新・ボヤッキーでトンズラーな日記

そこいら辺にいる普通のオッサンです。日々気にくわない事や腹が立ったことをつぶやいています。

今回の判決は、色んな要素が重なり合った結果

2012-02-24 03:15:25 | 光市母子殺害

さて、そろそろ本気で「光市母子殺害事件」に関する個人的総括を書くとしますか。

とは言え、そんなに大したものは書けませんけどね (^^;)

 

今回、死刑判決が出た要因として、以下の様なモノが遠因として考えられます。

と言うか、以下の要素のどれ一つが欠けても、おそらく判決は“過去の例に則り”無期懲役どまりだったでしょう。

 

1.被害者遺族の頑張り

これは今更挙げるまでも無く、殆どの方が報道などを通じてご存じでしょう。

特に最も印象的だったのが

「死刑判決が出ないのならば、私がこの手で犯人を殺す」

と言う言葉。

殺人事件の被害者遺族の方の中には、こう思っていた方も多かったとは思いますが、報道陣の前であそこまで堂々と言いきったのは、おそらく本件の本村氏が初めてだったのではないでしょうか。

そうでなければ、ここまで世間を震撼させたりはしなかったでしょうから。

そして、その言葉が最高裁の判決を覆させた、との意見もあります。

「国家が死刑にしないなら、私が殺す」と宣言した本村洋さんの声を最高裁が受け止めた

概ね、私もこの意見に賛成です。

更に本村氏の言動は、被害者遺族への救済を積極的に行う事を盛り込んだ「犯罪被害者等基本法」の設立に大きな影響を与え、又、弁護士の岡村勲氏らと共に「犯罪被害者の会」の設立にも関与し、それまで「被害者よりも加害者の権利が優先」だった日本の司法に一石を投じる事となりました。

この事だけでも、本村氏は高く評価されるべきだと思います。

とはいえ、ご本人はそんな事を言われても嬉しくは無いでしょうけど。

 

2.弁護士

この事件で、世間の「弁護士」を見る目が大きく変わった事は間違い無いでしょう。

この事件以前までは、アメリカ映画などによる“刷り込み”のせいだとは思いますが、「弁護士は正義の味方」と思っていた人も多かったハズ。

はい、私の事ですが(^^;)

しかし、裁判がマスコミに取り上げられる度に、弁護士の奇妙な主張や異様な弁護などがドンドン目立つようになり、世間から「弁護士ってこんなバカな事を平気で言うんだ」と、段々胡散臭く見られるようになってきました。

そして、そこへ満を持して安田好弘と20人の盗賊弁護団が登場!

この安田好弘と言う弁護士は、過去にもとにかく胡散臭い事で有名だったのですが、この事件の弁護で胡散臭さを通り越して

「あのオッサン、頭おかしいんじゃ無いか?」

とまで言われる様になってしまいましたが(苦笑)

 

ま、冷静に捉えると、安田氏が弁護を引き受けた時点で、既に「殺人罪」は確定していたので、それをひっくり返す為には、「精神が18再未満の未熟児である」とか「殺人では無く、殺す気のなかった傷害致死である」と主張をするしかなかった、と言う事情があることはあったんですよね。

しかし、この主張をする為、安田弁護団は最も“やってはいけない”事を堂々とやってしまいました。

それは被害者を侮辱する事!

「死者にも尊厳や名誉がある」と考える日本人相手には、これだけは絶対にやってはいけない事でした。

しかし安田弁護団は臆する事なく、それどころかむしろまるで自分達のやっている事が正しいかのような顔をして、報道陣の前で堂々と被害者を侮辱するような行為を行ってまで主張しました。

これには、多くの日本人の怒りが爆発!

当時、2ちゃんねるでこの事件の関連スレッドがわずか2~3分で消費されると言う、もの凄い事態となりました。

今でも不思議なのですが、あの弁護団はあんな事をして世間の賛同が得られると、本当に思っていたのでしょうか?

それとも世間の評判などどうでも良く、とにかく被告の罪を軽くする事だけを目的とし、それ故、あんな奇妙奇天烈な主張をしたのでしょうか?

どちらにしても、その戦略は大失敗だった、と言わざるを得ないでしょう。

むしろ、思いっきり世間の反韓・・・じゃなかった反感を買っただけでした。

というか、被告が本当に言ったかどうかは定かではありませんが、「あんな主張したら世間の反感を買う」って事位、普通なら気づきそうなものなんですけどねえ。

 

逆に、「魔界転生」やら「復活の儀式」やら「どらえモン」やら「ちょうちょ結びをしただけ」ってのを聞いて、

「なるほど、犯人は精神的に幼かったんだから仕方無いよな」

と思う日本人がいたら、是非とも見てみたいものですが・・・・・・。

 

何にしても、この弁護団が「止めを刺した」事だけは間違いないでしょう。

 

3.犯人とその周辺

これも敢えて取り上げますけど、被告・福田孝行の言動の異常さもマスコミに度々取り上げられました。

特に有名なのは

「ある日犬がカワイイ犬とあってやっちゃった。それは罪でしょうか」

などが書かれている手紙ですが、他にも


 

・「弥生さんと夕夏ちゃんと僕は仲良く暮らせると思う。洋さんと四人で仲良い家庭を作れるんじゃないかと思う」
 ・「僕は死刑になって仕方ない」
 ・「(本村さんよりも)先に弥生さんと夕夏ちゃんに来世で会う」
 ・「再会した時に、先に弥生さんの夫になる可能性がある。洋さんに申し訳ない」
 ・「弥生さんは、洋さんが今のように怒っているのを喜んでいないと思う」

(精神科医・野田正彰氏による発言) 


   たとえ当時の状態、あわい思いがあったとは
いえ、僕のやってしまった行為は、許されないもの
であることを 僕 は 知っている。知りつつある。
   あの時、僕のかかえるさみしさを弥生さんに
うちあけていたら、 もしかすると相談にのっていて
くれたかもしれない… そう思うと 僕は 何で

君のような やさしい女性を、僕のことを 信じてくれて
いた 女性 を 手にかけてしまったのか、いたたまらない思いです。
本当にすみませんでした。 君を愛した人を僕も愛します。

(福田孝行による謝罪の手紙の一部抜粋) 


などと、まるで被害者が自分の恋人であるかのように、且つ、自分を許してくれるかの様な物言いをしています。

弁護側はこれらを取り上げて「母性に飢えていた」みたいな主張をしていましたが、それはさすがに無理があるんじゃないか、と。

そもそも、被害者と犯人の間には接点が全く無かった事は証明されている上、犯人は水道の点検を装って、作業服を着て侵入しているのですから、母性に飢えていた云々以前の問題。

でも、地裁も高裁もなぜかこの「水道工事屋を装って侵入した」事実を無視して、「犯人には計画性が無かった」って判決下してましたっけ。

そういう所が世間の意識と乖離しすぎている、と言われる所以なのでしょう。

又、犯人の言動の異様さが際立つようになったのは安田弁護団に変わってからでした。

弁護団側は「ドラえもんとかは最初から主張していたけど、皆に笑われたのでその後は言わなくなっただけ」と言ってますが、ドラえもんはともかく、犯人が読んだ事すら無い「魔界転生」に関する矛盾はどうするんでしょうね?

あ、「犯人が読んだ事は無い」と言うのは、公判で裁判長の質問に犯人が全てまともに答えられなかった事から明らかになってます。

結局、この「ドラえもん」「魔界転生」「復活の儀式」が裁判官の印象を相当悪くした事だけは間違い無いでしょう。

普通、いい歳した若者がそんな主張したなら、どんなヤツでもドン引きするわ!

今更ですけど、これ以外の攻め方っていくらでもあった様な気がするのですけど、なぜよりにもよって「常識人」が最も呆れるどころか聞いてるだけで腹が立ってくるような主張をし、犯人にもさせたのでしょうね?

この点も、私には理解不能ですが。

又、例の「犬が~」の手紙に関しても、どうして弁護士が自重させなかったのか、それも不思議なんですよね。

「無期懲役はほぼ確実」と思って、油断したのかな?

