昭和を食らう

ラーメンもカレーもうどんも、
最近なんかとんがって来てると思いませんか？
そうでないと勝ち残れない時代ではあるんでしょうが。
キャッシュレス時代の小銭のように、それでもそこにあるもの。
昭和のうどん「おかだ」

あ、住所がさぬき市昭和ってのとかけてます

カレーうどん420円

ドロッとしたルータイプにやわらか麺
店のイメージからもっと甘口かと思ったが、ほどほどにスパイシー

繁盛店の憂鬱

例の雑誌をいただきに「山越」に
入口付近までのプチ行列。ということは、入った途端に奥の方の女将さんに注文聞かれる位置。

かけ1玉250円（4月1日から全品50円upらしい）
恐るべき生産力の釜場と女将さんの捌きで、温められたうどんが瞬時に出てくるのはいいが、次の天ぷらコーナーで観光客渋滞発生　その先に置かれた精算機も手間取って、出汁に辿り着くまでに、じわじわと麺がダンゴ状態に...

コロナ禍ゆえの惨事ではあるが、どうしたもんだろねぇ

ツボのちょっと横くらいの感じ

「よしや」スパイスカレーうどん670円
綾川「ヤエ食堂」とのコラボ。わりと穏やかなスパイス加減で食べやすい。
悪くはないけど、おすすめ通り、途中で酱油を垂らすと一気に美味くなった。

このカレーだとつけ麺のほうが食べやすいかなと思っていたら、やはり今後つけ麺で展開するらしい。


坂出「とらや」そういえば食べてなかった「かけ」400円

上品な出汁にカツオ節ゆらゆら。高松の「中浦」思い出すなあ。
悪くはないけど、やっぱりこの店は「カレーうどん」とか「明うどん」になるなぁ。


「明水亭」で「鴨塩焼き土佐醤油うどん」税込2398円
そこら辺のうな重なみの価格

悪くはないけど、ウナギ派だなぁ。


「東條商店」久しぶりにオリジナル「からしぶっかけ」頼もうとしたら
「ちょっと（息子さんが）出て行ったんででけんのよ〜、どこ行ったんじゃろ（知らんがな）」

しばし沈黙
「ほな、普通のぶっかけやったらできるん？」
「それはできる」
で、商談成立

ぶっかけ280円

閉店間際ののびかけた麺ではあったが、この日一番腑に落ちたうどん。

新居浜美味麺

「こりゃ塩も食いに行かねば」と宣言してから一年半
やっとこれたよ、新居浜市「みやび屋」


塩らーめん700円

地粉自家製麺の多加水麺美味し。魚介を強調した藻塩スープこれまた美味し。


市内ぐるぐる回っているうちに、なんか聞いたことのある店名発見
新居浜市「ほの香」


閉店間際だったので先客数人、内部撮影。

おでん鍋のテーブル、イスが並んでいるがここで食べられるんだろうか。

しっぽくうどんなんかもあって、基本讃岐うどんなんだろうけどここは愛媛らしく、じゃこ天ぶっかけ600円

熱々じゃこ天にエッジの立った美麺。見ただけで美味いとわかる。

時節柄「WADA」と書いてみる

愛媛県西条市産業道路沿い
ここらを通るとどうしても気になるこの看板

行間を読むに、かつて「和田」という中華そばの名店があって、その味をこの「毎日食堂」が復刻したということなのだろう。たぶんそうだ。


けっこう老舗っぽい食堂で復刻されるぐらいだからかなりオールドスタイルな中華そばであることが予想される。


…かなりどころじゃないな（笑）
中華そば600円

多度津の「上海軒」に近いかな。
極限まであっさりしたスープ。
こういうもんだと心してかかれば美味い。