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シリア国境の主要なゲートが再開された

2019年03月06日 | 国際
3月7日 トルコ南東部のシリアとの国境ゲートが、3月5日、8年ぶりに再オープンされました。

 Hurriyet

いま、トルコのトラックは、税関職員に旅券を見せれば、キリス県のオンジュプナル国境ゲートから出入りすることができます。シリア内戦が始まった2011年から、国境ゲートは閉ざされていました。

これまでトルコのトラックは国境ゲートで止まり、シリアのトラックに荷物を積み替えなければなりませんでした。アナドル通信が得た情報によると、ゲート再開後の2,3時間に、50台のトラックがシリアに入ったそうです。

トラック運転手のセルダル・トフムジュさんは、ゲート再開で走行時間が短縮されたと言いました。「トルコ南東部のチョバンベイ税関ゲートを使っていたときは、シリアのアザズ県まで4時間かかりましたが、いまはオンジュプナル・ゲートを通れば、15分で行かれます」


アカル防衛相がアメリカのシリア特使とシリアに関して論議

トルコのアカル防衛相が、3月5日、アメリカのシリア担当特使と、首都アンカラで話し合ったと、防衛省が声明で言いました。

 Hurriyet
シリアについて論議するアメリカのジェフリー特使(国旗の左)とトルコのアカル国防相(国旗の右)


声明によると、フルシ・アカル防衛相と、アメリカのジェームス・ジェフリー特使は、最近のシリア情勢や、シリア北東の町マンビジ、YPGが支配しているユーフラテス川の東について話し合いました。

会談中、アカル防衛相は、トルコ=アメリカ間のマンビジ・ロードマップを終了させることを期待しているとくり返したと、声明は言っています。


トルコの医師団がイラクの赤ちゃんの脳腫瘍の手術をした

生後5か月のイラクの赤ちゃんが、イスタンブルでトルコの医師団による脳腫瘍除去手術を受け、元気になりました。

 Hurriyet

メディジャナ・チャムルジャ病院の発表によると、「赤ちゃんは生まれたときから頭に腫瘍があった。イラクで脳腫瘍と診断されたが、治療を受けていなかった」と、ハヤちゃんの母親は言ったそうです。ハヤちゃんの父親のトルコ在住の友人が親子をイスタンブルに呼びました。

「とても幸せ。先生方に感謝しています」と、母親は言いました。トルコ人医師たちは7時間におよぶ手術で、ハヤちゃんの頭から腎臓大の腫瘍を取り除きました。ハヤちゃんの手術をしたユルマズ・クルチ医師は「赤ちゃんは直径5センチもある大きな腫瘍ができていました。この年齢ではとても珍しい。赤ちゃんはいま、ふつうに生活しています」と言いました。


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