まあ、この手紙に関しては

「犯人側の全く反省していない態度に怒った検察側が、一生懸命関係者を当たった結果見つけた」

と言う説と、

「本村さんの記者会見を見て、感動した“手紙の受け取り主”が検察側に提出した」

って説がありますが。

どちらにしても、この手紙が最高裁を動かした遠因の一つと言う事だけは間違いないでしょう。

ああ後、犯人の父親の言動も、我々の怒りを買いましたっけ。

あれは本当に“火に油”だったよなあ・・・。

 

4.マスコミ

マスコミ嫌いな私ですが、この事件に関してだけはマスコミも大きく貢献した、と思っています。

当初は本村氏の事も「珍しく色々と主張する被害者遺族」程度にしか見ていなかったマスコミが俄然注目する様になったのは、やはり本村氏の

「犯人を自分の手で殺す!」

発言でしょう。

これは当時、各ワイドショーでそれこそ毎日のように取り上げられ、これに関するコメントも賛否両論で、ネットでも意見がかなり割れていました。

但し、当時から「肯定派」の方が多かったようですが。

更に、3.犯人とその周辺の部分で挙げた手紙なども紹介され、日頃からサヨク的な発言をしているコメンテーター連中も、さすがに絶句してましたっけ。

そしてこの頃から、本村氏がTVに出演する事も増えだしましたが、司会者やコメンテーターにどんなに煽られてもひるむことなく、そして憎々しげに言うワケでもなく、怒鳴り散らすワケでもなく、それでも“怒り”だけは伝わってくる様な雰囲気で整然と「死刑以外にあり得ない」と主張する姿に、皆感動したものです。

もしあの時、本村氏が“泣きながら”訴えていたら、おそらくここまで世間の支持は得られなかったのでは無いかと、私は今でも思っています。

 

しかしマスコミがこの事件を大々的に取り上げていたのも、最高裁差し戻しによる高裁判決で「死刑」が出た頃まででした。

その後は全くと言って良い程取り上げる事もなくなり、ようやく最高裁判決が出た20日の日には、特番が組まれるワケでもなく、取り扱いもワイドショーによってバラバラ。

むしろ、なぜか「この件に関しては、あまり騒ぎ立てたくない」と思っているのがバレバレの番組作りでした。

特にフジなんか、練炭殺人のネーチャンよりも取り上げた時間が短いんだもんなあ。

ビックリしましたわ!

逆に今回、一番多く時間を割いていたのがTBSだったのには、ちょっと驚きましたが(^^;)

 

更に今回の報道で目に付いたのが、「死刑判決は可哀想」と言う論調。

数日前にも書きましたが、今まで出てきた事も無いような「同級生」や「中学時代の教師」とかを引っ張り出してきて「あんなに大人しくて良い子だったのがなぜ?」とか「母親が自殺してからおかしくなり始めた」などと、

「元々は良い子だったのに、環境が悪かったからああなった」

と言う方向に“持っていこう”とする“番組作り”が多いのなんの!

確かに環境ってのは人格を形成する上で大きく影響を与えますし、その人の人生を後に左右する事も多々ありますが、それでも環境だけが全てではないハズ。

全てを「環境のせい」にしていいなら、私や私の知り合いなんか「犯罪し放題」になりますがね!

それに、いくら環境が悪かったからと言っても、「それを理由に殺人を犯しても良いと言うワケでは無い」のは皆さんもご承知の通りでしょう。

そもそもそんな事を許していたら、社会が成り立ちませんから。

 

それと

「親の愛情の薄さが“こういう結果”になった」

と言う論調に持ち込む輩も多かったですが、これもなにをか況んやって所でしょう。

「親の愛情が薄かったから強盗して、たまたま殺人まで犯してしまった」なんて言い訳、誰も聞く耳持ちませんよ。

 

後は「精神的に幼い」とかもありますが、これも立証のしようがありませんからね、

それに今回の犯人は、手紙の内容からして「善悪の判断」がちゃんと付いている時点で「アウト!」でしょう。

 

 

・・・・・・とまあ、かなり大雑把に徒然なるままに 日ぐらし 硯ならぬパソコンの前に座って書き付けましたが、最初に書いた通り、おそらくこれらの要素のどれか一つでも欠けていたら、今回の「死刑判決」は出なかったでしょう。

そういうのを考えると、やっぱり「見えない力」ってのはあるんじゃないかなあ、と思う今日この頃。

昔から人はそれを「奇跡」と呼びますが。


日本人の発想とは違う?

2012-02-23 01:48:57 | 光市母子殺害

さて。

事件発生から約13年。

2012年2月20日に、ようやく区切りが付いたと言っても過言では無い「光市母子殺害事件」。

この裁判では、犯人・大月孝行に対し最終的に死刑判決が下されたワケですが、皆さんもご存じの通り、そこに至るまでの道は決して平坦ではなく、本当に山あり谷あり涙あり、紆余曲折を経、しかも一度は無期懲役に確定しかけたものが土壇場でひっくり返ると言う、「事実は小説よりも奇なり」を地で行く、そこいら辺のハンパなドラマも真っ青な展開となりました。

それこそ「特異な例」として法律関係の教科書、いや法制史に載せても良いんじゃ無いか?と個人的に思うほど。

反面、死刑制度反対派は、かなり不服のようで、例えば一例を挙げると・・・

元少年の死刑に反対=国民新・亀井氏

 国民新党の亀井静香代表は22日の記者会見で、山口県光市で起きた母子殺害事件で元少年の死刑が確定することに関し、「どんな犯罪者の命であっても尊い命であることには変わりない。それを国家権力が奪うことは、私としては許し難い」と、反対する見解を示した。亀井氏は「死刑廃止を推進する議員連盟」の会長。

 

いわゆる「死刑反対(廃止)派(以下反対派)」が最も強く主張し、異口同音に唱えるのが赤字の部分です。

確かに命は尊いと思います。

では、その尊い命を奪った犯人はどうなのでしょうか?

「罪には罰を」と言う言葉がありますが、尊い命を奪った人は、当然それと同等の償いをしなければならないのではないでしょうか?

・・と言うと、反対派は大抵「死刑にしなくても、生きて罪を償わせるべきだ」と主張します。

しかし、これは本村さんもかつて主張されていましたが、生きてどんな償いが出来ると言うのでしょう?

お金?奉仕?それとも頭丸めて出家?

どれも「命を奪った行為」と釣り合うとは、とても思えません。

まあ、「出家して死ぬまで山ごもりして修行する」とでもなれば又別ですが、そんな奇特な精神を持っている人ならば、そもそも殺人なんてしませんけどね。

結局、自分の犯した罪は、自分の命でまかなうしかないんです。

とか言うと、又「どうしてそうなる」とツッコミ入れられそうですが、法律方面の知識もなく、頭の回転もあまり良くない私には「日本人だから」としか言い様がないんですよね。

日本は古来より「八百万の神」と言う言葉に代表される様に、どんなものにも神様が存在する、という土着信仰がありました。

世界中探しても、雑巾やゴミ、便所にまで神様がいるなんて考えているのは、おそらく日本くらいのものでしょう。

それほど日本人と言うのは、自分の回りに“神”や“命”を感じ、尊んできた民族だと言えます。

そして日本と言うのは、小さい割にやたらと天変地異に晒されてきた国でもあります。

それ故、

「『災害から生き残った喜び』と言うものを他の民族よりも知っている」

とも言えます。

例えその対象が人でも物でも、です。

具体例として、

「東日本大震災で生き残った一本松」

の扱いを思い出していただけると判りやすいかな?

