あるくみるきく_瀬戸内シーカヤック日記

瀬戸内を中心とした、『旅するシーカヤック』の記録

『芸予ブルー』_テーマカラー of 印象派_”瀬戸内シーカヤック日記”

瀬戸内シーカヤック日記: ウィルダネスシステムズ『ケープホーン』で今年最後のお散歩ツーリング&YB125SPで牡蠣買い出し

2017年12月30日 | 旅するシーカヤック
2017年12月30日(土) 昨日はどんよりと曇っていたのだが、今日は晴れて風は弱い予報。
昼からは、牡蠣を買い出しに行くというお使いがあるのだが、午前中は空いているので今年最後のお散歩ツーリングに出かけることにした。

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クルマを走らせ、最初の候補地に行ってみると、少し風があってあまり楽しくなさそうな雰囲気。
『じゃあ』ということで、別のお気に入りの出艇地へと向かう。

今日のお供も、最近はいつも積みっぱなしにしている『ウィルダネスシステム』の『ケープホーン』
すごい特徴があるというシーカヤックではないのだが、ここ数年のお気に入り。

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マルチチャインの船底を持ち、5mを切る扱い易いサイズのポリ艇である。
ラダーがあまり好きではない俺は取り外しているが、キールが効いているように見えるスタイルから受ける印象に比べて操作性が良いので、全く問題なく快適にツーリングを楽しめている。

ポリ艇なので重量は重いのだが、FRP艇と違ってあまりハンドリングに気を使わなくて良いので、荒れた浜からの出艇や上陸も心配ない。
またその重量もあって、空荷の日帰りツーリングでも船が沈むので安定性が高く、多少荒れてきても安心して漕ぎ進むことができるのもメリットの一つ。

20数年前に使っていた、ポリ艇のスペクトラムなどは剛性が低く、夏になると高い気温で艇がグニャリと曲がってしまっていたものだが、この艇ではそんなこともないのである。
多少スピードは遅いかもしれないが、レースに出る訳でも、人と競ってツーリングする訳でもない、ソロツーリングが基本の俺にはぴったりの艇なのだ。

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今日は晴れの予報だが、朝はまだまだ雲も広がっており、少し暗めの冬のツーリングの雰囲気である。

それでも風もほとんどなく、今年最後のお散歩ツーリングは楽しめそうである。
パドルはお気に入りのアークティックウインド。

さすがに冬なので、グローブも準備する。
ウエアは、コーカタットのドライスーツ。

運転してきた服の上からドライスーツを着れば、冬の海に漕ぎ出せるのだから、こんなに便利で楽な装備はない。
少々費用はかさむが、その利便性と快適性を考えれば、リーズナブルなコストパフォーマンス。

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お気に入りの海に漕ぎだす。

浜には他に誰もおらず、静かな芸予諸島の海を独り占め。
冬のツーリングのお供として、ポットにつめた熱いお茶は欠かせない。

俺は、象印のポットがお気に入り。
保温性が高く、かなり長時間温かいお茶が楽しめるのが最高である。

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透明度の高い冬の海を、アークティックウインドで、のんびりまったり漕ぎ進む。

これで青空が広がれば最高なのだが、まあ文句は言うまい。
海鳥が集団で飛んでいく。

ロックガーデンぽいエリアも、良い雰囲気。

たっぷりと自然海岸が残るこの場所は、貴重なツーリングエリア。

海蝕洞も存在するのだ。

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横島を眺めながら、南下していく。

いつものお気に入りの浜に上陸。

無人の静かな浜は、眺めも良くてお気に入り。

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落ちている発泡スチロールに座り、ポットのお茶を飲み、持ってきたお菓子を食べる。

今年最後のシーカヤックツーリングも、またまた至福の一時である。

少し風が出はじめたので、そろそろ戻ることにしようか。


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家に戻り、お昼ご飯を食べると、YB125SPでお使いに。

今日は、安芸津まで牡蠣を買い出しに行くのである。

大粒の剝き身が1kgで2,600円也。
『今日と明日の晩御飯が楽しみだなあ!』

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2017年の漕ぎ納めも無事に済んだ。
生涯不良の旅するサラリーマン・シーカヤッカー。 さて、来年はどんな旅をしようかな。
楽しみだ!

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