佐々木功さんが、今年で歌手生活50周年を迎えたそうです!
今月の22日には記念DVDとして「デビュー50周年 ささきいさおTV主題歌全集」が発売されました。
1960年、ロカビリー全盛の時に「和製プレスリー」として売り出し、当時大人気を博しましたが、ロカビリーが下火になった後、「このままではダメだ」と思って、歌や芝居の勉強をし、そんな中で「科学忍者隊ガッチャマン」の「コンドルのジョー」役で声を掛けられて声優デビューをし、その後アニメ歌手としてのデビュー曲となる「新造人間キャシャーン」の主題歌を歌うようになり、70年代は数々のロボットものやタツノコプロもの、特撮の主題歌を歌い、私らの年代でこの人の声を知らないヤツなんて、おそらく存在しないだろう、と。
てなわけで、本日はクリスマスですので、今回もオヤジのボヤキは封印して、ささきいさおさんの曲を紹介したいと思います。
で、本当ならばここでタイムリーに「宇宙戦艦ヤマト」の曲でも紹介すれば良いのですけど、ヒネくれた私は敢えてエンディングの方を紹介したいと思います。
個人的にはこっちの方が大好きでしたので(^^;)
次は、やはり「最初の一歩」は外せないので。
この「たった一つの命を捨てて、生まれ変わった不死身の体」ってのが良いんですよねえ(^^)
で、当時は「キャシャーンがやらなきゃ俺がやる!」って、皆で言ってましたっけ。
そういえば、宇多田ヒカルの元ダンナが実写化しましたが、あれは酷かった・・・。
でも、そのすぐ後に「キャシャーンですらまだマシ」と言われ、「100年に一度の駄作」とまで言われた「DEVILMAN」ってのもありましたねえ(^^;)
次は、当時「10年早すぎた名作」と言われたこの作品。
タツノコ作品はそういう「先取りしすぎた」パターンが多く、「トンデモ戦士ムテキング」や「未来警察ウラシマン」も、後5年程放送が遅れていれば、おそらくかなり人気が出た事は間違いなかったでしょう。
そして次は、この「名曲」をささきいさおさんが歌った事で当時話題になったアニメ。
よもやこの後、こんなに野球が衰退してしまうとは、当時誰が想像した事やら・・・。
次は、当時の「スーパーカーブーム」に当て込んで作られたアニメ作品の一つ。
丁度この頃、タイレル(現ティレル)P34と言う“6輪”のF1マシンが登場し、子供だけでなく大人までビックリしたものでした。
そのせいか、この頃のスーパーカーは6輪車が多いですね。
肝心のP34の方は、色々と技術的な問題が多すぎて、すぐに消えてしまいましたが(^^;)
アニメ自体も、スーパーカーを題材にした作品はかなり作られたにも関わらず、結局人気があったのは「アローエンブレム グランプリの鷹」だけ、と言う惨敗でしたが。
そして、ここらで本当ならば銀河鉄道999でも紹介するのがスジってもんですけど、そこは素直に行きたくないのが私。
てなわけで、「銀河鉄道つながり」でこんな作品の曲などを。
これもねえ・・・放送当初はそこそこ注目されていたのですけど、段々と話題にならなくなり、最後、主力メンバーの殆どが「戦死」してしまった事で、一気に低評価されてしまった、ある意味不遇の作品と言えます。
でもあの終わり方から察するに、もし“受けて”たら、多分“続編”作る気だったんだろうなあ・・・。
さて次に紹介する2曲ですけど、実は今回のDVDに入っていないんですよねえ。
「機動戦艦ナデシコ」のスピンオフ作品である「ゲキガンガー3」の主題歌と劇中歌なので、無視されたのか、レコード会社の関係で入れる事が出来なかったのか・・・どっちでしょうね。
そして、2010年!
久しぶりにささきいさおさんが主題歌を歌ったのが、この作品!
・・・・・・なぜだろう、この曲聞いていると自然と涙が出そうになってしまうのは。
それにしても驚いたのは、この曲の歌詞、何と阿久悠さんなんですよ!
生前、氏が書かれていた詩に曲を付けたのがこの歌なんだそうです。
道理で良い歌詞だと思った・・・。
ちなみにアニメの方は、日中合作作品です。
個人的には、他にも紹介したい曲、思い出深い曲が本当に沢山あるのですけど、それやってたらDVDと変わらなくなるので、今回はこの辺にて。
他の曲も聞きたい、と言う方は是非ともDVDをご購入の程を。
曲も良いのですけど、「映像特典」の「ささきいさおスペシャルインタビュー」も一見の価値あり!ですよ!