新・ボヤッキーでトンズラーな日記

そこいら辺にいる普通のオッサンです。日々気にくわない事や腹が立ったことをつぶやいています。

どうする、石原慎太郎!

2010-12-11 03:04:41 | アニメ・特撮

始めに言っておきますが、確かに最近のマンガは目に余る表現が多い、と私も思います。

エロの暴走状態にある、と言っても過言ではありません。

昔だったらそれこそ、かつてコミケでしかお目に掛からなかった様な「創作エロ同人誌」ばりの内容や、かつて“ビニ本屋”や“自動販売機”で売られていた様な“エロマンガもどき”が店頭で堂々と売っているし、読んでて“眉をひそめたく”なるような、若しくは不快になるような“ヒドイ話”も少なからずあります。

特にここ数年は、“その傾向”に拍車が掛かっていて、こっちのトラウマが刺激され、読んだ後非常にイヤ~な思いしか残らない、って事も多々ありました。

いえ、そんなに多くは読んでませんけどね(^^;)

 

しかし、それでは法律で規制する事に賛成なのか?

と言うと、それは個人的には大反対です!

 

なぜなら、得てしてそういった公文書は非常に曖昧、且つ、どうとでも取れる様な表現が多く、そして、それら曖昧な表現を一部の邪な目的を持った連中が拡大解釈して、自分達の都合の良いように利用してしまうからです。

 

私がそういった「文書化する事の危険性」ってヤツを痛感させられたのは、外国人参政権問題!

「地方であれ、国政であれ、選挙権は日本国民固有の権利であって、外国人に与えるのは違憲」

と言う最高裁判決が出たにも関わらず、その判決文に添えられたたった一人の書いた、しかも判決とは全く関係無い“傍論”によって、外国人参政権賛成派は

「最高裁判決が合憲と認めた!」

と、傍論には全く効力が無いにも関わらず、「最高裁判決に添えられていた」と言うだけで、自分達の都合の良い様に拡大解釈し、その傍論を金科玉条の様に崇め、そして、いまだにそれを“根拠”として外国人参政権を法制化しようと躍起になっています!

現与党である民主党と“与党”と“野党”の間を行ったり来たりして、「“ゆ”党」と揶揄される公明党がその筆頭だったワケですが・・・。

 

かようにして、自分達では良かれと思って作った法律が、一人歩きしてトンデモ無い事になってしまう、と言うのは歴史が証明しています。

 

そして今や石原慎太郎が、“愚”の歴史の轍を踏もうとしています。

「東京都青少年健全育成条例改正案」って弾圧条例で。

 

そもそも、そうやっていきなり法で規制する前に、まず出版社等と話し合って、お互いが納得するようなガイドラインを作成し、「ある程度の自主規制をしてもらう」ってのがスジじゃないの?

それすら無視して、いきなり「こんな法律作るから、お前ら庶民は従え!」って、江戸時代よりもヒドイ話ですがな!

というか、反対意見を完全無視して、ひたすら自分の考えた法を押しつけようとする点では、石原慎太郎も、鳩山や仙谷と変わりありません!

もう少しマシなジイサンだと思ってたんですけどねえ・・・。

 

更に、こんな発言までしていた様で。


平成22年第4回定例会
12月 7日(火)本会議代表質問より青少年健全育成条例改正案について

子供達を取り巻く状況を一刻も早く改善するのが必要なのはご指摘の通り。
今回の条例改正案も、先の改正案に続いて議会の議論を聞いて、分かりやすく明確になるようにしたもの。

自分の体験を踏まえて話すと、ドイツを含めての北欧に行った。
すると、北欧は日本に比べて開放が進んでいるが、子供を対象とした変質的な製品は全然無い。

これはやはり、ある意味向こうの宗教がしっかりしているというか、宗教に基づいた倫理観がしっかりしている。

向こうの担当者に意見を聞き、向こうがどういう原理原則・どういう信念で
子供に関する出版物や映像を禁止しているかということを最終的に説明することで、
訳の判らん反対をしている訳の判らん輩にも説得が及ぶと考えている。

【ニコニコ動画】石原「マンガ規制に反対をしているのはワケのわからん輩

 


 

前からこのジイサンが「キリスト教信者」だとは知ってはいましたけど、どうもその中でも原理主義者っぽいですね。

仏教よりもキリスト教が上と信じて疑わず、しかも「キリスト教のおかげで倫理観がしっかりしている」などと言うに至っては、正に愚の骨頂!

歴史を見れば判りますが、他宗教を最も潰して回ったのはキリスト教ですからね。

しかも、神の名の下に大虐殺までしまくっています。

でも、「アーメン」と言えば、全ての罪はチャラ!

そんな宗教に倫理観がある、とは私にはとても思えないんですけどねえ。

あ、ちなみに私、ここまでお読みになれば判る通り、「アーメン教」嫌いですので、あしからず。

ウチにねえ、「ものみの搭」の連中が来て、鬱陶しいんですわ・・・って、それだけじゃないんですけどね。

まあ、個人的には「仏教の方がまだ理に適っている」と思っていますもので。

それに、今の日本の“キリスト教”は朝鮮人に乗っ取られているらしい、ってのも嫌いな理由の一つなんですけど、まあ、その辺の話は又の機会に。

実際、やたらと信者に対するレイプ事件で捕まった神父とかって、殆ど朝鮮人ですからね。

そういう点一つ見ても、「キリスト教は倫理観がしっかりしている」とは、とてもとても・・・。

ちなみに、ヨーロッパで最もレイプ犯罪が多発しているのはスウェーデンなんだとか。

他の国の4倍以上だそうですよ。

ちなみに日本は?と言うと、資料があったサイトを失念しましたけど、他国に比べると圧倒的に低いです!

