石川県新生活運動協議会・石川県生活学校連絡会~~~より良い未来へ、暮らしを見直す~~~

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大海小学校6年生との交流~~~いちご会

2024-01-11 14:36:43 | 日記
かほく市高松「いちご会」の活動を紹介します。
今日は今年初めての「いちごセンター」毎週木曜日でした。
みなさん地震の影響が少なかったということで集まって作業をしていました。
多々見代表に今年度の事業について伺いました。

大海小学校6年生との交流

公益社団法人認知症の人と家族の会が制作した劇を見つけた多々見代表が、
劇上映の許可をいただき、今回の交流会のテーマにしたそうです。

ウェブ劇「おばあちゃん どうしたの?」を通して認知症を学ぶ
https://www.alzheimer.or.jp/kodomo/doushitano/

コロナが5類となり、久しぶりに大海小学校の生徒と交流を持つことができました。
内容はウェブ劇の上映。TV画面に映し出された劇を
メンバーが担当して演じたそうです。
その後、石川県立看護大学の先生によりワークを行いました。
認知症の方の頭の中はどうなっているのか?
「できること」と「できないこと」、
「できないこと」をどうやったら助けることができるのかを考えてもらったそうです。
今回の劇を、6年生の生徒たちが練習し、今度は5年生に対し演じるそうです。

用意したもの


そもそも大海小学校との交流が始まったきっかけは?
高松には高松小学校と大海小学校があります。
三世代の家族が多い地区のため、
総合学習の時間を使って「認知症」について理解を深めてもらおうと校長先生に頼んだそうです。
長く続けてくれるならと交流が始まったそうです。

いちご会は平成15年に「認知症予防」のために始まったそうです。
開始した年を忘れないようにと「1(いち)5(ご)会」と名付けたそうです。
石川県立看護大学附属地域ケア総合センターと
かほく市地域包括支援センターときょうさいし、
石川県民より認知症予防のための標語を募集し、入選作品をもとに「認知症予防かるた」を制作しました。



コロナ前は認知症予防のため、唄、クイズ、ゲームなどを行う「きらめき会」出前活動を行っていました。
今年は久しぶりに「かほくの郷」へ出前講座にでかけられたそうです。

いちごセンター(毎週木曜日開催)では、
牛乳パックを使った座椅子作り(認知症予防と活動資金づくり)を行っています。


今日のいちごセンター



作っている椅子です



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まさか元旦にあのような地震が起きるとは・・・
作業を続けながら、地震発生時の様子を振り返ります。
「無事で良かった、感謝しなくちゃ」話すことで笑顔が出ます。
センターの中は、寄附された古い着物や牛乳パック、
中に入れる芯や綿などが置かれています。
手を動かす、集まりお話をすることで認知症予防になっています。

今回の交流で子どもたちの反応は、
「大おばあちゃんが同じ様子だった。もっと優しくしていたら良かった」と
認知症について知っていれば対応もできただろうとのこと。
認知症予防するだけでなく、認知症について知ってもらいたいと
子どもたちと交流を続ける「いちご会」のみなさんです👍

同じかほく市でも被害が大きかった地域とそうでない地域があります。
被害の全体像が見えないまま、今日を迎えています。

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冬に増加する高齢者の事故に注意! ~~~入浴中の溺水事故、餅による窒息事故

2024-01-11 09:45:53 | 日記
子ども安全メールfrom消費者庁コラム4.5より

冬に増加する高齢者の事故に注意!

餅による窒息


餅を食べる機会が増えるこの時期、気を付けたいのが窒息事故です。
そこで今回は、高齢者の餅による窒息死亡事故の防止に役立つ情報をお伝えします。

1.食品による窒息死亡事故の状況
厚生労働省の「人口動態統計」によると、
令和4年における「その他の不慮の窒息」のうち「気道閉塞を生じた食物の誤えん」による死亡者数は4,696人です。
このうち4,297人が65歳以上の高齢者であり、全体の9割以上と非常に高い割合を占めています。

2.餅による窒息事故

消費者庁が厚生労働省「人口動態調査」の調査票情報を基に行った分析によれば、
高齢者(65歳以上)の餅による窒息死亡事故の半数近くは1月に発生ており、
中でも正月三が日の多さが目立っています。
食品による窒息は、食品側の要因と食べる側の要因によって起こりますが、
餅による事故が高齢者に多い理由として、次のような点が挙げられます。

(1)食品側の要因(餅の特性)
餅には温度が下がるにしたがって硬さが増す性質があるため、
器の中ではやわらかそうに見えた餅も、口の中に入れて喉を通るときには温度が下がり硬くなっていることがあります。
また、温度の低下に伴いくっつきやすさ(付着性)が増すことから、
口の中くらいの温度帯(40℃程度)では、餅同士がくっついたり、喉に貼り付きやすくなったりします(※2)。

(2)食べる側の要因(高齢者の身体的特性)
加齢とともに生じる口内や喉の変化から、食べ物を喉に詰まらせやすくなり、窒息のリスクが高まります。
・歯の機能が衰え、噛む力も弱くなる
・唾液の量が少なくなる
・飲み込む力が弱くなる
・咳などによって押し返す力が弱くなる

3.餅を食べる時のポイント
窒息事故のリスクを下げるため、次のような点を参考に食べ方などを工夫しましょう。
○小さく切り、食べやすい大きさにする
○一度に口に入れる量は、無理なく食べられるくらいにする
○食べる前にお茶や汁物などで喉を潤す
○ゆっくりとよく噛んでから飲み込む
○周りの人は高齢者の食事の様子に注意を払い、見守る


