夢うつつ♪つれづれ草子

書いて残しておきたい事が、たくさん出来ました(*^^*)
自分自身のための備忘録なんだけれど…いろいろ書きたいな♪

大空に舞い上がる @《Diary》

2009-09-19 00:11:18 | 日々のつれづれ
GRAPHの大空さんに完全に舞い上がっています

今までと全く雰囲気の違う表紙にどきっ
おーお、ひとりで巻頭5ページも独占しちゃってるよ

さて、次は、っと。

すみ花ちゃん、まゆさん、みっちゃんとのそれぞれの2ショットなのね

きしんサンの写真が、クールビューティーを全面に出したものとすると、新生宙組特集の方の写真は、爽やか好青年?
前者は孤高の猫キャラで、後者は飼い猫キャラというところでしょうか?

面白いのは、表紙から順に少しずつ表情が軟らかくなっていること

宙組でやりたい役に挙げていたのが、4人のページだという事を意識して、4人のグループ芝居的な役を挙げていたり、
4人をそれぞれ調味料に例えたコメントも頷けるものばかりで、
ああ、やっぱりこの人は頭がいい人なのだな…と実感

でもいちばん響いて来たのは、新生宙組に賭ける想いというか、意志を語った言葉です

あと、博多座公演の舞台写真も載っていたのだけれど、「大江山花伝」のあらすじを書かれた方の文章が上手いと思いました。

ところで、今月号に7月の花組「ミーマイ」の公演ルポが載っていたとゆー事は、来月号には博多座の公演ルポが載るのを期待してよろしいのでしょーか


    


このブログのタイトルを決めるとき、「大空に舞い上がれ」とか「夢は大空を駆け巡る」とか考えました。

博多座公演の初日で、テンションが異常に高かった夜のことね

だけど、ゆうひさん情報を発信できないのに“大空”の文字を入れて、検索して訪問してくださった方をガッカリさせてしまうのは申し訳ないな、という気持ちと、
何より第一候補の「夢は大空を駆け巡る」は、同タイトルの有名な本があるとわかって、断念しました

という経緯で、今のブログタイトルを捻り出した訳です。

「夢うつつ」という言葉が好きなのです。

東宝版の「エリザベート」の今は幻となってしまった名曲、「夢とうつつの間に♪」の存在も頭をかすめました。
(博多座初日の夜にしては、落ち着きもあったんだね)
一路さんのシシィ・デビューに当たって、リーヴァイさんが書き下ろしてくれました
でも、演出が変更になったため、初演と二演だけでお蔵入りしてしまったのです
幸い当時のCDは残っているのですが、おかあさんになられた一路さんが歌ったら、どんな風になるのでしょう。
もう一度、一路さんの生歌を聴きたいな‥‥‥


次の東宝版のシシィはどなたでしょうね?
小池氏は、1996年以来、“毎年!エリザ!”に拘っているみたいなので、来年もどこかで演出なさるのでしょうか?
もう、一路さんのシシィ復帰はないと諦めていますが
宝塚ならば、宙組は「カサブランカ」が小池氏の担当で、来年はあと小池氏には当たらないでしょうから、花組か久々の星組?

そろそろエリザベート15周年なので、OGのガラコンサートがあったら、嬉しいな

前回は樹里ぴょんのルキーニが、本役でやった事がないとは信じられないくらい、役に嵌まってました

で、ゆうひちゃんは樹里ぴょんに「美人さん」と言われて、梅芸の客席でポーズとっているのが、DVDに残っているんだよね

DVDを観たとき、嬉しさ倍増でした~

また、ガラコンサートと同じ芸劇の中ホールで、「The Last Party」の東京公演が決まっていた時期だったので、
「次にここに来るときは、ゆうひちゃんに逢いに来るとき~」と、
ガラコンサートの余韻とラスパへの期待を抱えて、ウキウキと帰途についたのも、楽し懐かし思い出です。


