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ヴァン湖の底で不思議な廃墟が発見された

2023年08月15日 | 文化
8月16日 ダイバーのグループが、ヴァン湖の底に、共同墓地と村の痕跡をとどめた廃墟を発見しました。ヴァン湖はトルコ最大の塩水湖で、面積は3,712平方キロメートルあります。

 Hurriyet

ビトリス県とヴァン県のダイバー協会のメンバーたちが潜水を行い、ヴァン湖の底で、沈んだ廃墟を発見しました。廃墟は歴史的都市の一部と判定されました。

「東部海洋協会」のジュマリ・ビロル会長は、「水位が下がったため、タトヴァン地方とアフラト地方の間の水中に、墓石と廃墟が見つかったので、関連機関に報告したと言いました。

「私たちダイバーは、村のような建造物を見つけました。街路や、十字やカユ族のマークのある墓もありました。私たちは発見した物を専門家の渡して、この地域の歴史に光を当てようと努めています。私たちはアフラトとタトヴァンの間に、非常に広いエリアを発見しました。水底に墓があり、墓には十字の印もあります」

ビロル会長は、ヴァン湖はダイバーたちにとって不思議な場所だと強調し、近年、水深が3メートルになったので、多くの廃墟に光が当たり、湖底の到るところに古代文明の痕跡が見られるようになったと語りました。

「私たちは協会が主催した研究会に、イギリスの地質学者を招きました。そして、ノアの洪水はヴァン湖で起こったことを証明しました。私たちが水深23メートルの箇所で発見した,これら新たない遺物は、この主張を裏づけるものです」と、ビロル会長は付言しました。


チェコはアタテュルク像に関するトルコ大使館の要請を拒否

近代トルコの創設者ムスタファ・ケマル・アタテュルクの3メートルの銅像を、チェコの首都プラハに建てたいというトルコ大使館の要請は、地方行政によって拒否されたと、BBCが報じました。

 Hurriyet

トルコ共和国100年を記念するこの要請は、プラハ第6区の区議会で慎重に検討されたが、提案は拒否されたと、第6区の報道官が声明でチェコのメディアに語りました。

アタテュルクの像の設置を予定されていた場所は、トルコ大使館の建物の正面に位置するアンカルスカ(アンカラ)通りの小さな公園でした。6区の文化担当の副区長ジャン・ラシーナ氏は、拒否の理由はいくつかの重要な要因に基づいていると主張しました。

ラシーナ氏はニュース社の質問に対し、銅像の芸術的メリットと、通りの歴史的背景との合致は非常に重要な事項として考慮したが、論議の重要なポイントは1915年の事件にあったと説明しました。

「私たちはアタテュルクに対し、近代トルコのリーダーとして深い敬意を持っていますが、プラハの第6区に銅像を建てることには反対すると決めました」とラシーナ氏は言いました。

エゲメン・バーウシ駐プラハ・トルコ大使は、トルコのミリエット紙に、この話はまだ決着していないかもしれないと言い、「この一件は地区の議会内の小さな政党のひとつによって決まったのだから」と主張しました。「私はもう一度、区長に会います。われわれの意向は、わが国の創設者アタテュルクを記念することにあります」


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