 

そういう「神を身近に感じ」、「命の喜び」を知る民族だからこそ、「人が人の命を奪う」と言う行為が許せないのではないか、と私は考えています。

ですから、反対派の主張する事も判らなくはないのですけど、彼らの視点には「それ以前に対象者は人の命を奪っている」と言う視点がスッポリと抜けてしまってるんですよね。

「殺された人達も尊い命の持ち主だった」と言う点を指摘しても、反対派にはなぜかそれが理解出来ない。

理解出来ないと言うよりも、これも散々指摘されていましたが

「死んだ人の事よりも、生きている人の方が大事」

と言うのが連中の主な主張なのですが、この考え、多くの日本人にしてみればかなり“違和感”があるのではないでしょうか。

「命の喜びを知り、命や神を身近に感じている日本人」の発想とは程遠いと言うか、むしろ「死んだ人の命」を軽く考える一種の「現実主義的発想」、突き詰めれば「死んだ者は何も生み出す事の出来ない無用の長物」、すなわち「共産主義的思想」にまで行き着くのでは無いか、と言うのは発想の飛躍のしすぎかな。

でも実際、“そっち系”の連中に「反対派」が多いのも事実ですし。

 

そうやって考えていくと、かつて平岡が言い、一部の死刑反対派も主張している

「犯罪者にも犯罪者の都合がある」

と主張している連中の言葉の意味合いも変わってきますね。

すなわち、自分達が捕まる事も想定して「加害者擁護」をしているのではないか。

「犯罪者にも都合や理由がある」と言う言葉は、一種の「無意識の自己弁護」なのではないか、と。

いや「判っていて、敢えてやっている」って方が正しいかも (^^;)

 

又、「死んだ人間は生き返らない。生きてる人間の方が大事」と言う主張も、裏を返せば、いわば「選民思想」の亜種と言えるのではないでしょうか。

更に日本は「古事記」を見ても判る通り、仏教伝来以前から死後の世界すなわち「黄泉国」が信じられていました。

そこでは死者も生前と同じように生活し、ちゃんと階級まで存在しています。

あ、ちなみに今年は古事記編纂1300年だそうですので。

 

それが後に仏教と融合し、「死ねば皆仏」と言う発想に至るわけですが、反対派の多くは「死ねばそこで終わり」と言い、宗教的発想を完全に否定しています。

「宗教は麻薬」と言い続けて、宗教の存在を否定し続けて来た共産主義と同じですね。

 

そう考えてみると「死刑」に関する論争も、見方によっては

日本人vs共産(社会)主義者

(ついでに西欧被れも)

 

の“代理戦争”とも言えるわけですな。

ああ、なるほど。

書いてて何となく自分で納得しましたわ。

道理で連中とは話が合わないワケですね。

やっぱりたまには「考えながら書く」ってのも必要ですね。

普段は“その場の勢い”で書きまくってるから(^^;)

 

しかし本来ならば、今回は光市母子殺害事件について総括的な事でも書いて、それで私もこの件に関しては「一応のけじめ」を付けようと思っていたのですけど、なぜか書いているウチに脱線してしまいました。

てなわけで、多分数回に別れて書く事になると思いますので、万が一にも期待されていた方がいらっしゃいましたらご了承の程を。

いつも話をまとめられなくて本当にすいません (^^;)


大月(旧姓福田)孝行、死刑確定!

2012-02-21 02:08:01 | 光市母子殺害

3時過ぎに、NHKで「死刑確定」ってニュースを見たとき、なぜか私の方が涙が出てきてしまいました。

死刑判決が出て良かった、と言うのもおかしな話ですけど、少しだけ不安だったもので。

 

さて。

本来ならばいつもの様に書きたい所なのですが、どうも判決が出て心からホッとしたらしく、実は自分の予想と違って、今は妙に冷静になっています。

 

それにしても、本当に長かった。

結局、この事件では判決が5回も出たんですからね。

しかも今回の最高裁判決においても、4人の裁判官のウチの1人が死刑に反対したけど、判決は「死刑」と言う、これ又異例の事態となりました。

まあ、その辺を弁護団がツッコミ入れてますが。

上告棄却は「極めて不当」「虚偽の自白に依拠し判断誤った」 弁護団が声明

大月孝行被告の弁護団は20日、上告を棄却した最高裁判決について「極めて不当」とする声明を出した。

 弁護団は声明で「捜査段階で作成された虚偽の自白に依拠し、判断を誤った」と指摘。「反省の日々を送っている(被告の)姿勢に目を向けようとせず、更正の可能性を否定した」と非難した

 また、大月被告が犯行当時「虐待によって成長が阻害され、実質的に18歳未満の少年だった」ことなどを理由とし「未成熟な少年に死刑を科すことはできない」と訴えている。

 

又、弁護団は「死刑判決は裁判官の全員一致という不文律があるのに、この判決はそれを守らなかった」ともコメントしてましたが、ある人によると「別にそういう不文律は無い」との事。

まあ、いわゆる「捨て台詞」ってヤツでしょう。

 

ところで弁護団は、今回はどうして記者会見を開かなかったのでしょう?

2008年の時は、記者会見を開いて、イラスト使ったりして福田孝行の「傷害致死罪」を主張しまくっていたのに。

自分達の主張が正しいと思うのならば、それこそ前回の様に判決の後に記者会見でも開いて、記者達の前で堂々と主張すれば良いのに、なぜか今回はコメントだけ。

主義主張が通らなかったからスネたのでしょうか?

それとも、前回の件であまりにも非難されたので、今回は逃げたのでしょうか?

当人達にしか、その辺は判りませんけどね。

 

又、以前から弁護団は「精神的に未熟」と言うのを主張してますが、これはただ1人死刑判決に反対した方も、それを主張していたとか。

しかし、裁判長による「精神的に未熟かどうかを調べる術は、現状では無い」との判断で、文字通り却下されたそうです。

確かに、重犯罪の際に行われる精神鑑定ってヤツも、医者によって結果がバラバラですからね。

というか、そもそも犯罪、特に殺人を犯している時点で精神的に問題ある、と思うのですが。

しかも幼子まで手に掛け、その母親に対しては“屍姦”まで行っているに至っては、言わずもがなでしょう!

 

ところで、今回死刑判決が出たおかげで、ようやく犯人の名前が報道されるようになりました。

しかし、当初、ミヤネ屋などでは「福田孝行」、NHKでは「大月孝行」と、なぜか苗字が違っていて、「なんでそうなるの?」と思っていたら、最近、養子縁組組んでたんですな!

で、その養子縁組組んだ人の名前ですけど、さすがに2ちゃんねるは仕事が早いと言うか、すぐに特定出来てました。

“その人物”って、どうやらこの人らしいんですよね。

リンク先の下の方に、簡単なプロフィールが載っているので読んでいただくと判りますが、まあ、ある程度皆さんの予想通りの方のようで (^^;)

この養子縁組についても、色んな憶測が飛び交ってますが、一つは死刑判決を受けた受刑者は身内以外面会を許されなくなるから、養子縁組したのではないか、と。

後は「名前ロンダリング」とか色々言われていますが、ま、この辺も当人達でないと判らないでしょうね。

ああ、そういえばこの大月さんって人、一部ではあの“宅間守”と獄中結婚をした人だ、との噂が飛び交っているのですが、これも今のところは真偽不明。

もしそうだったら、色んな意味でツッコミどころ満載なワケですが (^^;)

 

ところで。

今回の裁判は、世間的も大きく注目されている事もあり、各局もそれなりに特集は組んでいましたが、なぜか今回はどの局もかなりトーンダウンしている感は否めませんでした。

法廷が開かれるのが3時からなので、その時間あたりから各局とも何らかの特集でも組むのか、と思ったら、結局リアルタイムで報道していたのは、こちらではミヤネ屋だけ。

NHKすら、ごく普通のニュースとしてしか報道しませんでした。

しかも、5時と6時ではこの判決について殆ど触れず、7時と9時のニュースでは、なぜか犯人を擁護するような内容ばかりを放送してて、見てて呆れましたけどね!

後、呆れたと言えばフジテレビ!

夕方のスーパーニュースで、安藤優子が

「死刑執行は重大な国家権力の行使である事から~」

とか言い出した時には、さすがに( ゜Д゜) ハァ?でした。

ちなみに、5時55分からも、やはり「国家権力の行使」と言ってました。

 

で、どうやら朝日と読売も、この安藤優子と同じ主張をしてて、これ又ビックリ!

 


  89 名無しさん@12周年 sage New! 2012/02/20(月) 15:35:47.20 ID:kUi8X6DU0
朝日と読売は異常

「朝日新聞」
朝日新聞はこれまで、犯行時少年だった大月被告について、
少年法の趣旨を尊重し、社会復帰の可能性などに配慮して匿名で報道して
きました。最高裁判決で死刑が確定する見通しとなったことを受け、実名で
の報道に切り替えます。国家によって生命を奪われる刑の対象者は明らか
にされているべきだとの判断からです。
http://www.asahi.com/national/update/0220/TKY201202200258.html

「読売新聞」
読売新聞は、犯罪を犯した未成年者について、少年の健全育成を目的とした
少年法の理念を尊重し、原則、匿名で報道しています。しかし死刑が確定すれば、
更生(社会復帰)の機会はなくなる一方、国家が人の命を奪う死刑の対象が
誰なのかは重大な社会的関心事となります。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20120220-OYT1T00751.htm

「日経新聞」
日本経済新聞社は少年法を尊重し、被告の元少年をこれまで匿名で報じて
きましたが、最高裁判決で死刑が確定するため実名に切り替えます。
犯行時少年だった被告に死刑判決が下された重大性に加え、被告の更生の
機会がなくなることを考慮しました。
http://www.nikkei.com/news/headline/article/g=96958A9C93819695E0E2E2E0978DE0E2E2E0E0E2E3E0E2E2E2E2E2E2

「NHK」
NHKは、少年事件について、立ち直りを重視する少年法の趣旨に沿って、
原則、匿名で報道しています。
今回の事件が、主婦と幼い子供が殺害される凶悪で重大な犯罪で社会の関心が
高いことや、判決で元少年の死刑が確定することになり、社会復帰して更生する
可能性が事実上なくなったと考えられることなどから実名で報道しました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120220/t10013151001000.html


 

「死刑は国家による殺人」

 

これは2ちゃんねるでも、「死刑反対派」「人権派」が最も好んで使う言葉ですね。

この「基本的な部分」からして、既に「死刑容認派」とは相容れないワケですが。

 

それと、昨日各局のこの事件に関する報道の仕方を見ていて気づいたのですけど、どうして皆「口が重い」のでしょう?