後半、話が脱線したけれどゆうひちゃん話で締められて、よかったよかった
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進化変幻 @《Diary》

2009-09-17 14:19:05 | 日々のつれづれ
GRAPHがまだ来ない
大空祭りらしいのに~

「進化変幻」

「のだめカンタービレ」の中で出会った言葉です。

ゆうひちゃんって、こんな感じかな
今までも、そしてこれからも。

「のだめカンタービレ」はドラマとアニメを視て、それなりにはまりました。
ご多分に漏れず、ベートーベンの7番を聴き、ドラマ関連のCDも買ってしまいました
いつか原作のコミックも読みたいな。

さて、ちょっと話題が古くなってしまいましたが…

    


ゆうひちゃんのカレンダーの掲載月に12月がある事がわかった時、目を疑った。
だって、“その日”は来年の夏に来るのだろうと、覚悟していたから。

同じように博多座でお披露目をして、年末に本公演だったかしちゃんの退団発表は、9月上旬だった。
だから、博多座公演が無事終わってからは、ずっと一抹の不安を抱いていた。
不安が‘一抹’で済んだのは、かしちゃんは9月に退団イベントのコンサートをやったけれど、ゆうひちゃんには何もなかったこと。
そして「カサブランカ」の東京公演の千秋楽の日が、二回公演だと知った時、これでワン切りはない!と胸を撫で下ろした。

そして漠然と、「カサブランカ」、DC、退団公演で残り三つ、夏の暑い最中にサヨナラなんだね、夏が好きなゆうひちゃんらしいね、全力で駆け抜ける一年間なんだね‥‥半ば決めてかかっていた。

それに拍車をかける出来事まであった。

カレンダーの掲載月が発表されたまさにその日、わたしは11時から「逆転裁判・2」を観劇していた。
それは、蘭寿フェニックスの堂々とした眩いオーラが溢れる舞台だった。

こんなに立派な二番手さんが、ゆうひちゃんを支えてくれるんだ、という嬉しさとともに、すぐトップを張れる二番手さんだと実感した。
これでは、やはり、ゆうひちゃんは本公演2作で退団も致し方ないのかな‥‥と沈んだ気持ちで(「逆裁」の公演そのものはすっごく楽しかった!)ACTシアターを後にした帰り道、モバイルタカラヅカでカレンダー情報を知って、嬉しい衝撃を受けたのだった。

真ん中に立つゆうひちゃん、「カサブランカ」から数えて、あと5回も違ったゆうひちゃんが観れる!

かしちゃんのファンの辛さは並大抵のものではなかっただろうな‥‥とつくづく思う。
あんなかしちゃんも、こんなかしちゃんも観たかったはずなのに。
(私だって観たかった!)
大きな夢を描いたはずなのに!!

劇団側にもいろいろな言い分があるだろうが、トップスターの本公演一作退団は、過去にも今後もやってはいけない事だ。
後味の悪さと悲しみだけが残る。

ゆうひちゃん、本公演3作は確定!
日毎にじわじわと嬉しさが込み上げてくる!

“最後に巡り合った宙組”に咲く、“まことの花”が楽しみで堪らない。


    


まゆさん@蘭寿とむさんの舞台は好きです。

最初に認識したのは「ミケランジェロ」のニッコロ、次は、樹里ぴょんがメインでいっしょにTV出演した時。満面の笑みが強烈でした
樹里ぴょんと軽妙洒脱にやり合った「アーネスト・イン・ラヴ」のアルジャノンも印象深いです。
そして、まゆさんの役でわたしが一番好きなのは徳川慶喜さん@「竜馬伝」。苦悩を吹き飛ばすようなスケールの大きさが魅力的でした
「薔薇に降る雨」のオーランジュ男爵は、大きな包容力のある男性でした。
「She」もあったかい歌い方で好きです。


