あるくみるきく_瀬戸内シーカヤック日記

瀬戸内を中心とした、『旅するシーカヤック』の記録

『芸予ブルー』_テーマカラー of 印象派_”瀬戸内シーカヤック日記”

瀬戸内シーカヤック日記: 宮島一泊旅_錦水別荘、夜の宮島散策、あなご飯の『うえの』

2013年05月19日 | 旅するシーカヤック
2013年5月18日(土) 有休を取って金曜土曜で楽しんだ、『YB125SPでの生名島キャンプツーリング』から家に戻ると、昼前に妻と一緒に家を出る。

JRで広島駅まで行き、『むすびのむさし』でお昼ご飯。

俺は地海老天婦羅うどん定食。 妻はざるそば定食。

うどんもおいしいし、なんと言ってもこの”俵むすび”が絶品だ。 『ごちそうさまでした』 『やっぱり、むさしは美味しいねえ』

そのまま広島市内に買い物に行くという妻に、『じゃあ、行ってくるけん。 しっかり下見しておくよ』

***

私はJRで宮島口駅まで行き、フェリーで宮島へ。

明日は雨の予報だが、今日は晴れて汗ばむほどの暑さである。



今日は、錦水別荘のシングルルームを予約してある。 チェックインが15時からなので、まだ時間があるのでしばし散策。

町家通りを歩き、

五重塔を見学。







そこから歩いて大聖院まで。







旅の安全を祈願。

***

15時。 錦水別荘さんにチェックイン。
もちろんこれまで何度も宮島には訪れたことがあるのだが、宮島に泊まるのは今回が初めてである。

なんで、こんなに近いのに泊まりにいくのかと思われる方も多いと思うし、先日、尾道の魚信へ泊まりにいった時にも、宿の方には近くからわざわざと言われたのだが、私としては近場だからこそ泊まりがけで出かけるのである。

その地で一晩泊まり、ゆっくりと過ごす事で見えてくるものもあるだろうし、なにより旅の移動時間が少なくて済み、のんびりまったり過ごす事ができることが、なにより贅沢な時間の使い方だと思うのだ。

今日の部屋は、ロフトタイプのなかなか面白い部屋である。






荷物を(と言ってもPorterのウエストバッグ一つだが)部屋に置き、浴衣に着替えると、自慢だという畳敷きの展望風呂へ。

防水の畳みが敷かれたお風呂場。 『へえ、こりゃあなかなかいいじゃないか』

***

お風呂の後は、しばし部屋で休憩し、楽しみにしていた晩ご飯。

担当の方が、今日のメニューを親切に説明して下さる。

『いやあ、楽しみだなあ』

まずはビールをグビリ。

鍋の穴子も、イカスミが練り込まれたという”うどん”も美味しい。


そして今回のメイン。 広島牛とフォアグラである。

この広島牛は、A5ランクの『イチボ』のステーキだとか。 肉の事はあまり良く知らないのだが、とにかく絶品。

そして楽しみにしていた”フォアグラ”。 『参った。 こりゃホンマに旨い。 いやあ、たまらん』

牡蠣の西京グラタン。


『日本酒、お願いします。 冷やで』

美味しい料理をゆっくりと楽しみつつ、独り静かにお酒をグビリ。

至福の一時!







『ごちそうさまでした』

***

食事を終えると、カウンターに鍵を預け、夜の宮島散策へ。

商店街は店も閉まり、ほとんど人通りのない静けさ。 『やっぱ、かなり雰囲気が違うなあ』



しばし歩くと、


ライトアップされた大鳥居が見えてきた。


***

ホテルでパンフレットを見ていたら、夜のライトアップの事が書いてあり、急遽来てみたのだが、これが大正解!













『いやあ、素晴らしい。 夜の宮島、散策してみるものだ』

***

2013年5月19日(日) 朝はいつものように5時前に目が覚めた。
お湯を沸かし、お茶を飲むと、昨日3度入ったお気に入りの畳敷き展望露天風呂へ。 お風呂の後、しばし休憩して朝ご飯。

この朝ご飯がまた気に入った。

自分で味噌を溶くコラーゲン入りのシジミ汁がなんとも絶品。 自家製豆腐も旨く、五穀米もおいしくいただけた。
『ごちそうさまでした』 満足満足。

9時過ぎにチェックアウト。 『お世話になりました』 錦水別荘、居心地の良い便利な宿だが、特に料理が気に入った。

今日は朝から雨。 フェリーで宮島口へ。


今日の午前中のお目当ては、なんと言っても『あなご飯のうえの』
クルマで来たときは飲めないが、今日はJRなので朝から軽く飲るつもり。 楽しみだ!


10時開店で、30分ほど前には到着したのだが、既に10人近い人が待っている。
私も名簿に名前を記入し待ち合いスペースへ。

開店。 名簿順に呼ばれ、店内へ。 相席である。

『穴子の白焼きと”ぐい飲み”、あと穴子丼の小をお願いします』

待つ事しばし、

穴子の白焼きと、ぐい飲み。

『いただきます』 白焼きに、山葵をちょこんと載せ、塩をちょっぴり付けて口へ。 『おお、これこれ。 やっぱ旨いなあ』
そしてぐい飲みをグビリ。 『ああ、朝からこんな至福の一時。 最高やなあ!』

白焼きを食べ終える頃、穴子丼が出てきた。 『すみません。 生ビール、お願いします』

『パクリ』 『グビリ』 『パクリ』 『グビグビッ』 もう、何も言うことは無い。

『ごちそうさまでした』


***

怒濤の様な一週間を乗り切り、久し振りの有給休暇で3連休となったこの週末。
愛馬YB125SPでのしまなみキャンプツーリングを楽しみ、その後は宮島一泊旅。 たっぷりリフレッシュして、最高の週末であった。

こうやって、様々な旅を楽しむ度に、私の引き出しにガラクタが増えていき、人生が充実していくのを実感する。
そして、これら積上げてきた様々な経験と知識の中から厳選し、妻との旅のプランを練るのも私の楽しみの一つである。

ここ最近、妻には申し訳ない ”独りでの下見旅(苦笑)” が続いているなあ。 夏にはまたどこかへ案内するとしようか。 楽しみだ。 

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