですが100円です」と答えが返ってきた。
なるほど、お店の方にとってはそれが当たり前になっているので何の違和感もなかったのだろうが、こっちはちょっとビックリ。

僕が頼んだのは「グリルドフィッシュ」(950円+100円でコーヒー)。今日は鯖。日本風にいえば「焼きさば定食」ってところだが、ソースがなかなかおいしい。大根おろしやマカダミアナッツが入っているらしい。
ようやくちょっとはハワイに馴染んできたぞ(笑)。
そういえば、バブっていたころに社員旅行で行ったハワイで、自転車を借りて出かけたローカルなお店で食べたプレートランチを思い出す。プレート上にごちゃまぜに盛られた洋食か和食か中華かわからないようなビジュアルが、いかにもハワイっぽくて大好きになったのだ。
ここのランチは、そのプレートのお上品版。しっかり「Made in Hawaiiの味を直接味わえる場所」だった。
まぁ、ニッポンの正しい定食屋さんであれば、味噌汁もお新香も付いて、あぁそれからお水かお茶も飲み放題で(笑)680円だろうが、ここはハワイであるから950円でいいのだ。

雰囲気も、味もよかったんだけど、めちゃめちゃツラかったのが、ご覧のようにナイフとフォークとスプーンが紙製だったこと(もちろんお皿もなんだけどね)。使いこなすのが難しい。どうも力がうまく伝わらない。もどかしい。しかも、変に力んでしまい、またまたヒジ痛も復活(笑)。
あの時ハワイではプレートもナイフやフォークも紙ではなかったように記憶しているが、今はこうしたディスポーザブルタイプが主流なのかな。なんとなくリユースできる普通の食器を使用したほうが、ナチュラルなイメージに合うような気がするのは僕だけだろうか。

さて、空になったコーヒーカップをカウンターまで持っていこうとすると、スタッフの方に恐縮されてしまい、結局最後までハワイには馴染めなかったのである。


大仏大混雑

2010-11-21 22:43:28 | ぶらかま


「鎌倉から乗った江ノ電の中で、みんながオバマだ、オバマッチャアイスだって話していたから、もしかしたらみんな長谷駅で降りるんじゃないかって心配してたら、ほんとにみんな降りたんですよ(笑)」
観光客の一人がそう話してくれた。

秋の行楽日和、しかも日曜でただでさえ混みあう鎌倉が、先週のオバマさん効果でさらに人を呼んだようだ。
その江ノ電も「途中駅混雑の影響で遅延」とアナウンスされるほど。
そう、自分史上最高の鎌倉の混雑を目撃した。とにかくスゴイ人出で、この中で仕事をする身としては嬉しかったり辛かったり(笑)。
いずれにしても、この混雑、そして観光客のみなさんの笑顔を見ていると、不景気なんて微塵も感じないんだけどね。

すてきなコメントが出てました。

1位と18位の差

2010-11-20 19:46:43 | 湘南ベルマーレ


踏んだり蹴ったり、泣きっ面に蜂…
先週、J2降格。今日は目の前でJ1優勝を決められて。
いやいや、それもこれも自分たちで招いた結果ではあるのだけれど。

ゲームは良かった。わくわくする場面も多く、なんてったってシュートが名古屋の倍以上!
しかも、阿部選手の弾丸ライナー、寺川選手の狙いすましたループ、そして古林選手の角度のない所からのキレのあるシュート。決まっていてもいい惜しいシーンが幾度も訪れた。
ところが、それを決めさせず、しかも逆に数少ないチャンスをガツンと決めてしまうのが常勝チームなのだ。今日も、この小さいようで実はとんでもなく大きな差を、しっかり味わうことになってしまった。

名古屋グランパスのみなさん、優勝おめでとうございます。
このピッチでも、まさに妖精のように舞っていたあのストイコビッチ選手が監督となって悲願達成。Jリーグの歴史や成長までも見せてくれるような素晴らしいチャンピオンである。

「帰って来い!帰って来い!帰って来い!」
エールも嬉しかった。
ちゃんと足元を固めて必ず帰ります。

まだまだ盛り上がっているアウエーゴール裏を自転車をこぎながら見上げる。そこには、いよいよ来週稼動する大型ビジョンの足場も取れ、今までになかった景色が空をバックに浮かび上がっていた。
J1最後のゲームには、必ず勝利のダンスを映し出そう。
そして17位になろう!

