2023年版 くらしの豆知識 特集1 賢く始める！新成人より
クレジットカードの使い方
18歳になるとクレジットカードを作ることができます。
とても便利でキャッシュレス時代に欠かせませんが、
手元や口座にお金がなくても買い物ができるということは借金をしていることと同じです。
しくみをきちんと理解し、適正な管理のもとで利用しましょう！
クレジット契約のしくみ
クレジット契約は、後で支払いができるという消費者の「信用」に基づいた契約で、
消費者・クレジット会社・販売店の3者間で結ばれます。
クレジット会社は確実に回収できるよう、
カード発行に当たっては消費者の勤務先や年収などをもとに、
支払い能力を確認するための審査を行います。
クレジットカード利用の注意点
〇「延滞」をしない
延滞を放置したり繰り返したりすると、いわゆるブラックリストに載り、
完済から原則5年間は、クレジットカードを発行できない、住宅・車などのローンを組めない、
スマホを分割払で購入できないなどの不利益を受けます。
カードは利用限度額が設定されていますが、その金額が自分の支払い可能額とは限りません。
延滞を防ぐためにも使いすぎに注意しましょう。
〇カードの管理を怠らない
カード情報を盗まれ、不正利用される被害が多発しています。
利用確認メールや利用明細は必ずチェックしましょう。
不正利用が遭った場合、すぐにクレジット会社に連絡しないと補償対象期限を過ぎてしまうかもしれません。
（故意・過失が原因出ない限り、一般的にクレジット会社に連絡した日から遡って60日以内の損害が補償される）
店などではカードから目を離さないようにし、
ネット利用の際は信用出来るサイトかどうかよく確認しましょう。
〇カードの裏面には必ず署名しておく
紛失や盗難で第三者に悪用された場合、署名がないと本人の過失とみなされ、
補償対象外となります。
カードを他人に貸して不正利用被害にあった場合も同様です。
カードを他人に貸すことは契約違反なので、たとえ家族や友人でも貸さないようにしましょう。
リボ払いの注意点
手数料の重さを知ろう
クレジットカートの支払い方法には、翌月一括払いやボーナス一括払い、分割払いのほか、
利用金額や利用件数にかかわらずあらかじめ設定した金額を毎月支払うリボルビング払い（リボ払い）があります。
翌月一括払いやボーナス一括払い、2回までの分割払いでは一般的に手数料はかかりませんが、
3回以上の分割払いやリボ払いでは所定の手数料がかかります。
特に、リボ払いは支払い残高に対して手数料が発生し、手数料率も高い（※1）傾向にあるため、
手数料負担が大きくなりやすい点に要注意です。
例えば30万円の買い物をする場合、3回の分割払いの手数料は約7,500円ですが、
リボ払い（元金定額で毎月1万円返す場合）では5万円以上になります。
※1 カードによって異なる。支払残高に対して実質1515％で算出されることが多い。
※2 分割払についいては（一社）日本クレジット協会、
リボルビング払いについては日本クレジットカード協会の各ウェブサイトより
試算した数値を使用。実質年率15％。100円未満四捨五入。
算出方法などの違いなどにより、実際の金額とは異なる場合がある。
手数料がかさむと、他のことに使ったり貯蓄できたりしたはずのお金が家計から消えることになります。
可能な限り手数料のかからない方法を選びましょう。
リボ払いの種類と注意点
リボ払いの代表的な方式に、「残高スライド方式」と「定額方式」があります。
残高スライド方式は、支払残高の大きさによって毎月の支払額が増減します。
例えば、支払残高が10万円未満の場合は月々1万円、10万円以上になれば月々2万円にアップという具合です。
一方、定額方式は、支払い残高にかかわらず毎月一定の金額を支払っていく方式です。
いずれの方式も、一定の支払額に手す量が含まれている場合（元利定額）と、
支払額にプラスして手数料を支払う場合（元金定額）があります。
リボ払いを常に利用していると、支払いの終了時期がわかりにくく、
支払い額を低めに設定している場合には支払期間が長期化します。
長期になるほど手数料負担も大きくなるため、支払残高を常に把握しておくことが大切です。
やむを得ずリボ払いを選択した場合も、ボーナスなどまとまったお金で一部または全額を繰り上げて支払うこともできるので、
早めの返済も検討しましょう。
リボ払いを利用するつもりがなくても、発行されたカードの初期設定がリボ払いになっていたり、
リボ払い専用カードという場合もあります。
カード申込時には支払い方法の設定を必ず確認しましょう。
また、利用明細を定期的に確認し、心当たりのない手数料等が計上されているなど、
不明な点があればクレジット会社に問い合わせましょう。
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高校への出前講座は「クレジットカード」について一緒に考えています。
クレジットカードの利点と注意しなくてはいけない点を
ロールプレイングを通じて考えてもらい、
発表し、ワークシートでまとめる作業を生徒にしてもらっています。
リボ払いについても説明を入れています。
くらしの豆知識でわかりやすい説明がありましたので、
紹介しました！
成人になると自分でクレジットカードができるようになります。
成年年齢が18歳になりましたので、
高校卒業時にはクレジットカードを持つことができます。
（収入のない高校生は原則クレジットカードを作ることができません）
周りの大人がクレジットの支払いの注意点など事前に伝えてあげることができたらと思います。
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クレジットカードの使い方
