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ドラキュラの城の秘密のトンネルが観光にオープンされる

2014年12月26日 | 国内
12月26日 北部トカトの城は、全国でも2番目に大きい城ですが、城の修復中に見つかった秘密のトンネルが近く観光にオープンされることになりました。ジェイランヨルと呼ばれるこのトンネルは、ローマの王女たちが、市の中心にあった浴場に行くために使っていたと言われています。

 Hurriyet
 
ドラキュラ伯爵が囚われていた場所として有名になったトカト城。秘密のトンネルを観光にオープンする準備中です。


城の修復作業は、2009年、トカト県の文化観光局によって始められ、2010年にほぼ完成しました。3人の考古学者によって行われた修復過程で、軍事用のシェルターや2つの地下牢のほか、市の中心にある浴場に通じる秘密のトンネルが発見されました。

ドラキュラとして知られるワラキア公ヴラド3世“串刺し公”は、15世紀初め、この城の地下牢のひとつに囚われていたといわれます。しかし、多くの歴史家は、彼が囚われていたのはルーマニアだったと言っています。また、彼が虜囚の身であった期間は1462年から1474年と言われますが、その期間も多説あります。

350メートルのトンネル
城の秘密のトンネルを観光にオープンするための整備は最近始まりました。トンネルの入口の土石を除去するために、運搬車の線路が設けられました。

県の文化観光局のアブドゥラマン・アクユズ局長は、この城の重要性を力説し、「この城はオスマン時代は牢獄として使われ、多くの有名人物が入れられていました」と言っています。「ドラキュラも城の囚人でした。こんな峻厳な城が市中にあるのは、全国的にも稀です。トンネルは300~350メートルで、市中の浴場につづいていました。この城は観光にも大きな可能性があるでしょう」


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