goo

デジカメ撮影のコツ (その2)

昨日に続き デジカメに関するコツ のお話です。少々長くなりますが 悪しからず。

1.デジカメの最大の敵は センサーのゴミ
   デジカメの主要部品である センサーに もしゴミが付いたら、写真に写り込み
  折角の画像が 台無しになってしまう。ゴミの付着を避ける為に 最近のデジタル
  一眼レフカメラでは センサー表面に テフロン皮膜 を着けたり、センサー表面
  を振動させて ゴミを振るい落とす… 等の工夫をしているが、はっきり言って
  それでも 着くゴミは着くというのが現実。数千枚も撮っている内に ゴミだらけと
  いう状態になる。こういう場合 ブロアーで掃除しても 殆ど取れない。
   なお ブロアー掃除は レンズを外して行うだけでは無意味で、必ず「バルブ」で
  シャッターを開放したまま の状態で行わなくてはならない。
 
   確実な対処法は 付着に気付いたら メーカーの整備部門へ持ち込み 清掃し
  て貰う(千円)
事に尽きる。実働時間は約30分間だが 地方都市在住の方にとっ
  ては 大問題
。小生の知る写真家氏は 戻ってくるまでの約半月間を繋ぐだけの
  為に 同一機種をわざわざ
2台 所有されている。

   ゴミ問題は レンズ交換がないコンパクトでも発生する。家族が以前使っていた
  
O社の製品で 小生自身が体験済み。カメラ内部で発生したゴミが たまたま付
  着したのだろう。分解掃除して貰うか、後からPCで ゴミを一つ一つ消すレタッチ
  を 根気良くするしかない。

   レンズ交換式カメラで 「高倍率ズーム1本を着けたままにして レンズ交換を
  しない」 という 変な対処方法を
考えた方が居るが、同様の理由で 的外れ。

2.電池の「ヘタリ」が早くなってくる
   電子機器である以上 電池が切れては 何も出来ない。安全の為に予備電池
  
を持ち歩く事になりるが、その管理方法によっては 電池の寿命に 大きな差が
  出る。
   完全放電とフル充電を繰り返す回数で 寿命が決まる上に、フル充電の状態が
  長く続く事も劣化に繋がる というところが 悩ましい点。寿命を延ばす対処法は
  次の通り。
 ・ 電池が大分減ったら、完全に無くなる前に 予備電池に交換する。
 ・ 減った予備電池は 帰宅後フル充電せず、半分程度だけ充電して 外しておく。
 ・ 次に撮影に出掛ける直前に 予備電池をフル充電する。

3.デジカメに三脚は不要か?
   感度を自在に上げられるデジカメは シャッター速度を速くできるので、フィルム
  カメラとは違って 三脚を必要とする場面が 大幅に減った。しかし 風景写真に
  限って言えば シャッター速度を遅く設定して撮る という場面もあり、その時に
  三脚がないと如何ともし難い。水の流れや 花の揺れ 等の動きを表現する場合
  がそれ。
   同様に ストロボも 活躍する場面が有る。雪の粒を撮し止めたり 人や猿の瞳
  に光(アイキャッチ)を入れる時 等には必需品。なお 降雪時にはレンズフードを
  着けたくなるが、内蔵ストロボの場合は 光がケラレる。そういう場合にはフードを
  外すべし


4.フィルターワーク
   フィルムと違い ホワイトバランス(色温度)を自在に変えられるデジカメでは、色
  温度を変える為のフィルターは もはや不要。しかし CPLフィルターだけは必需
  品。水やショーウィンドーの反射、葉のテカリを抑える事は カメラの設定やレタッ
  チでは不可能で、CPLフィルターを着けないと どうしようも無い事は フィルムカ
  
メラと全く同じ。これは コンパクトでは対処不能な撮影手法で、ここら辺が一眼カ
  メラとの差。

   但し CPLフィルターは 効かせ過ぎると色が濁ったり 絵が不自然になる(青
  空が黒っぽくなる 等)事もあるので、ファインダーを良く見ながら リングを廻して
  き具合を調節する事が大事。

明日でお終いです。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
« デジカメ撮影... デジカメ撮影... »
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。