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食中毒に気をつけよう!~~~カンピロバクター(細菌)

2019-10-03 13:15:51 | 日記
内閣府食品安全委員会Eマガジン(2019年9月27日)より

カンピロバクター?

特徴
 哺乳類や鳥類の消化管等に広く分布する細菌
 特に鶏の保菌率は、他の動物と比べて非常に高くなっています。
 食中毒の原因となる主な種類は、カンピロバクター・ジェジュニとカンピロバクター・コリです。

 5~10%の酸素存在下でのみ増殖可能な細菌で、大気中では生存できません。
 乾燥や熱に弱く、また、生の鶏肉等の食材中で増殖することはほとんどありません。
 ただし、数百個程度の少量の最近で賞状を引き起こすことがあります。

症状
 汚染された食品を食べてから1~7日(平均3日)で、
 主に、下痢、腹痛、発熱等が認められ、多くは自然治癒します。
 予後は良好で、多くの場合は特別な治療を要しません。
 
 国内では、食中毒統計上、カンピロバクター食中毒による死亡例は報告がありません。
 (しかし、海外では、高齢者又は他疾患を併発しているもので致死となった事例が報告されています)

 なお、菌に感染した数週間後に、手足の筋肉が低下し、呼吸麻痺や顔面神経麻痺などを起こす
 ギラン・バレー症候群を発症することがあるという報告もあります。

原因となる食品
 食中毒の事例では不明の場合が多いのですが
 判明したケースのほとんどは、生もしくは加熱不十分の鶏肉や鶏内臓の料理が原因です。

 厚生労働省によれば、実際にも市販の鶏肉から高い割合でカンピロバクターが検出されています。
 (調査研究によって結果は異なりますが20~100%の割合で検出)

 このほか、生野菜などによる例もありますが、
 これらは調理過程等における生の鶏肉等からの二次汚染が原因と考えられます

予防策
 つけない
  手や調理器具等は、こまめにかつ十分に洗浄する
   食事や調理の前、調理中に生肉や生の魚介類を触った後、トイレの後は、必ず手を洗う。
   調理器具ン度は、熱湯で消毒して乾燥させるとより効果的。

  生の鶏肉等が、生食するものや調理済みの食品に触れないようにする
   まな板や包丁は、例えば生肉用と野菜用など、食材ごとに用意して使い分ける
   生の鶏肉等は洗わない
    (表面に付着しているカンピロバクターが水と一緒に周囲に飛び散り、他の食品や調理器具等を汚染するおそれがある)


 やっつける

  加熱可能なものは、十分に加熱う
   カンピロバクターは「中心温度75℃以上で1分間以上」加熱する。
   豚肉や鶏肉の場合であれば、調理品を切って、中心部の色の赤みがなくなっていることを確認する

  調理器具は煮沸や塩素で消毒する


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食欲の秋です!
おいしいものがいっぱい(#^.^#)

豚肉や鶏肉は扱いに気をつけて
十分に加熱して食べましょう!

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