夢うつつ♪つれづれ草子

書いて残しておきたい事が、たくさん出来ました(*^^*)
自分自身のための備忘録なんだけれど…いろいろ書きたいな♪

『笑う男』

2019-04-19 12:20:02 | 宝塚歌劇以外の観劇つれづれ
4月10日 18:00公演。



日生劇場で観てきました。
こちらも開幕して2日目。
役替わりは、夢咲ねねちゃんで観ました。




浦井くん、祐一郎さん、まあさま、ねねちゃん、という豪華なメインキャスト。
『レミゼ』のヴィクトル・ユゴーが原作で、音楽がワイルドホーン氏というミュージカルの日本初演なれば、これは観に行きたい❗️なのでした☺️



以下、多少はネタバレしています💦



幼児期に口を引き裂かれたグウィンプレンが浦井健治くん。
まだ赤子のデアとともにウルシュスに拾われます。
浦井くんの歌声が好きです。
ヴェルベットヴォイス。
それと役の幅が広い。
王子様感もまだまだ健在♥️

ねねちゃんは盲目の少女・デアの役でしたが、ちゃんと健気な少女でした。
自分の運命を受け入れている切なさが響いてきました😢

まぁさま(朝夏まなと)のジョシアナ公爵は、アン女王の異母妹(国王の婚外子)という設定。
今までまぁさまが演じたことのないタイプの役で、なかなか興味を惹く役でした。(男役としても演じたことがないタイプだと思います。)
高飛車で我儘で傲慢で色香にあふれた貴婦人。
こう書くと救いようのない性格のようですが・・・なかなかに魅力的な女性でした✨
ジョシアナ公爵にとっての幸せとは何なのだろう❔毎日が面白く刺激的であれば、もうそれでいいのかな❔
衣装もどれも豪華で素敵♥️
歌もしっかり聴かせてくれました😆

ウルシュスの祐一郎さんの存在感はやっぱりすごい⤴️
祐一郎さんが歌い出すとオーラが半端ない。
『レベッカ』のレビューを書いたとき、全盛期は過ぎたとか書いてごめんなさい🙇

忠節を装いながら、実はとても計算高く腹黒いフェドロの石川禅さん。
貴族以外は人間ではないという傲慢なムーア卿は宮原浩暢さん。
宝塚のOGでは、宇月颯さんがウルシュスの一座のメンバーのフィービー役で出演していました。ドレス似合っていましたよ😉ヒロインのデアと絡む場面も多く目立っていました。としくん、外部での初ミュージカル出演、おめでとう🎉


⚠️ ここから多少ネタバレ ⚠️

で、ストーリーが進むにつれて・・・

理想を語るグウィンプレンに、うんうんと頷きましたが、膠着した貴族社会相手に上手くいく訳はない予感がしたり・・・

なかなか手に入らなかったものが、簡単に自分のものになったときのジョシアナ公爵のくるっ🌀と変わった心理に呆れたり感心したり・・・
議会?でのグウィンプレンの様子を伺い見たことで、ジョシアナ公爵の心に何か響くものはあったのだろうか?

グウィンプレンとデアには幸せになって欲しい、どうか邪魔が入らないでほしい、とけっこう切実に願ったのでした。

劇中でなんどか語られる「金持ちの楽園は貧乏人の地獄によって造られる」という言葉。
この『笑う男』に限っていえば・・・頷かざるをえない、そういう物語だったのでした・・・


🎩 🎀 🎩 🎀 🎩 🎀 🎩 🎀

まぁさまとみりおん、かつてのトップコンビが徒歩3分くらいのご近所の劇場で、それぞれヒロインとして同時期に舞台に立っているのは、なんか嬉しいですね🎵
目の前では、ふたりの古巣の花組が公演中です♥️
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする