小川糸「ツバキ文具店」読み終わりました。
読み終わると
心がポカポカしてることに気づきました
そんな作品でした
小川さんの作品はいつもそう☆
とにかく「優しい」んです。
母が育児を放棄して
祖母が育てることになった孫娘
「雨宮鳩子」
鳩子は祖母の営む
「代書屋」を主な仕事とする
ツバキ文具店で祖母によって育てられる。
鳩子に代書業を継がせるため
祖母は鳩子が小さいうちから
日々きれいな字を書くための鍛錬を厳しく行う。
しかし
徐々にその厳しさに反発するようになる鳩子
高校を卒業すると
祖母の元から飛び出し海外へ
その後祖母が亡くなるまで
そこに戻ることも祖母と交流することもなかった。
しかし
祖母が亡くなり
祖母の双子の妹「スシ子」が守ってきた
「ツバキ文具店」を
スシ子が亡くなったことで鳩子は継ぐことにした。
祖母と和解できなかったままになってしまったこと。。
それを鳩子は祖母亡き後
ツバキ文具店で代書屋をやっていくことで
鳩子の知らなかった祖母
それにお客さんや残された物によって知って行くことになる
体はもう逢うことはできない。。
だけど
祖母の
思い
を引き継ぎながら感じることはできる。
鎌倉という土地柄
そして
うんと年の離れたお隣さんの「バーバラ夫人」
態度は横柄だけど
温かい心を持った男爵
ひょんなことで知り合った
小学校の先生「パンティー」
そして
小さな可愛いお友達「QPちゃん」
QPちゃんがキューピッドになってくれる
鳩子の運命の出会い
祖母が作ってくれた
地盤
それがあることで
自分は生かされ幸せを感じていることに気づく鳩子
代書業をすることで
自分の中の
祖母に出会う
初めて目にする
祖母が文通をしていた遠い国の友達の孫から受け取る
祖母が書いた手紙
そこには
祖母の鳩子への思いがあふれていた
初めて見る祖母
そして
厳しいことしか言わなかった祖母の
本心
祖母の表面しか見れなかったことを
鳩子は悔やむ
でも
だからこそ
いなくなった後
祖母のぬくもりを素直に感じる事ができるのかもしれない。
私もこれを読んで祖母のことを思い出した
とっても厳しくて
いやだなぁ~って思ったこともあったけど
祖母が亡くなって今になって
それが本当は私のために言ってくれたことだと分かる。
人はそうやって
その時は反発しても
時間を経て
歳を重ねて
分かっていくものなんだろうって思う。
バーバラ夫人のめっちゃ前向きな言葉
日々を楽しむこと
すごくこれからの自分に活かされる気がします。
読んでると鎌倉の風景が浮かんできて
自分もそこにいるような気持ちになる。
「いいものだけを透明なベルトコンベアーで運んできたかのような、ほのぼのとした風だった。」
コレが気に入っちゃって
つるやの二世帯住宅のうなぎ☆
ふくやの芋煮カレー蕎麦☆
ひなとり処鳥一のコロッケ☆
松花堂の「あがり羊姜」☆
美味しそうなのが盛りだくさんで読んでるとお腹が空きますっ!笑
小川さんの小説はいつもおいしそうな物が出てくる。
そんなところもお気に入りです
あなたもこれを読んで
鳩子と一緒に温かい鎌倉を楽しんでみませんか
読み終わると
心がポカポカしてることに気づきました
そんな作品でした
小川さんの作品はいつもそう☆
とにかく「優しい」んです。
母が育児を放棄して
祖母が育てることになった孫娘
「雨宮鳩子」
鳩子は祖母の営む
「代書屋」を主な仕事とする
ツバキ文具店で祖母によって育てられる。
鳩子に代書業を継がせるため
祖母は鳩子が小さいうちから
日々きれいな字を書くための鍛錬を厳しく行う。
しかし
徐々にその厳しさに反発するようになる鳩子
高校を卒業すると
祖母の元から飛び出し海外へ
その後祖母が亡くなるまで
そこに戻ることも祖母と交流することもなかった。
しかし
祖母が亡くなり
祖母の双子の妹「スシ子」が守ってきた
「ツバキ文具店」を
スシ子が亡くなったことで鳩子は継ぐことにした。
祖母と和解できなかったままになってしまったこと。。
それを鳩子は祖母亡き後
ツバキ文具店で代書屋をやっていくことで
鳩子の知らなかった祖母
それにお客さんや残された物によって知って行くことになる
体はもう逢うことはできない。。
だけど
祖母の
思い
を引き継ぎながら感じることはできる。
鎌倉という土地柄
そして
うんと年の離れたお隣さんの「バーバラ夫人」
態度は横柄だけど
温かい心を持った男爵
ひょんなことで知り合った
小学校の先生「パンティー」
そして
小さな可愛いお友達「QPちゃん」
QPちゃんがキューピッドになってくれる
鳩子の運命の出会い
祖母が作ってくれた
地盤
それがあることで
自分は生かされ幸せを感じていることに気づく鳩子
代書業をすることで
自分の中の
祖母に出会う
初めて目にする
祖母が文通をしていた遠い国の友達の孫から受け取る
祖母が書いた手紙
そこには
祖母の鳩子への思いがあふれていた
初めて見る祖母
そして
厳しいことしか言わなかった祖母の
本心
祖母の表面しか見れなかったことを
鳩子は悔やむ
でも
だからこそ
いなくなった後
祖母のぬくもりを素直に感じる事ができるのかもしれない。
私もこれを読んで祖母のことを思い出した
とっても厳しくて
いやだなぁ~って思ったこともあったけど
祖母が亡くなって今になって
それが本当は私のために言ってくれたことだと分かる。
人はそうやって
その時は反発しても
時間を経て
歳を重ねて
分かっていくものなんだろうって思う。
バーバラ夫人のめっちゃ前向きな言葉
日々を楽しむこと
すごくこれからの自分に活かされる気がします。
読んでると鎌倉の風景が浮かんできて
自分もそこにいるような気持ちになる。
「いいものだけを透明なベルトコンベアーで運んできたかのような、ほのぼのとした風だった。」
コレが気に入っちゃって
つるやの二世帯住宅のうなぎ☆
ふくやの芋煮カレー蕎麦☆
ひなとり処鳥一のコロッケ☆
松花堂の「あがり羊姜」☆
美味しそうなのが盛りだくさんで読んでるとお腹が空きますっ!笑
小川さんの小説はいつもおいしそうな物が出てくる。
そんなところもお気に入りです
あなたもこれを読んで
鳩子と一緒に温かい鎌倉を楽しんでみませんか