さて、明日も小田原で名古屋と対戦!
連勝の勢いをかって、ぜひもうひとつのチャンピオンチームを破ってほしい!
なのに、残念ながら明日は仕事だ。
リカルジーニョ選手も見たかったなぁ。


この電光バナーボードも、「DIVISON1」の文字も、しばらくお別れ。


地上波での中継だからかと思っていたら、そうかこの文字を映し出すためだったのか(笑)。大型ビジョンの代わりネ。


盛り上がる赤いスタンドをじっと見つめている人。


こちらは入場時のホーム側のゴール裏と空。


おっと、伊藤G Kコーチも、おめでとうございます!

いざコペペへ

2010-11-19 21:02:12 | あんな人こんな人


「今日は何やってんの?」
鎌倉駅前で仕事中の僕に声を掛ける女性あり。

グルメレポーターの迫文代さんである。

「ウチも厳しいのよ~」
と、自分で始めたお店のチラシを配っている。涙ぐましい。
「どんどん宣伝しといてよー」
しまいには、そのチラシを数枚わたされる(笑)。

なかなかお店の存在が周知されないのが悩みとのこと。
テレビで取り上げてもらえば話は早そうだが、
「電波を私物化してるみたいになるから、やりたくないのよ」

エライ!
大人としての分別がある。
応援したくなる(笑)。

というわけで、鎌倉へおいでの際はこちらをご参照の上、ぜひお寄りください。
ただ、リポート業が入るとお休みになってしまうので、せっかく行ったのに…というケースもあることを予めご承知おきください。僕が、そうでした(笑)。

「芸能人が鎌倉に出したお店」ではなく、
「鎌倉在住の芸能人がやってるお店」です。
味も、雰囲気も、マダムの人柄も保証します(笑)。

「今日もケーキ焼いて待ってるんだけどねー、なかなか来てくれないのよ~」
だそうですので、ぜひ!

写真は鎌倉文学館の庭に咲く「皇帝ダリア」。こんなの見たことないなぁ。ずいぶん高いところに見事に咲いている。今日の日記の内容とは直接関係ありませんが、迫さんの迫力が皇帝級とうことで(笑)。


こちらは今朝の富士山。南側斜面が雪を被った。

長崎は今日も完食だった

2010-11-18 21:34:15 | B食の道


なんだろう、おいしいだけではない、長崎ちゃんぽんには、僕を引きつける何かがある。
とはいっても、本場長崎で食べた経験はなく、もっぱらチェーンの『リンガーハット』のちゃんぽんのことなんだけどね(笑)。

若い頃から食ってますね。子供連れでもファミレス代わりにちょいちょい行ってたし。最近も、お昼に利用している(笑)。
やっぱり、野菜でしょう。
野菜が山盛りで、ラーメンより体にいい気がする(個人的な感想です)。
いや、これ食ってればゼッタイに健康的な生活が送れる気がする(個人的な思い込みです)。
だから、つい足を運んでしまう。

いや、それだけではない。現在麺増量無料キャンペーン実施中で「1.5倍、2倍がお選びいただけます」という。麺の山盛りの上に、野菜の山が築かれるのだ。
さすがに2倍は、午後の仕事にも支障を来すので、いつも1.5倍でお願いしている。
でも、これで500円ポッキリなんだから驚く。うれしい。

ただ困るのは、スープ。濁っているので、水面下の様子がわからない。
残り少なくなっても、実はまだ野菜の切れ端やモヤシ、コーン粒などが沈んでいる可能性が高い。この感じ、わかりますか?食べたことのある人なら、きっとわかりますよね。けっこう出てくる。
気がつくと、箸とレンゲを駆使して、ひたすら捜索している(笑)。
ところが、やってもやっても意外に出てくる。出てくるので、仕方なくレンゲでスープをすくっては飲みつつ、さらに捜索を続ける。

ん~、どうやらこの最後に残された作業に、僕はひかれているのかもしれない。

そうしているうちに、結局やっぱり丼はカラになってしまうのだ。
せっかく野菜をいっぱいとって体にいいと思ったのにね。


昭和新興小学校

2010-11-17 21:33:08 | あんな話こんな話


せっかく清水まで行ったので、さくらももこさんが通った小学校あたりを見てきた。
つまり、『ちびまるこちゃん』の舞台ですね。
空き地ひとつのこさず、すべて家を建てちゃいました的な町だった。
とにかく住宅ばかりで、マンションみたいなものも見当たらない。
高い建物といえば、それこそ小学校ぐらいだ。
都会でも田舎でもない、昭和のころの新興住宅地がそのままそこにあるといった印象。
そうか、だからこそ僕たちは、あのアニメの中に自分の子供時代を重ねて楽しむことができるのかもしれないな。
なんだか、それがよくわかった。