もう少し細かく言うと、コメンテーターや、ゲストのどっかの専門家とかがこの件に関して聞かれると、ほぼ例外なく皆言葉に詰まり、その後、見ていても判る程、もの凄く慎重に発言する内容をその都度その都度確かめながら喋り、結果、当たり障りの無い発言をして、その場を誤魔化そうとするんですね。

それに、「福田」が「大月」にどうして変わったのか、と言う経緯を結局誰1人として説明もしないし、ツッコミも入れませんでした。

そういうのこそ、マスコミがもっとも好きそうなネタのハズなのですが・・・。

 

どうもこの件に関して、「何かしらの『箝口令』が敷かれた」としか思えないほど、全ての面において、もの凄く不自然でした。

更に、フジテレビに至っては、この事件をちょっと流しただけで、その後は「サメが捨てられていた」とかのネタの方に即刻切り替えてしまいました。

フジがそこまでこの判決に関する報道を嫌がるって事は、やっぱり以前からの噂通り、福田ってのは在(以下略)

 

逆にかなりの時間を取って報道していたのがTBS。

最近、昔ながらの「報道のTBS」が復活しつつある気がします。

但し、内容はやはり“福田より”だった事は否めませんでしたが、それでもある程度は事件の経緯とかを紹介しただけまだマシかもしれません。

 

あ、それと各局ともここ数日で福田孝行にインタビューをしていたのですけど、どうやらそのインタビューは、上記に出てきた大月氏や安田弁護団によって「検閲されていた」んだとか。

Twitterで、その辺を指摘している方がいらっしゃいましたが、もし本当ならばちゃんと「弁護士と養母の立ち会いの下でのインタビュー」てな感じで「“ヒモ付き”インタビュー」ってのをちゃんと言わないと行けないと思うのですが。

ただ、私が見た限りでは日テレの夜11時からやっているのだけは、“それ”を言っていたようですが。

 

 

それにしても改めて触れますが、今回の判決に対するマスコミの態度は、2008年の時と明らかに違っていました。

あの当時はまだ「本村さんが如何に頑張っていたか」とか、「犯人の非常さと異常さ」を取り上げていたものですが、今回は「犯人の異常さ」をかなり薄く報道し、むしろ、中学時代の先生とか、同級生とかを使って「あんなに大人しい良い子だったのに」とか言っているのを流して、世間の同情を買おうとしているフシが見受けられました。

今更どうしてそんな事をしようと思ったのか、かなり理解に苦しみますが。

又、コメンテーターなどの多かったのが、

「『劣悪な環境』や『親による虐待』などのせいでこうなったのだから、それを考慮すべきだった」

と言う意見。

「環境云々」言うのならば、橋下市長なんかどうなるんでしょうね(笑)

確かに環境がある程度成長に影響を与え、人によってはトラウマになるものもあるでしょうけど、大抵の人はそれを乗り越えたり、克服して生きているんです。

そういう「環境のせい」にするのって、どちらかと言うと環境に責任転嫁しているだけで、環境が悪くても立派に育った人達をむしろバカにした発言だ、と私は思います。

 

他にも書きたい事は頭の中では一杯あるのですけど、タイプ打つ手と根性の方が持ちそうにないので、本日はこの辺にて。

何だかんだ言っても、どうも頭の中が全然まとめられない所を見ると、やっぱり脳内ではちょっと興奮状態にあるようです (^^;)


「人の痛み」が分からない?

2012-02-19 03:21:11 | 光市母子殺害

さて。

いよいよ明日の月曜日には、光市母子殺害事件の最高裁判決が出ます。

約12年。

「外野」である私達でさえ「長い」と感じるのですから、被害者遺族の方々はもっと長く感じたと思います。

で、この件に絡んで、弁護団の1人がこんな主張をしていたそうで。

光母子殺害弁護団が会見、元少年の死刑回避主張

山口県光市で1999年に母子2人が殺害された事件で、殺人や強姦(ごうかん)致死などの罪に問われ、差し戻し後の控訴審で死刑判決を受けた元会社員の男性被告(30)(犯行当時18歳1か月)の弁護団の本田兆司弁護士が15日、広島市内で記者会見した。本田弁護士は被告が反省を深めているとして、20日の最高裁判決は死刑を回避すべきだと主張した。

 男性被告は、99年4月14日に光市の会社員本村洋さんの妻弥生さん(当時23歳)と長女夕夏ちゃん(同11か月)を殺害したなどとして起訴された。

 

・・・・・・この記事見て、私には怒りしか沸いてきません!

 

そういえば今思い出しましたが、この被告、確か「自分が生まれ変わったら弥生さんと恋人になりたい」とか何とかも言ってましたよね!

更に「弥生さんと本村さんと自分の3人できっとうまくやっていけると思う」とも!

アレ聞いた時は、マジでぶっ殺してやりたくなりましたわ!

あの動画、どっかに残ってないかなあ・・・。

 

そして、当事者である被告の福田に、FNNがインタビューしていたのですが・・・

山口・光市母子殺害事件 判決を前に元少年がFNNの記者との面談で現在の心境など語る

1999年に、山口・光市で母子を殺害した罪に問われ、死刑を言い渡されている当時18歳の元少年について、20日に最高裁の判決が下される。判決を前に、元少年はFNNの記者との面談に応じ、現在の心境などを語った。

広島拘置所の接見室で、記者の質問に対し、「僕自身、殺意がなかった。強姦(ごうかん)ではないという主張をしています」と話したのは、1999年の光市母子殺害事件で、殺人などの罪に問われている、犯行当時18歳の元少年。

現在は、30歳になっている。

元少年は、面談で「死姦(しかん)というのは、一般的に言われるようなこととは一線を画している。変質者というか、そのような人のみが行う行為を思っていたので、自分は言えませんでした。吉田鑑定書、その中の遺体所見では、『姦淫(かんいん)』とは書いてあるが、『強姦』とは書かれていない。捜査機関が作ったもので、証拠があると言われて認めてしまったけど、事実としては強姦はしていないと話した。

 (中略)

元少年は「僕がどうこう言えるわけではないですが、裁判官の判断で決めるわけですが、厳正な対処を望みます。傷害致死であって、死刑が適用ないなら回避してほしい。素直な思いとしては、怖いと思います」と話した。

記者の目を見て、落ち着いた丁寧な言葉づかいで答えた元少年。

 2008年の差し戻し審では、これまで犯行事実を認め、謝罪していたにもかかわらず、それを翻し、判決文では、死刑を免れることを企図して、旧供述を翻したうえ、虚偽の弁解を弄(ろう)していると批判された。

 

「死刑が怖い」と思うなら、人を殺すんじゃねえ!

 

もし本当にこの通りに言ったのだとしたら、反省なんかしてねえじゃん!

あんまり頭に来すぎて、頭痛がしてきたわ!

ただでさえ最近血圧高いってのに、血管キレねえだろうな (^^;)

 

そういえばこの「裁判官に厳正な対処を望む」って、コイツのオヤジも言ってましたっけ!

てなわけで、2006年の2ちゃんねるまとめサイトにまだ残っていたので、貼っておきます。

【光市・母子惨殺】 「大人にも責任が」「更生重視が、少年法では」 元少年の実の父、語る

 

で、リンク先にも書いてある、

「少年法というのは、これから先更生できるかどうかが大事ではないか」

「罪を憎んで人を憎まずって言葉があるが、これはまさに少年法に該当する」

「罪を犯させるということは、他の大人にも責任があったかもわからん」

ってセリフですが、これも確か安田弁護団になってから言い始めたんですよね。

そういう言葉を吹き込まれた、としか思えませんな!