タニちゃんの退団公演を観たときは、ゆうひちゃんの宙組移動が決まっていたのですが、宙組に入るゆうひちゃんが、全く想像がつきませんでした…

でも博多座公演を経た今は、ゆうひちゃんとまゆさんの並びがいちばんの楽しみ~
ふたりのキャラが全く被らないから、相乗効果が面白そう

あの、まゆさんの全開の笑顔の隣で、ゆうひちゃんがどんな魅力を振り撒いてくれるのか、ワクワクしています
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続・この、愛はどこへ~ *

2009-09-12 12:33:29 | 宝塚観劇つれづれ
ゆうひさんのトップお披露目をお祝いして始めたブログのはずなのに、
「エリザベート」に「TDV」、そして今、いつ果てるともわからない「ベルばら」語り暴走中

ゆうひさんの事を忘れているわけでは、決してありません

カレンダーの掲載月が発表されました。
ゆうひさん、本公演を3作は出来るんだ~
嬉しいよ~~~~



花組公演を観ながら、特にショーを観ながら感じたことは、これはゆうひさんではなく、春野さんが抜けた花組だなぁ…という事。

そう感じてしまった自分がかなり衝撃的だったのですが
ゆうひさんの花組時代のショーがRHSだけで、燕尾服姿を観ていないからなんでしょうねぇ。

まとゆひえりで、ザッツ・宝塚!なレビューを観たかった。

花組時代のゆうひさんは、バラエティー豊かな、本当に良い仕事をさせてもらったと感謝していますが、
イベント以外では、「ザ・男役」というのが一度もなかったのだけが、心残りです


「100年への道」のDVDでの、オマージュの黒燕尾&大階段ダンスは、何度リピートしても飽きません

二番手筆頭のポジションでゆうひさんが大階段を降りてくる日が来ようとは

トップさんたちが出てきて二列目に入っても、轟さんとあさこさんの間にいるから、センターでちゃんと映っているし

ちょっと粛々とした気持ちになって、静かだけれど熱いパワーをもらえます



ここからが本題です。
前振りが長すぎ~

ゆる~くツッコミながら、またしてもマリーズ編(笑)について書きます

ネタバレしていますので、真っ白い気持ちで「ベルばら」の世界に浸ろうというお方は、決して先にお進みになりませぬようにm(__)m


花組に来てキャラを確立した真野@フェルゼン。
でもまだ、めおちゃんの本領は発揮されていないと思えます。
端正で綺麗なフェルゼンですが、まだ血が通っていないというか、最後までオスカルを突き放した感があるのは否めませんでした
橘さんで、あんなに堂々とゆうひさんと渡り合った事を考えると、フェルゼンさんももっと進化するのでしょう。

それにしても、フェルゼンの登場の仕方が~
王妃の寝室に続く隠し扉のつもりでしょうが、そこまで察するのは普通は難しいでしょう?
こういう場面こそ、説明台詞を入れて、観ている側にわかってもらわねば。

それに、最初の登場でオスカルに「君は女の心を無くしてしまっている」と暴言を吐き、
次の登場ではアンドレに「彼女の心は知らないではなかった…」と告白し…
この間の心理の変化の過程を脳内補完するのは、わたしには無理です
だって、フェルゼンはオスカルに向かって、「女の心を無くしている」とは絶対に言いませんから


貴婦人グループは、ざぁます♪ざぁます♪ではなく、ちゃんと意味のある会話をしていたのは良かったけれど、二度の登場が二度ともカーテン前で上手から

貴婦人だけでなく、大臣たちでも出して、政治や経済の状況の会話があってもよかったのでは
(エリザの重臣グループみたいに。)