写真は「ちびまるこちゃんランド」で。


こちらが、ちびまるこちゃんの母校 清水入江小学校。
おぉ、あのおもしろキャラたちが続々出てきそう(笑)

小腹を感動で満たす

2010-11-16 21:10:03 | B食の道


清水戦のあと、午前中に廻れなかった『缶詰記念館』に寄ったり、エスパルスドリームプラザの『ちびまるこちゃんランド』をのぞいたりしてから駅に向かう(笑)。
東海道線の踏切に引っかかったときに、おぉそうだ、お昼を食べた富士の夜景はどうなっておるのかなどと欲が出て、また遠回り。
そんなこんなで、小腹がすいてきてしまった。
すると、路地でお昼に気になっていた『甘寅』というお店の灯りが僕に手招きをしたのだ(笑)。


洋食屋さんのメニューが中心だが、ラーメンや焼きそばもある。その中から小腹を満たすにはちょうどいいと「玉子入りやきそば」(400円)をオーダー。

これがヒット!
いや逆転のファインゴールか!

硬めの細麺が僕の好み。これに似た食感が嬉しい。小躍りしたくなった(笑)。
「これ、焼きそば用ですから」と店主に言われてかけてみたソースの辛さが目玉焼きのマイルドさと出会って、えもいわれぬ味わいである(個人の感想です)。

お店も、新しいのか古いのかよくわからないけれど何となく雰囲気がよくって嬉しくなってきた。つらいゲームのことなどすっかり忘れ、夢中で食べ続ける。
清水の焼きそばは、どこも硬めの細麺なのかなぁ。どこも専用ソースがあるのかなぁ。横田みたいに目玉焼きが載っているのかなぁ…。
とはいえ清水の焼きそば、恐るべし。

悔いが残るとすれば、大盛りにしなかったこと。
そして悲しいのは、次はいつ来れるのか皆目見当がつかないところである(笑)。

これはおまけ!


「パエー」って…

清水に富士がそびえ立つ

2010-11-15 22:37:28 | B食の道


午後2時キックオフだというのに、朝9時過ぎにはすでに清水の街を自転車で徘徊(笑)。
駅を中心に懐かしい雰囲気の町並みがかなり広がっていて、散チャリにはなかなかいい感じだ。
そんな中、清水銀座通りで異彩を放つ喫茶店を発見。
『洋菓子喫茶 富士』である。
なんだか頭でっかちの3階建て。どうしちゃったんですかね。
でも、横にまわると…。


この通り、実はどの商店も1階部分が歩道の分セットバックしている。昭和40年ころ、あちこちの商店街でアーケードを設けたり、こんなふうに1階部分を引っ込めて(上階部分をせり出して歩道の屋根とする)立て替えたりし活性化をはかったのだ。


聞けば、この『富士』も現在の建物になってから40年だというから、計算もぴったり合う。
ところが時代の趨勢で商店街や個人商店が衰退、『富士』の両脇にあったお店も取り壊され、この塔のような異様な光景が生まれたというわけだ。

お店自体の開業は80年前だというから、なんと昭和初期。清水の町のモダンな喫茶店だったのだろう。まるちゃんも友蔵じいさんと甘いものを食べに来たかな(笑)。
そんな伝統ある純喫茶でいただいたのは「ランチセット」の「ナポリタン」。サラダとドリンクが付いて750円だ。


かわいらしいお母さん二人がホール係のようだが、運んでくれたのはキッチン担当のお父さん。表にショーケースを出してケーキや和菓子も販売しているので、お母さんがそちらで対応していたためだ。
このショーケースも、昭和の香りが漂っていて懐かしいんだよね。

ところが、残念ながら「ナポリタン」は、それほど昭和昭和してはいなかった。タマネギが多めで味も悪くないが、ステンレス製のお皿に載っていてくれたら最高だったなぁ。


カウンターの中を覗いたら、コーヒーを濾す際に懐かしい黄金のやかんからお湯を注いでいた。歴史を感じるなあ。
禁煙でないところも、こんな雰囲気なら許そう。
一日も早く昭和遺産に認定して保存を!



素敵なレポートが出てました。