農林水産省発行「aff]」12月号の特集「和食のこころ」より紹介します!
日本の暮らしの中には昔から「ハレの日」があります。
「ハレの日」に欠かせないのが「行事食」
例えば・・・正月にいただくおせち料理や雑煮
家族みんなでご馳走の卓を囲み、健康や幸せをや豊かな実りを願い自然への感謝と祈りを捧げます。
もちろん「ケ」と呼ばれる日常においても自然への畏敬の念を込め、
食事の前後に「いただきます」「ごちそうさま」という感謝のあいさつをします
平成27年度「食生活に関するアンケート調査」によると
和食を「教わった。受け継いだ」と答えた人は 3割弱
「教えている。伝えている」と答えた人は約1割
行事食を楽しみ、和食のすばらしさを次世代に伝えていきませんか!
〇人間の成長の節目となる「お食い初め」や「七五三」といった人生儀礼の日
「誕生」「お七夜」「初宮参り」「お食い初め」「初節句」「七五三」「十三参り」「成人式」
〇季節ごとの年中行事「正月」「節分」など
「正月」1月1日 幸せや豊作をもたらす「歳神様」を迎えるお祝いの行事。鏡餅をそなえ、「お節料理」や「雑煮」をいただきます
「鏡開き」1月11日 健康を祈り、お供えした鏡餅をおろし、「汁粉やぜんざい」にしていただきます
「小正月」1月15日 小豆粥をいただきます
「節分」2月3日 立春の前日。豆まきの「豆」には悪霊を退ける力があると考えられていました。「福豆」を歳の数だけ食べる
「初午」2月最初の午の日 稲の実りを約束してくれる神様。お稲荷様の祭りで、全国各地の稲荷神社で豊作や商売繁盛を祈願します。
「油揚げやいなり寿司」を備える風習もあります。
「彼岸・春分の日」3月21日ごろ 「春分の日」の前後7日間。墓参りや仏壇の掃除をして、仏前に「ぼたもち」などを備えます
「花見」桜開花のころ 桜は「日の神様が宿る木」その年の方策を願って宴を催したのが始まり。「花見団子」などをいただきます
「八十八夜」5月2日ごろ。立春から88日目。「新茶」の季節。新芽を積み、お茶にして一口飲むと病気にならないといわれました。
「土用の丑の日」7月20日ごろ 「土用」とは式の変わり目の18日間を指す言葉。年に4回あります。
夏バテ予防に「うなぎ」を食べる習慣が定着したため、夏の土用が最も有名になりました
「十五夜」旧暦8月15日 秋の収穫に感謝の気持ちを込めて。15個の丸い「月見団子」を備えます。
「彼岸・秋分の日」9月23日ごろ 「秋分の日」の前後7日間。ご先祖をしのび、感謝の祈りをささげます。「おはぎ」などを備えます
「十三夜」旧暦9月13日 「栗名月」「豆名月」ともよばれます。十五夜だけのお月見は「片月見」と呼び演技がよくないとされています。
13個の月見団子や栗ご飯をそなえます
「冬至」12月22日ごろ 冬至をすぎれば人々にも世紀が戻ると考えられ、小豆を加えた「かぼちゃの煮物」などで力をつけ、
柚子湯に入る風習があります
「大晦日」12月31日 正月の歳神様を迎える日。大晦日を「年越し」ともいいますが、もともとは正月の準備のこと。
家を掃除して清め、神様を迎える準備をします。「年越しそば」をいただきます
〇五節句
「人日の節句」1月7日 七種類の輪かなが入った「七草がゆ」を食べ、無病息災を願う行事。
「上巳の節句」3月3日 「桃の節句」「ひな祭り」としてしられています。邪気を祓う桃の花やひな人形を飾り、
「ちらし寿し」「はまぐりの潮汁」などで女の子の成長をいのります。
「端午の節句」5月5日 男の子の成長を祝う行事。菖蒲を魔除けにした中国の風習が元になっており、菖蒲湯に入るならわしがあります。
「柏もち」「ちまき」で祝います。
「七夕の節句」7月7日 豊作を祈る行事でもあり、天の川に見立てた「そうめん」を食べます。
「重陽の節句」9月9日 「菊の節句」ともいわれます。菊には強い香りがあるため、邪気を祓う力があり、さらには不老長寿の力を持つとされ
お酒に入れて「菊花酒」をいただきます。
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いかがでしたか。いくつ実践しているでしょうか。
時と共に変化するのも致し方がないとはいえ、願いは不朽なもの。
自然に対する感謝の気持ちを忘れず、季節を感じながら味わいたいものです。
4日後は大晦日。大掃除をすませ、歳神様を迎える準備をするとしましょうか!
