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YPGの車両125台が安全地帯計画地を去った

2019年10月22日 | 国際
10月21日 120時間の「平和の泉作戦」休止が始まった10月17日から21日までの間に、YPGの車両125台が安全地帯計画地を去り、アルハサカフ市へ向かったと治安ソースが言いました。

 Hurriyet

YPGは10月22日の午後10時までに、安全地帯計画地を立ち退くことになっています。「もし10時過ぎてもテロリストが残っていたら、彼らを“無効にする”と治安ソースがヒュリエット紙に語りました。ソースによると、YPGの撤退後、トルコはタル・アブヤドとラス・アルアインの間に120キロの安全地帯を設置し、その後、444キロまで拡張したいと計画です。

「わが軍は、YPGに配布された武器を接収するために、アメリカと緊密に作業しているが、この作業はまだ終わっていない」とソースは言いました。

トルコは10月9日、シリア国民軍とともに、トルコがテロリストとみなしているYPGに対し、越境作戦を開始しました。トルコとアメリカは、10月17日、テロリストYPG/PKKを安全地帯計画地から撤退させるために、トルコの「平和の泉作戦」を120時間休止することで合意しました。

エルドアン大統領は、先週、安全地帯をトルコの管理下に置くために、12か所に監視所を設けると言いました。

シリアに死傷者は出ていない
アメリカとの約束にも関わらず、YPGは、これまでに36回も嫌がらせ攻撃をかけてきたと、10月21日、国防省が発表しました。この作戦中、いままでにトルコ兵5人がなくなり、86人が負傷したと国防省報道官ナディデ・セブネム・アクトップ少佐が、月曜、記者団に語りました。国防省はまた、シリア国民軍のメンバー76人が死亡し、273人が負傷したと付言しました。

また、国境越しに発砲されたロケット弾と迫撃砲弾で、20人のトルコ市民が死亡し、187人が負傷しました。トルコの治安部隊は、これまでにテロリストYPG/PKK765人を“無効にした”と発表しました。トルコ当局は、テロリストが投降、死亡したり、捕虜になったことを“無効にした”ということばで表現しています。

「作戦によって、これまでに、北シリアの111の居住地が解放され、1500平方キロのエリアがトルコの管理下に入った。“平和の泉作戦”よる市民の死傷者は出ていないと、アクトップ報道官は言いました。


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