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熱中症予防のポイント!

2020-07-08 14:10:23 | 日記
熱中用予防のための新たな情報発信に関する検討について(環境・気象庁)資料より

熱中症について

現状
1.気温の上昇と熱中症の増加
   日本の夏(6~8月)の平均気温は100年あたり約1.1℃の割合で上昇
   近年、熱中症による死亡者数・緊急搬送人員数は年々増加傾向
   今後も気候変動等の影響により熱中症は増加すると考えられるため、
   適応の一環としても、対策を強化することが必要

2.現行の伝達手法
   環境省:暑さ指数(WBGT)
    全国840地点の予測・実況値を環境省Webサイトで公表
    毎夏提供機関内に3000万の
   気象庁:高温注意情報
    「最高気温」が概ね35℃以上の予想で関係機関へ配信
    前日は地方、当日は府県単位で配信

3.現行手法のメリット・デメリット

   暑さ指数
     メリット  熱中症の救急搬送人数と相関が高く、ISOで国際的に規格化されている
           各種団体等において、具体的な対策行動が示されている
     デメリット 国民の間の認知度が低い
           環境省のホームページで掲載しているが、プッシュ型の伝達経路がほとんど活用されていない

   高温注意情報
     メリット  基準が明確でわかりやすい
           自治体や報道機関への伝達経路が確立されており、一般まで広く情報を伝えられる
     デメリット 発表基準(最高気温35℃以上)が必ずしも熱中症の緊急搬送人数と相関していない
           具体的な対策行動とセットではないため活用しにくい
           発表回数が多く情報の重みが薄れてしまっている

今後

新たな情報発信~熱中症警戒アラーと(試行)
 環境省 「暑さ刺繍」の運用実績 各省・各種団体とのネットワーク
 気象庁 防災気象情報のノウハウ 確立された伝達経路

 熱中症警戒アラート(試行)
               熱中症リスクにきわめて高い気象条件が予測され、
               国民各層において適切な対応をとってほしい場合に、
               環境省及び気象庁から、疲労情報発信

今後のスケジュール
 今夏に、一部地域で先行実施しその後検証  7~10月
 令和3年 全国で本格実施


熱中症予防のポイント
 〇部屋の温度をこまめにチェック!
   (普段過ごす部屋には温度計を置くことをおお奨めします)
 〇室温28℃を目安に、エアコンや扇風機を上手に使いましょう
 〇のどが渇かなくてもこまめに水分補給!
 〇外出の際は体をしめつけない涼しい服装で、日よけ対策も! 
 〇無理をせず、適度に休憩を!
 〇日ごろから栄養バランスの良い食事と体力づくりを!


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「警戒アラート」というと小池都知事が新型コロナ感染予防対策のことが思い出される。
「熱中症警戒警報」ではだめなのだろうか?

以前暑さ指数を紹介したが
単位が℃と同じなので温度との区別がつきにくい
気温は度で指数は℃にするとか区別がはっきりつかないと
認知度を上げるためにも必要ではないかと思う。

新型コロナ禍においてマスクをしていると
熱中症になりやすいというが
厚労省のホームページではそのことについても情報を発信しているので参考にされたい。

蒸し暑いのは当たり前だが
「50年に一度の大雨」が毎年続いている(ニュースでの被災者のコメント)という。
熱中症予防だけでなく、気象に関することにも興味をもって
地球温暖化防止に努めていかなくては!

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