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この世界の憂鬱と気紛れ

タイトルに深い意味はありません。スガシカオの歌に似たようなフレーズがあったかな。日々の雑事と趣味と偏見のブログです。

鬼夜に行ってきました。

2017-01-08 20:57:27 | 旅行
 土曜日は朝の10時から夕方の6時までカーショップを巡り、福袋をもらいまくりました。
 そうなると、土曜日のメインイベントは福袋乞食だったのだな、と思う人も多いんじゃないでしょうか。
 実はそれが違うのですよ。福袋乞食はメインイベントの前の前座!メインイベントは久留米の大善寺玉垂宮で行われた《鬼夜》なのです。
 《鬼夜》と言ってもほとんどの方は知らないと思います。
 と言っても、知らないと思います、と言ってる自分がこの《鬼夜》のことを知ったのはつい先日のことなんですが。汗。

 《鬼夜》というのは、日本三大火祭りにも数えられる、大善寺の玉垂宮で毎年1月7日に行われるお祭りのことです。
 まぁ日本三大火祭りといっても、ウィキペディアで調べると、日本三大火祭りが8つばかり紹介されてますけどね。笑。
 まぁともかく初めての観覧なので何時に観に行けばいいのかもよくわからなかったのですが、カーショップ巡りを終えて玉垂宮に到着したのは6時半近くでした。
 雨がそぼ降る中、一時間ぐらいは待ったかな。雨の中待つ一時間は長かったです。
 しかし、手に手に小松明を掲げたはだか衆が境内に到着してからは怒涛のヒートアップでした。


   

 夜討ちか?って感じでしたね。笑。


   

 シャレにならないぐらいの業火が!豪華だな!シャレか!
 かなり離れたところから撮影しているはずなのに熱気が感じられました。


   

 わかりますかね、松明の軸先近くに人が登っているところが。
 単なる度胸試しなのかと思ったのですが、燃えやすくするために松明を縛っている縄を切っているのだそうです。正気の沙汰とは思えん。。。

 先ほどウィキペディアでは日本三大火祭りが8つ紹介されていると書きました。であれば、日本各地には「三大」でない火祭りがもっとたくさんあるのでしょう。
 しかし、おそらく玉垂宮の鬼夜が日本で唯一ではないでしょうか、観客“参加”型の火祭りは。
 巨大松明ははだか衆の手で境内を2周するのですが、その際、松明に結わえられた縄を観客がはだか衆と一緒になって引っ張っていくのです。
 もちろん一緒になって引っ張りましたよ。
 なので以後写真は無し。笑。
 巨大松明はゴウゴウと燃えているのですが、当然社殿や木に燃え移ってはいけないので、移動する際も勢いは殺さずに、されど細心の注意が払われます。
 それでも1000年以上続くこの火祭りで一度も火事が起きないのは奇跡だなと感心しました。

 すべてが終わったのは夜の11時を過ぎてからでした。
 鬼夜のチラシには「『鬼夜』見物は公共交通機関でお越しください」って書いてあるんですけど、11時過ぎに終わるお祭りで公共交通機関で来いと言われても無理だろ、と思いました。

 大善寺玉垂宮の鬼夜、一見の価値あります。いや、それ以上のものがありますね。
 来年も観に行きたい、いや、参加したい(はだか衆ではなく、一観客として)と思いますが、ただこの鬼夜、開催日が決まっているんですよね。毎年1月7日開催なのです。
 今年は1月7日が土曜日なので観に行けますが、これが平日だったらさすがに無理です。
 幸い来年は(それこそ鬼に笑われそうですが)1月7日は日曜日なのです。
 よかったら誰か一緒に観に行きませんか?
 女性にもお薦めですよ?
 何しろふんどし一丁の男たちが見放題ですからね。まぁお薦めポイントとして間違っていますが。笑。
コメント (3)
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