 

それと、2008年、死刑判決が出た後、FNNの取材にオヤジが答えている動画見つけましたので、これも貼っておきますね。

 

なんちゅうか・・・・・・「親も親なら子も子」としか言い様がありませんわ!

 

他にも色々と書きたい事はありますが、とりあえず20日の判決を見てから、この件に関しては又触れたいと思います。

 

いえね。

実は今、2ちゃんねるでこの事件の関連スレで「死刑廃止派」が暴れまくっていて、そっちを追っかける方に忙しいもので(^^;)

死刑反対派の意見読んでると、極端な言い方すると、犯罪者を取り締まる事自体が「冤罪の可能性」があり、「国家犯罪」で「人権侵害に当たる」みたいなんですよね。

更には、以前から指摘されている「死んだ人よりも生きてる人の方が大事」と主張する人も多いですね。

若しくは、「人間関係を非常に希薄に捉えている」と言うか・・・・・・う~ん、どうも今一つ上手く表現出来んなあ。

ま、どちらにしても「死んだ人の名誉や尊厳を考える必要は無い」と考えている事だけは確かなようですな。

 

何と言うか、どうもその辺の感性と言うか、考え方自体が「一般の日本人と違う」と言うか、もの凄い“違和感”を感じるんですよねえ。

そう思うのは、多分私だけでは無いと思いますが。


弁護士ってヤツは・・・

2012-02-05 02:22:36 | 光市母子殺害

光市母子殺害事件の主任弁護人・安田が何やら言っているようで。

光市母子殺害事件 30歳になった元少年は拘置所内で筋トレ中

18歳だった少年も30歳を迎えた。歳月は「光市母子殺害事件」のF被告をどう変えたのか。

弁護団関係者がいう。

「彼は拘置所の中では、筋トレに熱中していて、ひたすら体を鍛えている。体格は見違えるほどがっちりした。あと時間があれば聖書を読んでいるよ。彼は元々クリスチャンですからね」

(中略)

ただ、17名を数える弁護団たちにも迷いはあるようだ。冒頭の関係者が明かす。「ああは主張しているものの、弁護団も上告棄却(死刑判決確定)の覚悟はしている。だから、次はどうしようか、と。それでも、主任弁護人の安田好弘先生は『Fを絶対に守ってやる。ただ私ももう歳だからこのさきは若いみんなに任せたい』と語っています。死刑が確定してしまうと弁護団でも被告と会えなくなる。安田先生は、『今のうちになるべく面会にいってほしい』と周囲に呼び掛けていました」

 

「彼は元々クリスチャン」って・・・・・・相変わらず息吐くように嘘付く連中ですな!

福田孝行が洗礼受けたのは、刑務所に入ってからじゃねえか!

一部では「減刑の為に裁判官の印象を良くしようとして、聖書を読んだり洗礼を受けた」とまで言われていたのに、よくもまあいけしゃあしゃあと!

あんまり、ジーザス・クライストを都合良く利用するんじゃねえ!

こっちが「ジーザス!」と言いたくなるわ!

大体、聖書を読んでるからなんだってんだ?

あんな“壮大な空想物語”を読んで、どう反省するっちゅうねん!

ちなみに私は、一応中身は“それなり”に知ってはいますが、実際に通して読んだ事はありません。

いえね、出だしの部分で「これ以上読むのは時間の無駄」って思って“挫折”したんですわ (^^;)

 

それに「福田を絶対に守ってやる」って言ってるのも意味不明ですな。

コイツは一体“何”から守ろうとしてるのでしょうね?

つ~か、コイツらはそもそも“何”と戦ってるんだ?

「見えない敵」に向かっていって、それを誇らしげに語ったり、「自分達は負けてない」とか主張するなんて、何かマーク・トウェインの「アーサー王とあった男(原題:アーサー王宮廷のコネチカット・ヤンキー)」に出てくる円卓の騎士の武勇伝に近いモノがありますわ!

本当に、ドン・キホーテよりも憐れで、ドンファンの囁(ささや)きよりも信用出来ない連中ですな!

 

テメエらが自分達の主義主張を通す為、

「人権」を利用し、騙って行った

「被害者と遺族への侮辱の数々」

を、俺は決して忘れんからな!


犯した罪は命で償え!

2012-02-02 02:24:58 | 光市母子殺害

2日前の記事になりますが・・・

光市母子殺害:元少年の差し戻し上告審 判決期日決まる

山口県光市で99年に母子を殺害したとして殺人や強姦(ごうかん)致死罪などに問われ、広島高裁の差し戻し控訴審判決(08年4月)で死刑となった当時18歳の元少年(30)の差し戻し上告審で、最高裁第1小法廷(金築誠志裁判長)は判決期日を2月20日に指定した。弁護側は死刑回避、検察側は上告棄却を求めている。

 元少年に対しては1、2審の無期懲役判決を最高裁が差し戻し、その後の控訴審で死刑が言い渡された。無期判決に対する検察上告を最高裁が認めて差し戻したのは3例目。過去2例はいずれもその後に死刑が確定しており、今回の最高裁の判断が注目される。

 

本当に、やっと、ようやくここまでこぎ着けた、と言う感じがします。

本来ならば遅くても昨年には判決が出ていたのに、なぜか突然最高裁がもう一回公判を開いた為、死刑反対派弁護士共が「これはもしかして無期懲役の判決があるかも?」といきり立っていますが、判決ってのは社会的な影響とかも考えるらしいので、現時点では「死刑」以外にはあり得んでしょう!

・・・・・・・・ただし、現政権がサヨク集団の民主党の上、法相が前任者の平岡に負けず劣らずの極左思想の持ち主で、死刑反対派の小川なので、何らかの“圧力”を掛ける可能性は否定出来ませんが。

え?

一応小川は就任後「死刑は執行すべき」と言っていたですって?

そりゃあ、口だけでは何とでも言えますからねえ。

私はこの手の輩の口約束は、信用しない事にしていますので。

だって現時点においても、まだ死刑は執行されてませんから。

それに、「司法の独立性」云々言っている人もいまだにいますが、昨今の不可解な判決が乱発されているのを見る限り、裁判の内容に圧力を掛ける事が出来るなんて、今じゃ大半の人が思っているハズですし。

裁判官も所詮は「宮仕え」ですから。

 

しかし思い起こせば、この事件に私が注目する様になったのは、新聞に小さく書かれていた「被害者遺族、遺影持ち込みを禁止される」って記事でした。

山口県光市で、母親と幼い子供を殺した鬼畜野郎がいたってのはニュースでは知っていましたが、この記事を見るまでは単に「殺人事件の一つ」としか見ていなかったんです。

ところが、記事を読んでみると、本村さんが、殺された奥さんとお子さんの遺影を持ち込むのを禁止され、その理由が

「被告人が動揺するから」

ってのを読んだ時、

( ゜Д゜) ハァ?

 

と思い、ネットとかで調べてみると本当に過去、そういった事例は全て禁止されていて、それどころか、裁判を傍聴するに当たっても、残された遺族でさえ優先権は無く、普通に抽選に参加し当選しなければならない、と言うのを知った時、更に

( ゜Д゜) ハァ?( ゜Д゜) ハァ?

と、憤りを感じ、それ以来知らず知らずのウチに、この事件を個人的に“追いかける”様になりました。

元々警世屋で、権力を振りかざされるのが嫌い(でも水戸黄門は好き)な性格なので、被害者側の心情よりも加害者側の事しか考えていない今の制度と、それに何の疑問も持たない関係部署やマスコミの対応に不満を持ったから、と言うのもありましたね。

 

更に、個人的には2人も殺したのだから当然死刑になる、と思っていたら、地裁も高裁も「18歳になったばかり」と、「赤ちゃんは0.5人扱い」との理由で「無期懲役」との判決が出た時には、本当に腹が立って仕方がありませんでした!

この辺も、私の「反発精神」の琴線に触れた事は否めません。

その時、本村さんが「もし死刑判決が出ないのならば、私がこの手で犯人を殺す」と言った事をマスコミが取り上げるようになり、世間からも注目される様になり、ネットでの情報も格段に増えていきました。

反面、この事件に関しての“アンチ”も相当増えましたが。

 

そうやって裁判が進む中、「報道ステーション」を始めとしたいくつかの情報番組が犯人・福田の父親と接触し、インタビューをしていたのですが、その時の“やりとり”が更に私の怒りの火に油を注いでくれましたっけ!