18歳になるとクレジットカードを作ることができます。
とても便利でキャッシュレス時代に欠かせませんが、
手元や口座にお金がなくても買い物ができるということは借金をしていることと同じです。
しくみをきちんと理解し、適正な管理のもとで利用しましょう！
クレジット契約のしくみ
クレジット契約は、後で支払いができるという消費者の「信用」に基づいた契約で、
消費者・クレジット会社・販売店の3者間で結ばれます。
クレジット会社は確実に回収できるよう、
カード発行に当たっては消費者の勤務先や年収などをもとに、
支払い能力を確認するための審査を行います。
クレジットカード利用の注意点
〇「延滞」をしない
延滞を放置したり繰り返したりすると、いわゆるブラックリストに載り、
完済から原則5年間は、クレジットカードを発行できない、住宅・車などのローンを組めない、
スマホを分割払で購入できないなどの不利益を受けます。
カードは利用限度額が設定されていますが、その金額が自分の支払い可能額とは限りません。
延滞を防ぐためにも使いすぎに注意しましょう。
〇カードの管理を怠らない
カード情報を盗まれ、不正利用される被害が多発しています。
利用確認メールや利用明細は必ずチェックしましょう。
不正利用が遭った場合、すぐにクレジット会社に連絡しないと補償対象期限を過ぎてしまうかもしれません。
（故意・過失が原因出ない限り、一般的にクレジット会社に連絡した日から遡って60日以内の損害が補償される）
店などではカードから目を離さないようにし、
ネット利用の際は信用出来るサイトかどうかよく確認しましょう。
〇カードの裏面には必ず署名しておく
紛失や盗難で第三者に悪用された場合、署名がないと本人の過失とみなされ、
補償対象外となります。
カードを他人に貸して不正利用被害にあった場合も同様です。
カードを他人に貸すことは契約違反なので、たとえ家族や友人でも貸さないようにしましょう。
リボ払いの注意点
手数料の重さを知ろう
クレジットカートの支払い方法には、翌月一括払いやボーナス一括払い、分割払いのほか、
利用金額や利用件数にかかわらずあらかじめ設定した金額を毎月支払うリボルビング払い（リボ払い）があります。
翌月一括払いやボーナス一括払い、2回までの分割払いでは一般的に手数料はかかりませんが、
3回以上の分割払いやリボ払いでは所定の手数料がかかります。
特に、リボ払いは支払い残高に対して手数料が発生し、手数料率も高い（※1）傾向にあるため、
手数料負担が大きくなりやすい点に要注意です。
例えば30万円の買い物をする場合、3回の分割払いの手数料は約7,500円ですが、
リボ払い（元金定額で毎月1万円返す場合）では5万円以上になります。
※1 カードによって異なる。支払残高に対して実質1515％で算出されることが多い。
※2 分割払についいては（一社）日本クレジット協会、
リボルビング払いについては日本クレジットカード協会の各ウェブサイトより
試算した数値を使用。実質年率15％。100円未満四捨五入。
算出方法などの違いなどにより、実際の金額とは異なる場合がある。
手数料がかさむと、他のことに使ったり貯蓄できたりしたはずのお金が家計から消えることになります。
可能な限り手数料のかからない方法を選びましょう。
リボ払いの種類と注意点
リボ払いの代表的な方式に、「残高スライド方式」と「定額方式」があります。
残高スライド方式は、支払残高の大きさによって毎月の支払額が増減します。
例えば、支払残高が10万円未満の場合は月々1万円、10万円以上になれば月々2万円にアップという具合です。
一方、定額方式は、支払い残高にかかわらず毎月一定の金額を支払っていく方式です。
いずれの方式も、一定の支払額に手す量が含まれている場合（元利定額）と、
支払額にプラスして手数料を支払う場合（元金定額）があります。
リボ払いを常に利用していると、支払いの終了時期がわかりにくく、
支払い額を低めに設定している場合には支払期間が長期化します。
長期になるほど手数料負担も大きくなるため、支払残高を常に把握しておくことが大切です。
やむを得ずリボ払いを選択した場合も、ボーナスなどまとまったお金で一部または全額を繰り上げて支払うこともできるので、
早めの返済も検討しましょう。
リボ払いを利用するつもりがなくても、発行されたカードの初期設定がリボ払いになっていたり、
リボ払い専用カードという場合もあります。
カード申込時には支払い方法の設定を必ず確認しましょう。
また、利用明細を定期的に確認し、心当たりのない手数料等が計上されているなど、
不明な点があればクレジット会社に問い合わせましょう。
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高校への出前講座は「クレジットカード」について一緒に考えています。
クレジットカードの利点と注意しなくてはいけない点を
ロールプレイングを通じて考えてもらい、
発表し、ワークシートでまとめる作業を生徒にしてもらっています。
リボ払いについても説明を入れています。
くらしの豆知識でわかりやすい説明がありましたので、
紹介しました！
成人になると自分でクレジットカードができるようになります。
成年年齢が18歳になりましたので、
高校卒業時にはクレジットカードを持つことができます。
（収入のない高校生は原則クレジットカードを作ることができません）
周りの大人がクレジットの支払いの注意点など事前に伝えてあげることができたらと思います。
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