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パキスタンの政権政党がトルコ大統領と国民に感謝

2019年03月05日 | 国際
3月6日 パキスタンの政権政党テリーク・インサフ(PTI)が、トルコのエルドアン大統領と国民に、パキスタンへの支持を感謝しました。(3月3日の頁参照)

 Hurriyet
PIT党首でもあるパキスタンのイムラン・カーン首相


「パキスタン国民として、私たちは、この困難な時期に支持してくれたレジェプ・タイイプ・エルドアン氏とトルコ国民に感謝します」と、パキスタンの政権政党が、3月4日、ツイッターにトルコ語で投稿しました。「私たちは平和的な国民です。私たちは戦争は好みません」とメッセージは言っています。

3月2日、エルドアン大統領は「トルコは、パキスタン=インド間の緊張を緩和するための役割を果たす用意がある」と言いました。大統領はまた、パキスタンが撃墜され捕らえられたインド人パイロットをインドに引き渡したことを賞賛し、インドも同様な一歩を進めるよう期待すると言いました。

3月1日、隣国同士の紛争をエスカレートさせる要因になっていたインド人パイロットを、パキスタンはインド当局に引き渡しました。パイロットはカシミール国境でパキスタンのジェット機と空中戦を展開し,撃墜され、パキスタン側に捕まりました。その翌日、パキスタンのイムラン・カーン首相はインド人パイロットを解放し、その善意がひろく賞賛されています。


カショギ氏の遺体は大きなかまどで焼かれたらしい

アルジャジーラの取材によると、惨殺されたサウジのジャーナリスト、ジャマル・カショギ氏の遺体は、イスタンブルのサウジ領事邸の大きなオブンで焼かれたようです。

 Hurriyet


3月4日に放映されたアルジャジーラのドキュメンタリー番組が、サウジの暗殺チームによるカショギ氏殺害に関する新情報を報道しました。「カショギ氏が領事館内で殺された後、彼の切断された遺体がいくつかの袋に入れられ、数百メートル離れた領事邸に運ばれた。トルコ当局は建物の外から、屋外のかまどが焚かれるのを見ていた」と、アルジャジーラは報じています。

アルジャジーラはかまどを造った作業員にインタビューしています。かまどは深く、金属も溶ける1000度以上の温度にも耐えるそうです。報道によると、彼らはカショギ氏の遺体を焼いたことを隠蔽するために、殺害後、そのかまどで大量のケバブを焼いたと、トルコ当局は言っています。カショギ氏の遺体は3日間にわたって焼かれたそうです。

トルコの調査員は10月2日にカショギ氏が殺された後、暗殺チームが、サウジ領事のオフィスの壁に塗ったペイントをはがして、カショギ氏の血痕を発見したそうです。


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