その発言などを当時2ちゃんねるでまとめられたのが、以下のヤツです。


親父語録最新版(ver.1.5)(間違いがあれば直してちょ)
 
【報ステで】
・(親としての責任は?と問われて)
「ぼくにできることは何もない」「責任、責任ってほなオレにどうせぇっちゅうんじゃ」
・被害者に謝罪を一度もしていない。理由は「時間がなかった」
・加害者親父の普段の生活を聞いた記者に、時間があるのでは?と聞かれ
「正直、気まずいというか、被害者を下手に刺激しないほうがいいやろ」
・7年間面会に一度もいってなかった
・報ステで面会をして「成長しているようで安心した」「家のことは心配するなと言った」
・事件の晩に息子に「おまえがやったんじゃないか?」と聞いた
・「少年法の精神は更正を目的にしている」
・「罪を憎んで人を憎まず」
・「(こいつが事件を起こしたのは)他の大人にも責任がある」
・9年間一度も公判を傍聴に行っていない

【「今日の出来事」から】
・「はっきりいってオレは関係ない」
・「たまたま息子が犯罪を犯しただけ」
・「こっちもたまったモンじゃない」
・「昔の粋がった手紙をだして、今も反省してないというのはおかしい」
・「(検事、裁判官に)あとで後悔しなくてもいいような判決をだして欲しい」

【未確定というかソース不明】
・本村さんに「アンタも再婚して新しい家庭を持ちなさい」
・「加害者の会を作ってやる」
・殺された奥さんの事を、いい女だからヤリたいと親子で話してた(逮捕当時の、犯人の友人のインタビュー)


 

ちなみに「罪を憎んで人を憎まず」とか「(こいつが事件を起こしたのは)他の大人にも責任がある」とか「(検事、裁判官に)あとで後悔しなくてもいいような判決をだして欲しい」などと

「お前が言うな!」

的な事を 言い出したのは、“あの”安田が弁護に就いた後からでした。

多分、ロクでもねえ事を吹き込まれたんでしょうな!

(" ̄д ̄)けっ!

 

更にこの事件では、弁護士って連中、特に「死刑反対派」や「人権派」を名乗る連中が如何に外道か、ってのも暴いてくれました。

いやもう、安田を始めとした弁護団連中の記者会見の際の横着な態度とドヤ顔は、今でも忘れる事が出来ませんわ!

 

そういえばこの件で橋下市長が「たかじんのそこまで言って委員会」で「懲戒請求を出そう!」と呼びかけ、最終的には8千通近くも集まったのに、弁護士会は「不当な呼びかけで送られたものだから無効」って判断し、結局弁護団全員お咎め無し!

国民の声をここまで無視するってのもスゴイよなあ。

まあ結果、「弁護士も弁護士会もクズばかり」って世間では認知されちまったワケですが(苦笑)

「弁護士は正義の味方」と思っていた時期もあったんですけどねえ・・・現実は厳しいわ(^^;)

 

ま、何にせよ、今月の20日でようやく一区切り付く事となりました。

ただ、一区切り付くのはあくまで無責任に「ウォッチャー」やってる私らだけの話で、本村さんにとっては区切りが付く事など無いのでしょうけど・・・。

 

いえね。

この話をする度に、かつて本村さんがTVに出演した際に語った「錦帯橋」の話を思い出してしまって、涙が止まらなくなっちまうんですわ。

我ながら偽善だよなあ、とは思いますが。


怒る!

2012-01-24 01:51:49 | 光市母子殺害

 

光市母子殺害 最高裁で弁論、死刑回避主張

山口・光市で99年、母子2人を殺害したとして殺人などの罪に問われている元少年の裁判で、最高裁で23日、弁論が開かれ、元少年の弁護側は死刑を回避するよう求めた

 この裁判は、光市で99年、当時18歳の元少年が、本村洋さんの妻・弥生さんと長女・夕夏ちゃんを殺害したなどとして、殺人などの罪に問われているもの。最高裁は06年、一、二審の無期懲役の判決を取り消して控訴審のやり直しを命じ、広島高裁が08年、元少年に死刑を言い渡した。

 元少年側の上告で審理は再び最高裁に移っており、弁論で元少年側は改めて「殺意はなかった」と主張した。その上で「元少年は反省を深めている」などとして死刑を回避するよう求めた

 

私はこの事件の事が報道される度に、怒りを覚えずにはいられません!

犯人の福田に対してだけではなく、コイツを弁護している弁護士連中にも!

 

では、この外道共がどんな弁護をしたか、を改めてここに書いておきます。


精神的に幼い(12歳程度の)福田が、粘着テープとカッター持って
水道屋の作業服着てコスプレをしてピンポンダッシュして遊んでたところ
前から目をつけていた奥さんのところに偶然入り込んで
死んだ母ちゃんに似ている感じがしたから
母親の体内に回帰したいという、赤子のような心情が高まって
何やっても受け入れてくれるよねー、と思って押し倒して
そしたらなぜか抵抗しやがるから強く首を抱きしめたところ動かなくなって
じゃあ胸はだけたら恥ずかしがって起きるかなと思ってブラはずして
それでも起きないからいつ読んだかも買ったかも覚えていない小説に
精子を注入すれば生き返ると書いてあったからマムコにチンコ突っ込んだんだけど
途中赤ん坊が泣いて俺を嘲っているような感じだったので
あやそうと抱いたら2回ほど落っことして
それでも泣き止まないからちょうちょ結びしたら泣き止んで
それから生き返れと精子を注入して
一発抜いたらすっきりして、見渡すと赤ん坊も死んでいたので
押入れに入れればドラえもんがなんとかしてくれるだろう、と押入れに押し込んで
ようやくパニックになったから粘着テープと彼女の財布を間違えて持ってきてしまって
財布に入ってた地域振興券で遊んでいただけ。


この小説が「魔界転生」だったと犯人・福田は述べてましたが、裁判官が本の内容に関する事や、何時読んだのか、文庫本だったのか、ハードカバーだったのか、等と質問した所、何一つまともに答えられなかったってのを覚えている人も多いはず。

 

ついでにもう一つ!


※元少年が知人に出した手紙など
・「無期はほぼキマリ、7年そこそこに地上に芽を出す」
・「犬がかわいい犬と出合った…そのまま『やっちゃった』…罪でしょうか」
・『もう勝った。終始笑うは悪なのが今の世だ。私は環境のせいにして逃げるのだよ、アケチ君』
・『オレ自身、刑務所のげんじょーにきょうみあるし、速く出たくもない。キタナイ外へ出る時は、完全
 究極体で出たい。じゃないと二度目のぎせい者が出るかも』
・(被害者に対して)『ま、しゃーないですね今更。ありゃー調子付いてると僕もね、思うとりました。』

※安田弁護士(死刑廃止派)らの意見…弁護団は21人構成
・「遺体を強姦したのは、生き返らせるための魔術的儀式」
・「強姦目的じゃなく、優しくしてもらいたいという甘えの気持ちで抱きついた」
・「(夕夏ちゃんを殺そうとしたのではなく)泣き止ますために首に蝶々結びしただけ」

※心理鑑定・日本福祉大学の加藤幸雄教授の意見
・「私なら、世間に“性暴力ストーリー”と受け取らせず、“母胎回帰ストーリー”と示せた」
・「専門家のサポートがあれば、更生の可能性がある」

※元少年の質問回答
・「赤ちゃんの遺体を押し入れの天袋に隠したのは、ドラえもんが何とかしてくれると思った」
・「赤ちゃんをあやそうと抱いたら、手が滑って頭から落ちた」
・「死んだあとで服を脱がしたのは、女性だったら恥ずかしくて反応するかと思って」
・「精子を女性の体内に入れたら、生き返ると本で読んだ」


 

 

犯人の死刑を回避させる為ならば、どんな嘘でも言わせ、更には殺された人を侮辱する様な事を平気で言い、「誤って首を絞めた」事を説明するイラストなどでも、敢えて必要の無い「被害者女性の顔」を書き、挙げ句の果てが

「殺意は無かった」

「反省しているから許してやるべき」

ですけんのう!

 

「反省すれば許される」の域を越えとるわ!

