あるくみるきく_瀬戸内シーカヤック日記

瀬戸内を中心とした、『旅するシーカヤック』の記録

『芸予ブルー』_テーマカラー of 印象派_”瀬戸内シーカヤック日記”

瀬戸内シーカヤック日記: 夏のタンデムカヤックツーリング&プライベートビーチで海水浴

2013年07月27日 | 旅するシーカヤック
2013年7月27日(土) 今日は、久し振りにタンデムカヤックをカートップし、妻と一緒に地元の海をお散歩の予定。

『たまには一緒に海水浴にでも行ってみようか』 『どこに行くん?』
『そうじゃのう。 昔、子供らを連れて泳ぎに行きよったあたりのプライベートビーチがええんじゃないんか』 『そうじゃね。 あそこらへんなら誰も来んし、ゆっくりできるね』

朝は曇りで雨でも降り出しそうな感じだったが、なんとか持ち直して青空も見えてきた。

カートップしていたタンデムカヤック、アケイディア2_14.0を一人で担ぎ、浜に降ろす。

このタンデムカヤックのカタログ重量は36kgあり、妻と二人で前後を持って運ぶのは重くて大変なのだ。 これが、カートップした状態から一人で担ぐと、バランスさえ取れれば意外と楽に運べるのである。

とは言え、やはり重いものは重いのだが。 これが、いつまで運べるかなあ?

カヤックを浜に降ろすと、荷物を運び、準備完了。

『ようし、出発だ!』

***

今日は、少し強い南西風が吹いているものの、暑すぎずお散歩ツーリングには絶好のコンディション。

バウはワーナーの初期型カマノ。 スターンは、同じくワーナーの名パドル、アークティックウインド。

風が少し強めなので、昔子供達を連れて泳ぎに行っていたビーチまでは行かず、途中のビーチで上陸した。

『ようし、今日はここが俺たちのプライベートビーチだ!』

この浜は、午前中は日陰もあり、これから潮が上がってくるのだが充分な面積があって、かつ岩場もあるのでシュノーケリングを楽しむにも良さそうである。

まず、妻は途中で買い込んできたおやつ、俺はノンアルコールドリンク。


***

『さて、そろそろ泳ぐかな』

妻は昨日100円ショップで買った浮き輪を膨らませ、俺は水中眼鏡と足ヒレを準備。

海に入ると、少し海水温は低めだが、岩場の近くでは多くのメバルの稚魚が泳いでいて、とても楽しいシュノーケリング。

途中で水中眼鏡を妻に渡し、彼女も浮き輪でプカプカ浮きながら、久し振りとなる海水浴&水中観察を楽しんでいた。

それにしても、ちょっとカヤックで漕ぐだけで、こんなに素敵なプライベートビーチで遊べるなんて、瀬戸内海/芸予諸島はなんと恵まれたロケーションなのだろうか。

シーカヤッカーとしては、本当に幸せである。

***

海を楽しむと、少し早めのお昼ご飯。
ノンアルコールビールを飲みながら、コンビニで買い込んで来た弁当を食べる。

目の前はお気に入りの海。 なんとも贅沢な時間である。

食後、デザートの後は近くの広いビーチに散歩に行き、もう一泳ぎ。 『ようし、そろそろ帰ろうか』


***

上陸すると、こんどは二人でタンデムカヤックをクルマまで運び、いつものようにクルマの後ろからキャリアに載せてカートップ。

洗車場でカヤックとクルマを洗い、江田島にある温泉へ。 この辺りを漕いだ後には時々立ち寄るシーサイド温泉能美。
気持ち良いお湯にのんびりと浸かり、ゆっくりと体と心の潮抜き。

『ああ、サッパリしたね』

帰りには、前から気になっていた江田島のお菓子屋さん、『岡林花月堂』さんに立ち寄り、有名なイタリアンロール&これまた有名な『切れ端』を購入。

店に入った妻によると、イタリアンロールは最後の一本だったらしい。 『ラッキーだったね』

家に戻ると、クルマから艇庫(?)までは一人で36kgのタンデムカヤックを担いで運搬し、今日のツーリングは無事終了。

***

妻と二人、タンデムカヤックを漕いで地元のお気に入りプライベートビーチに行き、
綺麗な海でシュノーケリング&海水浴を楽しみ、
おやつとお弁当を楽しみ、
温泉とイタリアンロールを楽しんだ。

50歳を目の前にした、子離れ夫婦の夏の休日。 いやあ、楽しかったなあ!

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