バスティーユで市民たちの暴動が起こるほどの、フランスの政情に対する切迫感が感じられないのだもの

バスティーユ攻撃が突発的な出来事に思えてしまふ…
「え?フランスってそんなに危機的な状況だったの?」みたいな…

外伝のバスティーユの歌やダンスは好きです。
政治に絶望している市民たちのコーラスとか、
「うおーーーっ」という地鳴りのような叫び声から始まるダンスとか。

めおちゃんが市民で出ているのだけれど、ここではのびのびと踊っていて、思わず目が行ってしまう市民Sでした

でもアンドレがいるのに、オスカルの登場しないバスティーユなんて
オスカルを庇ってなくなった設定だけはしているのですが

本当はアンドレがなくなったのは、前日、チュイルリー宮前広場なのだけれどね…(原作の)アンドレファンには、切ないよね…

今公演には、ワタクシのご贔屓キャラであるジェローデルさんが出てこないので、ちゃんとアンドレさんの視線で観劇できました

マリーズとの絡みは別にして、アンドレ@まとぶんが「オスカルはアンドレのこういうところに惹かれたのだろうな♪」と思えるアンドレさんで本当によかった。
まとぶん、ありがとう

とりあえず、ここまでにしておきます。


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この、愛はどこへ~ *

2009-09-10 23:41:42 | 宝塚観劇つれづれ

最近、毒を吐いてばかりいるので、心が荒んでいるような気が…

マリーズ編(笑)へのツッコミは、まだまだありますが、それは一旦わきに置いて。

渇いた心に潤いを~


春野寿美礼さんのCDに癒されています
一曲目の「前山にて」が一番好き
寿美礼さんは自己陶酔型というか、自己完結型の歌い手さんだと思っていましたが、退団後は歌を外に向けて発信する力が大きくなったと思います。




以下、花組公演のネタバレしています。


マリーズのような人物造形は有り、だとは思います。
でも、断じて、主演娘役にやらせるキャラクターではありません

娘1=ばあや 娘2=オスカル(軍人としての凛々しさよりも、アンドレの相手役としての比重が大きいので) 娘3=マリーズ、という感じで話が進んでいく今回の「ベルばら」ですが、マリーズに関する部分をバッサリ切り捨てると、そんなに悪くはないのです。


まず第一に、真飛アンドレがいい
オスカルの望んだ心優しくあたたかいアンドレさんです。
目が見えなくなっている事をアランに気づかれた場面、パリ進駐前の衛兵隊の兵士たちとの場面などは、観ていてとても切ないです

それを受ける壮アランもいい
まとぶんとふたりの場面は、トップと二番手が遠慮なくがっちり組んだ芝居で、迫力がありました
今回はアランとオスカルは全く絡まないのですが、「貴族の中にもすごい女が出てきたもんだ」(←うろ覚え)というアランの台詞があって、アランのオスカルへの心酔がうかがえます。

今回は初日の翌日・土曜日の11時公演とさらに日曜日の11時公演を観たのでしたが、たった1日で大きく進化していたのが、アンドレとオスカルの関係でした。
愛音オスカルは予想どおりのキャスティングで、どう作ってくるかわかる気がして、タカをくくっていたのですが、予想の上をいく正統派でなおかつ可愛らしいオスカルでした

それでも、土曜日は軍服でまとぶんと芝居すると、まとぶんが上官に見えアンドレの膝で眠る場面は緊張感が漂い…
翌日観たら、オスカルは凛とした軍人で、膝枕の場面はしっかり瞳がアンドレに甘えていました

やっぱり、「ベルばら」らしいやりがいのある芝居は、演技にも熱が入り、役は掘りさげられ、観ているこちら側もとても気持ちが高まるよね

気をてらわない、こういう普通の「ベルばら」が観たいのに。

ま、オスカルが膝行してアンドレに「わたしを抱け」という演出はいただけませんが…
大貴族の令嬢は膝歩きして自分から抱かれたりしません
この場面でこそ、お姫様抱っこして欲しかったのに~

と、また突っ込んでしまいました‥‥


気をとりなおして、一旦締めます

プロヴァンス訛り@博多弁は、強引に忘れて。

ちびアンドレとちびマリーズが「この、道はどこへ~」と歌い、
パッと真飛アンドレと彩音マリーズに替わって「この、愛はどこへ~」と歌う幕開きは、好きです。
このふたりが、また出逢えて幸せになれるといいねと自然に思えますもの。