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日本の暮らしの中には昔から「ハレの日」があります。
「ハレの日」に欠かせないのが「行事食」
例えば・・・正月にいただくおせち料理や雑煮
家族みんなでご馳走の卓を囲み、健康や幸せをや豊かな実りを願い自然への感謝と祈りを捧げます。
もちろん「ケ」と呼ばれる日常においても自然への畏敬の念を込め、
食事の前後に「いただきます」「ごちそうさま」という感謝のあいさつをします
平成27年度「食生活に関するアンケート調査」によると
和食を「教わった。受け継いだ」と答えた人は 3割弱
「教えている。伝えている」と答えた人は約1割
行事食を楽しみ、和食のすばらしさを次世代に伝えていきませんか!
〇人間の成長の節目となる「お食い初め」や「七五三」といった人生儀礼の日
「誕生」「お七夜」「初宮参り」「お食い初め」「初節句」「七五三」「十三参り」「成人式」
〇季節ごとの年中行事「正月」「節分」など
「正月」1月1日 幸せや豊作をもたらす「歳神様」を迎えるお祝いの行事。鏡餅をそなえ、「お節料理」や「雑煮」をいただきます
「鏡開き」1月11日 健康を祈り、お供えした鏡餅をおろし、「汁粉やぜんざい」にしていただきます
「小正月」1月15日 小豆粥をいただきます
「節分」2月3日 立春の前日。豆まきの「豆」には悪霊を退ける力があると考えられていました。「福豆」を歳の数だけ食べる
「初午」2月最初の午の日 稲の実りを約束してくれる神様。お稲荷様の祭りで、全国各地の稲荷神社で豊作や商売繁盛を祈願します。
「油揚げやいなり寿司」を備える風習もあります。
「彼岸・春分の日」3月21日ごろ 「春分の日」の前後7日間。墓参りや仏壇の掃除をして、仏前に「ぼたもち」などを備えます
「花見」桜開花のころ 桜は「日の神様が宿る木」その年の方策を願って宴を催したのが始まり。「花見団子」などをいただきます
「八十八夜」5月2日ごろ。立春から88日目。「新茶」の季節。新芽を積み、お茶にして一口飲むと病気にならないといわれました。
「土用の丑の日」7月20日ごろ 「土用」とは式の変わり目の18日間を指す言葉。年に4回あります。
夏バテ予防に「うなぎ」を食べる習慣が定着したため、夏の土用が最も有名になりました
「十五夜」旧暦8月15日 秋の収穫に感謝の気持ちを込めて。15個の丸い「月見団子」を備えます。
「彼岸・秋分の日」9月23日ごろ 「秋分の日」の前後7日間。ご先祖をしのび、感謝の祈りをささげます。「おはぎ」などを備えます
「十三夜」旧暦9月13日 「栗名月」「豆名月」ともよばれます。十五夜だけのお月見は「片月見」と呼び演技がよくないとされています。
13個の月見団子や栗ご飯をそなえます
「冬至」12月22日ごろ 冬至をすぎれば人々にも世紀が戻ると考えられ、小豆を加えた「かぼちゃの煮物」などで力をつけ、
柚子湯に入る風習があります
「大晦日」12月31日 正月の歳神様を迎える日。大晦日を「年越し」ともいいますが、もともとは正月の準備のこと。
家を掃除して清め、神様を迎える準備をします。「年越しそば」をいただきます
〇五節句
「人日の節句」1月7日 七種類の輪かなが入った「七草がゆ」を食べ、無病息災を願う行事。
「上巳の節句」3月3日 「桃の節句」「ひな祭り」としてしられています。邪気を祓う桃の花やひな人形を飾り、
「ちらし寿し」「はまぐりの潮汁」などで女の子の成長をいのります。
「端午の節句」5月5日 男の子の成長を祝う行事。菖蒲を魔除けにした中国の風習が元になっており、菖蒲湯に入るならわしがあります。
「柏もち」「ちまき」で祝います。
「七夕の節句」7月7日 豊作を祈る行事でもあり、天の川に見立てた「そうめん」を食べます。
「重陽の節句」9月9日 「菊の節句」ともいわれます。菊には強い香りがあるため、邪気を祓う力があり、さらには不老長寿の力を持つとされ
お酒に入れて「菊花酒」をいただきます。
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いかがでしたか。いくつ実践しているでしょうか。
時と共に変化するのも致し方がないとはいえ、願いは不朽なもの。
自然に対する感謝の気持ちを忘れず、季節を感じながら味わいたいものです。
4日後は大晦日。大掃除をすませ、歳神様を迎える準備をするとしましょうか!
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