 

今でも、安田を始めとした弁護団の連中が目の前に居たら、それこそ死ぬまでぶん殴ってやりたいですわ!

そして、その仲間達に弁護を依頼して「精神状態が普通では無かったので、殺意は無かった」と弁護してもらい、死刑を回避させて貰いたいですな!

多分、コイツらも身内がそういう目に遭わないと、自分達がどれほど外道な所業をやっているのかって事に気づかないでしょうから。

それに死刑廃止派連中って、自分達がかえって世論を「やっぱり死刑は必要だ」と言う方向に向けさせているのに気づかんのかいな?

 

ま、何にしても以前も書きましたが、コイツらには是非とも天罰が下って欲しいモノです!

でないと、こっちの溜飲が下がらんわ!

 

それにしても、最高裁も何をグズグズしてるんでしょうね?

本来ならば、遅くても昨年には判決が出ていたハズなのに、なぜか又も弁論を開く事を決定したので、尚更死刑反対派が「これはもしかして、死刑判決が取り消されるかも?」と、思いっきり期待して、昨日の弁論でもかなり気合いが入っていたとか。

社会的に影響が大きい場合、判決を先延ばしにしたり、もう一度弁護側の話を聞く事はあるそうですが、ここまで判決を伸ばすのは異例だとか。

 

裁判所は、いつまでそうやって本村さんを苦しめる気だ!

いいからとっとと「死刑判決」出しやがれ!


弁護団に天罰を!

2011-07-16 01:38:17 | 光市母子殺害

2007年5月、「たかじんのそこまで言って委員会」において、橋下現知事が出演していた際、光市母子殺害事件の弁護士の外道ぶりに腹を立て「皆さん、この弁護団の連中に懲戒請求を出しましょう!」と発言した所、大反響を呼び、安田を始めとした弁護団に参加していた連中に対し、かつて無い程の懲戒請求が弁護士会に届いた事は皆さんも覚えておいでの事と思います。

結局、それだけの懲戒請求が来たにも関わらず、弁護士会は「問題なし」として誰一人処分されなかったワケですが・・・(" ̄д ̄)けっ!

怒りの治まらない弁護団は、橋下知事に対し「故意に煽動した」不法行為と、「事実無根をTVで発言して名誉を傷つけられた」名誉毀損などの罪で1億2千万円の損害賠償を請求する訴えを起こしました。

1審は、不法行為と名誉毀損があったとして、橋下知事に800万円の支払いを命じ、2審は不法行為のみを認め、360万円の支払いを命じていました。

 

そして昨日、最高裁判決が出たのですが・・・

「光市母子殺害」テレビ発言 橋下知事が逆転勝訴

 橋下徹大阪府知事が就任前に弁護士として出演したテレビ番組で、山口県光市の母子殺害事件の被告弁護団への懲戒請求を呼びかけたため業務を妨害されたとして、弁護団のメンバーら4人が損害賠償を求めた訴訟の上告審判決で、最高裁第2小法廷(竹内行夫裁判長)は15日、橋下氏に賠償を命じた2審判決を破棄、請求を棄却した。橋下氏の逆転勝訴が確定した

(中略)

同小法廷は判決で「事件の情報を持っていないのに、弁護団を非難したのは配慮を欠いた軽率な行為で、不適切だ」と批判。しかし、弁護士の懲戒請求が広く認められている点を重視し、「発言内容は、視聴者の判断に基づく行為を促すものだったに過ぎない」などと指摘。「弁護士業務に重大な支障は生じておらず、弁護団の精神的苦痛が受忍限度を超える程度だったとはいえない」と結論付けた。名誉毀損(きそん)の成立も認めなかった。

 

 

よっしゃ!!

 

と言うか、今回の判決の内容を見ても、民主主義国家としては極めて「ごく当たり前」の事を言ってるんですよね。

逆に、もし橋下知事がTVで訴えかけた事が不法行為や名誉毀損と認められたら、今後誰一人としてTVで何にも発言出来なくなりますわなあ。

それこそ言論封鎖ですがな!

ま、弁護士連中は自分達に都合の悪い事だけは言論封鎖したいみたいですけどね。

(" ̄д ̄)けっ!

 

ちなみに、弁護団からのコメントもこちらの記事に載っていますが・・・

逆転勝訴の橋下氏「きちんと判断していただいた」

一方、敗訴した光市事件弁護団側は、代理人の弁護士が広島市内で記者会見し、「価値のないお粗末な判決。裁判官の見識を疑う」と不満をあらわにした。

 弁護団長の島方時夫弁護士も「この判決に一番驚いているのは、橋下氏本人ではないか」と指摘。当時を振り返り、「あの弁護団はKY(空気が読めない)だったが、誰かが元少年の弁護をしなければならなかった。(橋下氏のように)空気の読める人が、どうしてテレビ番組で批判したのか」と改めて非難した。

 

空気が読めたからこそ、あの発言をしたんじゃねえの?

それに、あの発言はただのきっかけであって、放っておいても弁護士会へ抗議の電話が殺到した事は間違いないでしょう。

それほど、テメエらのやり方が異常過ぎたんだよ!

テメエらの「加害者の弁護のフリをした被害者に対する冒涜の数々」には、皆、怒り心頭だったんだよ!

しかも、福田孝行に余計な事ばかり吹き込んで、その結果、裁判官にまで「魔界転生を本当に読んだんですか?」とかツッコミ入れられて、かえって福田の立場を不利にしただけじゃねえか!

テメエらのやった事ってのは、加害者も、被害者も、自分達の主義主張を通す為に犠牲にしただけ!

テメエらは、誰一人救えてねえんだよ!

それで「私は弁護士でござい」とは、良くもまあ厚かましく名乗れるもんだわ!

( ゜д゜)、ペッ

 

私は、光市母子殺害事件における、安田を始めとした弁護団連中の「恥知らずな外道ぶり」は生涯忘れんぞ!

 

神様、どうか外道共に天罰を!


どうしてすぐに結論が出ないのか?

2011-07-13 01:55:02 | 光市母子殺害

 

最高裁、光市事件で来年1月弁論 差し戻し審で死刑

1999年の山口県光市母子殺害事件で殺人や強姦致死などの罪に問われ、2008年に広島高裁の差し戻し控訴審判決で死刑とされた元少年(30)について、最高裁第1小法廷(金築誠志裁判長)は12日までに、弁論の期日を来年1月23日と決めた。最高裁は二審が死刑の場合、慣例として弁論を開き、検察、弁護側双方の主張を聴く。

 検察の死刑求刑に対し、山口地裁は犯行当時18歳1カ月だったことなどを考慮して無期懲役とし、広島高裁も支持した。しかし最高裁は、年齢について「死刑回避の決定的事情とまではいえない」と指摘し、特に酌むべき事情の有無をさらに審理するよう差し戻した。

 

差し戻しで死刑が求刑された後、なぜかマスコミも含めて全く情報が出てこなかった光市母子殺害事件ですが、ようやく来年に少しだけ“前進”するようです。

ま、「前進」と言えるかどうかは非常に微妙ですが・・・。

それにしても、裁判所もこの3年間、一体何をやっていたのでしょうねぇ。

いつまで本村さんを苦しめれば気が済むのやら。

 

ただ、穿った見方をすれば、現政権が死刑廃止だの叫び回る極左政権なので、最高裁も敢えて裁判を行わなかったのかもしれません。

何せ、殺人犯・福田孝行側の弁護士と言えば、安田を始め“現政権の同志”みたいなヤツらがゴロゴロしているのですから、もしかすると江田五月の圧力で裁判の結果が変わる可能性も否定出来ませんから。

だって江田五月のヤツ、こんな事を言ってますからねえ。

資質問われる江田法相 死刑執行に否定的、廃止に前向き

 江田五月法相は8日の記者会見で、法相に就任してから死刑を執行していないことについて最近少し死刑判決が目立つようになっている感じはしている。ただ、いっぱいたまったから急いでやらなきゃという話ではなく、しっかり考えていくべき課題だ」と述べ、任期中の死刑執行に否定的な考えを重ねて示した。

 その上で「国民の意見もあると同時に世界の流れもある。死刑廃止をしている国がだんだん増えてきていることもあり、国際世界に開かれた日本としてどうしていくべきかしっかり考えたい」とも述べ、死刑廃止に前向きに取り組む考えも示した。

 刑事訴訟法では、死刑執行は法相の命令で行われ、判決確定の日から6カ月以内にしなければならないとしている。しかし、未執行者は戦後最多の119人にのぼっている。

 江田氏が死刑執行をしないことで未執行者の数はさらに増えることが予想される上に、裁判を国民に身近なものにするとの理由に創設された裁判員制度の趣旨に照らしても、法相としての資質が問われそうだ。

 

死刑執行が目立つんじゃなくて、凶悪犯罪が増えてるって考えには至らないのかいな、コイツは。

しかもその凶悪犯罪起こしている連中に、支那朝鮮人の多い事、多い事!