下から数えた方が早かった位。

しかも、在日の犯罪も「日本人」としてカウントされている為、「本当の日本人」が起こしたレイプ犯罪は、更に“下回る”事は確実です。

・・・やっぱり、アイツらはロクなもんじゃありませんな!

 

又、「児童ポルノサイト」の数も、他国からすると圧倒的に少なかったはず。

ちなみに、世界で一番児童ポルノのサイトが多いのは米国だったりします。

更に、人口比率で言うと、韓国もかなり上位に食い込んでいたハズ。

あの資料あった場所、どこだったかなあ・・・今度探しておきますね。

自分で以前書いたハズなのに完全に失念してしまいました。

年は取りたくないもんだ(^^;)

 

あ、そうそう思い出しました!

イタリアの団体「テレフォノ・アルコバレーノ」って所が発表してたんだった!

で、調べてみたら2009年度版があったので、リンク貼っておきますね。

但し、pdfファイルなので、開く時はお気をつけて。

14th ANNUAL REPORT against on line chird abuse and sexual axploitation

 

上記資料で必要な部分だけ抜粋すると、報告書の8ページ目に掲載されている「インターネット上の各国の児童ポルノサイト数」は

1位 ドイツ     19,488
2位 オランダ   10,277
3位 アメリカ    8,411
4位 ロシア     7,118
5位 キプロス    1,688
6位 カナダ      1,033
7位 ハンガリー    450
8位 スイス       244
9位 スペイン     119
10位 タイ       107

で、日本は13位で、56と。

 

更に10ページ目に書かれてある、「インターネット上で確認された(?)児童性愛者の国別数」は

1位  アメリカ  22.3%
2位  ドイツ   17.6%
3位  イギリス  6.5%

・・・と続き、日本は16位の1.5%、と。

 

あれあれ~?

どう見ても、石原都知事の発言とは全く真逆のデータが出てますね!

あのジイサン、多分ネットやってないんだろうなあ・・・。

 

又、これも確かスウェーデンだったと思うのですけど、こういったポルノの類を規制強化した途端、レイプ犯罪が一気に増加した、ってのも、以前どっかで読んだんですよねえ。

 

この様に、確かに現在流通しているマンガには若干過激な表現が入っているモノもありますが、上記データを見ても、わざわざ法律で規制するほどではありません。

なのに、なぜ石原慎太郎は、あそこまで頑なに規制しようとするのか!

・・・多分、“側近”か“助言者”にキリスト教系某団体のヤツでもいるんでしょうねえ。

ソイツが都知事を“そそのかして”、日本人を弾圧しようとしているんじゃないか、と。

 

しかし、さすがに上記条例の内容があまりにも曖昧且つ独善的な為、色んな漫画家や団体から抗議声明が出されているワケですが、慎太郎はそれにすら耳を貸そうとしません。

あそこまで頑なに突っぱねる、って事は、このジイサンも引退撤回して、次の都知事選に出る気なのかも?

 

で、さすがに業を煮やした角川書店が、石原慎太郎が実行委員長となっている東京国際アニメフェアへの参加を拒否!

そして、他の出版社もそれに習って、参加を見合わせる事になったようです。

東京国際アニメフェア参加拒否=都の漫画規制案に抗議-出版10社

講談社、小学館、角川書店などの出版社で構成するコミック10社会は10日、過激な性描写のある漫画の販売規制を盛り込んだ東京都青少年健全育成条例改正の動きに抗議して、石原慎太郎都知事が実行委員長を務める「東京国際アニメフェア2011」への出展をボイコットすると発表した。 10社会は声明で、改正案を「これまでの出版界と都当局の話し合いの歴史を踏みにじるもので、規制対象は依然あいまい」と指摘。石原知事らの対応についても「事実誤認に満ちた不誠実な発言を繰り返している」と批判した。

 

東京アニメフェア:コミック10社会が参加拒否の緊急声明

過激な性描写の漫画やアニメの販売を規制するという趣旨の改正案に対し、声明は「漫画家やアニメ制作者との話し合いがただの一度も行われないまま」作られつつあり「規制の対象が依然あいまいで、むしろ拡大さえしている」と表現の自由を奪う危険性を指摘。知事と都が、漫画やアニメについて「事実誤認に満ちた不誠実な発言を繰り返し続けている」と批判した。

 

ま、当然と言えば当然の反応なワケでして。

しかし、このアニメフェアもようやく定着しつつあっただけに、残念ですねえ。

でもこの位しても、多分あのジイサンは堪えないと思いますよ(^^;)

しかし常々思うのですけど、石原慎太郎は一体どんなマンガを、「規制賛成派」に読まされたんでしょうねえ。

個人的にはむしろ「慎太郞が読んで、規制を決断したマンガ」が何だったのか、そっちの方が気になりますわ!

( ̄ー ̄)ニヤリッ

 

しかし、ここまで大手出版社が抵抗している現状で、果たして慎太郞はどう決断するのか!

 

ここで、規制条例を通過させてしまったら、各出版社が一斉に東京から逃げ出すかも知れませんね。

すると、税収が大きく減ってしまい、都の財政は益々苦しくなってしまうわけですが・・・このジイサン、そこまで考えては・・・いないんでしょうねえ。

 

イデオロギーに固執するあまり、現実が見えなくなってしまっているのでしょう。

 

・・・・ん?

何だ、今の民主党と一緒じゃん!

やっぱり石原慎太郎も所詮はその程度の政治家でしたか・・・(^▽^ケケケ

 

 

大体、自分もかつて著書「太陽の季節」のせいで「太陽族」なるものが大量発生し、社会にちょっとした混乱を招いた、って事実を忘れてるんじゃねえの?

自分は好き放題やっておいて、他人は規制するとは・・・┐(´ー`)┌ヤレヤレ