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シリア作戦でISILのメンバー200人が拘束され、300人が死亡した

2019年10月22日 | 国際
10月22日 「平和の泉作戦」中に、ISILのメンバー200人が拘束され、300人余が殺害されたと、フルシ・アカル国防相が、10月21日、TRT世界フォーラムで言いました。

 Hurriyet

「ISILと直接戦っている国は、連合国軍の中でトルコだけである。わが軍は彼らを見たら、いつでも、どこでも“無効にする”ことを基本的な責務としている」と国防相は言いました。トルコはアメリカの、切っても切れない同盟国であると、アカル国防相は言い、「われわれはエルドアン大統領のヴィジョンに従い、作戦によって、この地方に平和がもたらされることを願っている。わが国とアメリカの同盟関係は傷つくことなくつづくだろう」と付言しました。

10月17日、トルコは、YPGを安全地帯計画地から撤退させるために、120時間、作戦を休止することに合意しました。「YPG/PKKがシリアで活動している限り、シリアが永続的平和と安定に達することはない」と、国防相は言いました。「ISILがムスリムの代表ではないのと同様に、YPG/PKKが、われらの友であるクルド人やシリア人の代表ではない」とアカル国防相は言いました。

「われわれの目標は、わが国の国境を守り、北シリアにテロの回廊がつくられるのを阻止し、YPG/PKKやISILその他のテロリストをシリアから排除し、アラブ人、クルド人、キリスト教徒、エズィディ人、カルデア人を含むシリア人200万を受け入れられる安全地帯を設立し、彼らが自由意志で平穏に帰国できるようにすることにある」と、アカル国防相は付言しました。


今年、アヤソフィアの訪問者は300万に達するだろう

最近のアヤソフィア博物館チケット売り場前の長い行列は、イスタンブル観光の急速な成長を示すものとして注目されます。

Hurriyet

アヤソフィアはユネスコの世界遺産であり、イスタンブル観光で最も人気のある観光スポットですが、公式な数字によると、今年上半期、180万人が入場しています。この12年間で、アヤソフィアの訪問者が300万を超えたのは、2014年の357万4043人です。

テロ事件で治安上の懸念が高まった2016年には、アヤソフィアの入場者数は143万6577人まで落ち込みました。しかし、昨年は急速に回復し、290万人がアヤソフィアを訪れています。スルタナメット広場の長い行列から察して、今年末には300万に達すると期待されます。

広場を挟んで、アヤソフィアと向かい合って立つブルーモスク(スルタンアフメト・モスク)はイスタンブルのもうひとつの宝石です。スルタンアフメット・モスクは、オスマン建築で最初で唯一の、6本のミナレット(尖塔)を持ったモスクです。

ギリシャ正教の総主教座だったアヤソフィアは、1453年、オスマンがイスタンブルを征服したとき、モスクに変えられました。20世紀初め、オスマン帝国が崩壊したとき、アヤソフィア・モスクは新トルコ共和国によって博物館に変えられました。アヤソフィアはまた、その建築、大きさ、荘厳さ、機能性等から美術的にも重要な存在といえます。

532年、暴動によって古いバシリカが焼失したため、時のビザンティン皇帝ユスティニアノスが、新しいバシリカの建設を命じました。現在の建物は、532~537年、当時の著名な建築家イシドロスとアンテミオスによって建てられたものです。


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