一説によると、支那朝鮮人が日本からいなくなるだけで、日本の犯罪は8割近く減るとか何とか・・・。

又、刑務所に入っているヤツも7割強が支那朝鮮人だ、ってのも誰かが言ってましたっけ。

ま、「日本人になら何をしても構わない」と思っている連中ですから、意外でも何でもありませんけど。

・・・現政権は、そんな連中のビザ緩和しちまうんですからねえ。

これも「日本壊滅に向けてのテロ行為」の一環じゃないのか?

 

それと、どうしてこういうヤツらって、何かと言うとすぐに「世界が、世界が」って言うのでしょうねえ。

そのくせ国防とかの話になるとすぐに「世界は関係無い」とか喚きちらしやがるくせに!

(" ̄д ̄)けっ!

 

あ、それと死刑廃止論者は

「死刑の代わりに終身刑の導入を!それが世界の主流だ!」

と騒ぎ立てていますが、その辺に関しては是非とも以下のサイトをご覧ください。

わが国の無期懲役

 

 

・・・それにしても、光市母子殺害事件関連の記事を見る度に、本村さんの“心の叫び”や、かつてTV出演した際に話された、夢の中で家族で錦帯橋の上にいたけれど、奥さんと娘さんが自分が居る方とは反対側に向かって渡っていった話を思い出してしまって、今でも涙が出てきてしまいます。

こんな犯罪を犯したクズを死刑にしても、殺された人達が帰ってくるわけではありませんが、少なくとも遺族の溜飲が下がる、再犯の危険性がある人物が再び世に放たれる心配が無くなる、って事だけでも死刑制度の意味はある、と私はそう思っています。

そもそも我が国では「己の犯した罪は己の命を持って償う」と言う、一種の武士道精神が法だけでなく、我々の心の“根底”にあるのですけど、死刑反対派連中の大半は、どうもその辺が理解出来ないようなんですね。

だからこそ、そういう連中の出自を私は疑うワケですが。

それと、死刑廃止論者は日本の死刑にはやたらと抗議するくせに、支那の死刑に対して抗議した、って話は聞いた事がありません。

ホント、“お国”が知れますなあ・・・。


お前が言うな!

2009-11-03 02:22:51 | 光市母子殺害

ちょっと前の話ですが、光市母子殺害事件の犯人・福田孝行(仮名)の実名を出して書かれた「福田孝行君を殺して何になる」って本が、「元少年なのに実名を出した」事で、著者と弁護士の間でエセ左翼お得意の“内輪もめ”が始まっていましたが、これがどうやら“こじれにこじれた”ようで、こうなった様です。

【速報】元少年、慰謝料求め提訴 光事件実名本出版で

 光市母子殺害事件の被告の元少年(28)=死刑判決を受け上告中=の実名を記した本の出版をめぐり、元少年が2日までに、出版社などを相手取り、出版差し止めや販売禁止のほか、出版によって精神的苦痛を受けたとして慰謝料約1千百万円の支払いを求める訴訟を広島地裁に起こした

 訴状によると、元少年側は、実名などを掲載した本の出版は明らかに少年法に違反し、元少年の成長発達権やプライバシーの権利を侵害すると主張。出版により「重大な精神的苦痛も受けた」としている。第1回口頭弁論は11月26日の予定。

 

「出版によって精神的苦痛を受けた」ですか、ほうほう、成る程ねえ・・・・・・・

 

お前が言うな!

 

親子三人で幸せに暮らしていた家庭の奥さんを、水道工事のフリして上がり込んでレイプしようとして抵抗されたので殺し、しかも女性を屍姦すると言う外道ぶりまで発揮し、更に、母親にすがって泣いていた生後11カ月の子供まで床に叩きつけて殺しておきながら、犯行の発覚が遅れる様に二人の死体を押し入れに押し込んで隠し、その後奪った地域振興券でゲーセンに行って遊んでいたお前が言うな!

そして、裁判中は神妙に反省しているフリをしておきながら、“友人”に「被害者の夫(本村さん)は、ありゃあ、調子に乗っとりますわ」「犬がある日“可愛い犬”と出会って『やっちゃった』。これは罪でしょうか?」などと、本村さんや自分が殺した本村さんの奥さんを散々蔑む様な手紙を書いていたお前が言うな!

最高裁差し戻し後、弁護士が変わった途端「押し入れに入れたのはドラえもんが生き返らせてくれると思った」「屍姦したのは『魔界転生』の真似をして生き返らせようとしただけ」などと、命惜しさに供述をひっくり返し、本村さんの心を更なる悲しみの底に突き落としたお前が言うな!

 

本村さんは今も、テメエのおかげで

テメエの何十倍、いや何百倍

“苦しんでいる”んだぞ!

 

それを棚に上げやがって、

よくもまあいけしゃあしゃあと

そんな事が言えるな!

(#゜Д゜)ゴルァ

 

 

それと、この「福田孝行君を殺して何になる」の著者のオバハン!

なんだ、このタイトルは!

福田孝行は殺人を犯したから、罪を償わなくてはならないんだ!

それを、如何にもタイトルだけで「死刑=殺人」みたいな書き方しやがって!

日本は古来より「自分の犯した罪は自分の命で償う」んだよ!

いわば、コイツが死刑になるのは自業自得じゃ!

 

日本人のくせにそんな事も判らんのか!

 

ええい!腹の立つ!

 

 

 

・・・・・・・・・え~、毎度すいません。

どうもこの事件の事となると、理性がすぐに吹っ飛ぶもので(^^;)

と言うか、私には、女性や赤ん坊を平気で殴ったりするヤツの“気持ち”が全く判らないんですよ。

一応人よりも“力”がある私は、小学生の頃から父親に「お前が本気で人を殴ったら大変な事になる。それを自覚せよ!」と言われて育ったもので、ケンカしても私の方からあまり手を出した事はなく、むしろ“やられ放題”になってしまい、そのせいか、人よりも臆病になってしまって“人嫌い”になっていたくらいです。

まあ、確かに今でも私が“本気”出したりしたら、普通の人の骨ぐらい折ってしまうでしょうけど(^^;)

そんな“事情”もあって、子供の時から私は“女性”や“子供”を殴るなんて事を、殆ど考えた事はありません。

かつて仕事先で、もの凄く生意気な女性がいた時には、さすがに「“戒め”を破ってぶん殴ってやろうか」と思った事もないわけではありませんが、それでも最後には理性が働いて、実行する事はありませんでしたけど。

 

そういう親からの“戒め”や、変に“正義感が強い”せいもあって、私は今でも“弱い”女子供に“手を出す”ヤツは大ッキライなんです!

 

え?今時は女性の方が強くて、男性を殴るって?

ま、それに関しては又別の話と言う事で(^^;)

 

そして特に「子供を殺す様な“人でなし”」に対しては、例え知らない相手だろうと本気で怒りが沸いてくるんです!

だからこの事件でも、高裁で無期懲役判決が出た時には、「この国に正義は無いのか!」と嘆いたものでしたが、その後最高裁が差し戻し判決をし、昨年高裁で「死刑」判決が出た時には、本気で喜んだものです。

 

そうやって色んな人を苦しめてきたヤツが、のうのうと「精神的苦痛を受けた」などとほざきやがったものですから、もう腹が立って腹が立って、悔し涙が出そうになりましたよ!

 

・・・・・・そういえば、昨年の判決後、弁護士側が上告したハズですが、その後続報が殆ど流れて来ませんね。

まあ、今の所弁護士側から「新たな証拠」が提示されない限り、上告棄却になって「死刑」が確定する可能性が大なのですが、よりにもよって今の法務大臣が死刑反対派で、朝鮮大好き&反日思想家のクソババア!

この分だと、「福田の死刑執行」のニュースを見るのはまだまだ先の話になりそうですなあ。

 

やっぱこういう点からも、鳩山内閣はとっとと潰さないとダメですな!