4.喉に詰まらせたときの応急手当
餅を口に入れたあとに、苦しそうにしている、顔色が悪い、声を出せないといった様子や、
喉をつかむ動作(窒息のサイン(チョークサイン))が見られたら、窒息が疑われます。
この場合、詰まらせた餅を直ちに取り除くこと(気道異物除去)が必要です。

(1)詰まらせている人に気付いたら
まず、呼びかけるなどして、声を出せるか確認します。
また、咳が可能であれば、できるだけ強い咳を促し、餅の自力排出を試みます。
もし、声を出せず強い咳もできない場合は窒息と判断し、
周囲に大声で助けを求め、119番通報やAEDの搬送を依頼してください。
並行して、次の(2)の応急手当方法により餅の除去を行います。
なお、救助者が一人の場合で、詰まらせた人に反応があるうちは、119番通報よりも餅の除去を優先してください。
反応がないときや応急手当の途中で反応がなくなったときは、
直ちに心肺蘇生の手順(※3)を開始してください。まだ通報していなければこの段階で119番通報を行いましょう。

(2)気道異物除去の応急手当方法
ア.「背部叩打法」
背中を力強く叩いて詰まったものを吐き出させる方法です。
手のひらの付け根部分で、左右の肩甲骨の中間あたりを、数回以上力強く叩きます。

イ.「腹部突き上げ法(ハイムリック法)」
相手の上腹部を手前上方に強く突き上げて、喉に詰まった餅を取り除く方法です。
背部叩打法で餅が出てこないときに行います。
※腹部の内臓を傷める可能性があるため、この方法を用いた場合は救急隊にその旨を伝えるか、
速やかに医師の診察を受けさせてください。乳児や妊婦、高度肥満の人に行ってはいけません。

気道異物除去の手順について、くわしくは下記※4を御覧ください。



※3: 政府広報オンライン「いざというときのために 応急手当の知識と技術を身につけておきましょう」(令和3年8月3日)
https://www.gov-online.go.jp/useful/article/200801/1.html
※4: 政府広報オンライン「餅による窒息に要注意!喉に詰まったときの応急手当は?」(令和4年12月19日)
https://www.gov-online.go.jp/useful/article/202212/2.html


入浴中の溺水事故

高齢者は加齢に伴う身体機能や認知機能の低下、病気や薬の影響などの要因によって
思いがけない事故に遭う可能性があります。
今回は、冬の寒い時期に特に注意が必要な入浴中の溺水事故について、事故の状況と注意ポイントをご紹介します。

<事故の状況>
厚生労働省「人口動態統計」によると、溺れて亡くなる65歳以上の高齢者の数は徐々に増加しており、
令和4年の1年間には7,900人が亡くなっています。
そのうち家や居住施設の浴槽では5,824人が亡くなっています
一方、交通事故による65歳以上の死亡者数は徐々に減少しており、令和4年は2,154人となっていることから、
家や居住施設の浴槽では交通事故の2倍以上もの高齢者が亡くなっていることが分かります。
また、東京消防庁の救急搬送データ(令和3年)によると、
「おぼれる」事故により救急搬送される<u>高齢者の約9割が生命の危険がある重症以上(うち約半数は死亡)と診断されており、
月別の搬送人員を見ると、特に冬場にその人数が多くなっていることが分かります。
冬場に溺れる事故が増える原因として、
温かい室内と寒い脱衣所や浴室との寒暖差などによる急激な血圧の変動や、
熱い湯に長くつかることによる体温上昇での意識障害が挙げられます。


<注意ポイント>
高齢者における冬場の入浴中の事故を防ぐため、
以下のポイントを参考に、入浴の環境や行動を見直し、快適で安全な入浴を心掛けましょう。
また、身近に高齢者がいる方も、自分事として事故防止に取り組みましょう。

◆入浴前のポイント
○温度差を減らすため、前もって脱衣所や浴室を暖めておきましょう
○部屋間の温度差について温度計を活用し、温度の見える化をしましょう
○脱水症状等を防ぐため、入浴前に水分補給しましょう(入浴中でも喉が渇いたらこまめに)
食後すぐの入浴や、飲酒後、医薬品服用後の入浴は避けましょう
○同居者がいる場合、入浴前に同居者に一声掛け、入浴中であることを認識してもらいましょう


◆入浴時のポイント
○湯温は41度以下、湯につかる時間は10分までを目安にしましょう
○湯温や入浴時間などについて温度計やタイマーを活用して見える化しましょう
浴槽から急に立ち上がらないようにしましょう
○同居者はこまめに声掛けをして様子を確認しましょう
浴槽内で意識がもうろうとしたら、気を失う前に湯を抜きましょう</span>

もし、浴槽でぐったりしている人や溺れている人を発見したら、
浴槽の栓を抜き、可能な範囲で救出や応急手当の対応を行いましょう。
対応方法については政府広報オンライン「交通事故死の約2倍?!冬の入浴中の事故に要注意!」(※3)に掲載されている
コラム「風呂場で倒れている人がいたら」をご参照ください。

※3: 政府広報オンライン「交通事故死の約2倍?!冬の入浴中の事故に要注意!」
https://www.gov-online.go.jp/useful/article/202111/1.html

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子ども安全メールで高齢者への注意喚起もするようです。
どちらも大切なことなので、周りの方に伝えてあげましょう!

どちらも他人事ではありません。
身近で起きる可能性が高いものです。
事前に応急手当について学んでおきましょう🖕

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