これが「ベルばら」でなく他の作品だったら良かったのにね。




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リボンは色褪せ、ドングリから芽は出ないだろう… (VOL.1)

2009-09-08 20:07:36 | 極私的「ベルばら」語り@危険地帯
アンドレとマリーズが、明るいふたりの未来への架け橋となるようにと、幼い別れの日に交換したドングリとリボン。

それなのに

毒吐き@危険地帯のうえに、花組公演のネタバレしています。

それでもいいよと覚悟を決められた方のみ、この先にお進みくださいませm(__)m







今回のアンドレ編は、マリーズを演じる彩音ちゃんが可哀想過ぎます(大泣)
彩音ちゃん自身も、お仕事とはいえ、毎日つらいのではないでしょうか…



別れて25年位経って、突然再会した幼なじみに、脅迫されるアンドレ…

これが主演コンビの唯一の絡みとは、情けない限りです(涙)

「私がブイエ将軍に頼めば、オスカルの中隊のパリ進駐を取り止めさせることが出来る」

言外に、オスカルを助けたければ、私と結婚して!なんだよね…



この決め台詞(笑)をマリーズに言わせるために、今回の「ベルサイユのばら」の脚本は、奇妙に曖昧になっていると感じました。

アンドレがブイエ将軍の屋敷を訪ねた場面。
アンドレはブイエ将軍に対して、《オスカル隊長》という呼び方で話を進めます。
ふつう、一兵士が将軍の地位にある者を訪問したら、せめて自己紹介くらいは「ジャルジェ准将の従卒です」と言うでしょう。
ブイエ将軍もジャルジェ准将とは呼びません。
(それ以前の、衛兵隊の場面でも)

何故、劇中に《ジャルジェ准将》あるいは《ジャルジェ大佐》という言葉が出てこないのか?

それは、准将という階級は進駐する二個中隊を選べる立場であり、パリに行くのが嫌なら、自分の権力で行かなくてもいいように出来る立場だからです。

うろ覚えなのですが、おそらく一個中隊は200~300人規模、大佐は連隊を率いる事が出来る階級で、連隊は数千人規模だと思います。
衛兵隊当時のオスカルの階級は大佐よりひとつ上の准将なのです。

百歩譲って、ブイエ将軍がオスカルに強硬にパリ進駐を命じたとしても、オスカルはアントワネットに「行きたくない」と直訴すればいいだけの話なのです。
(天地がひっくり返っても、オスカルはそんな事は言わないでしょうが)
アントワネットがオスカルに寄せる信頼を考えれば、アントワネットはオスカルを危険なパリに行かせる訳がありません。

つまり、オスカルの階級をあからさまにしてしまうと 、マリーズの決め台詞(笑)は意味を持たなくなり、そもそもアンドレはブイエ邸を訪問しないので、二人は再会しないのです。


ここまで考え抜いて書かれた脚本なのでしょうか。

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

オスカルは自分の意志でパリ出動を決めたのです。
自分が行くから、自分が陣頭指揮をとるから、ついてきてくれと兵士たちに言ったのです。
そして、兵士たちはそれに応えました。
安穏と暮らせるはずの、大貴族の一員であるオスカルが、敢えて危険な道を自分で選び取ったのです。


この、オスカルの生き方をもっと大事に描いて欲しかった。
オスカルの周囲の人間たちが、オスカルの身の安全を願う気持ちはわかる。
それを振り切って、混沌とした祖国をよい方に向けるために、軍人として身をささげたい!と願ったオスカルの気持ちを、周囲の人間たちは身を切られるような思いで、受け入れたのです。

今回の脚本を書く上でも、オスカルの意志と気持ちをくみとって欲しかったと、切に切に思うのです。



アンドレの命日を7月14日と言い切っちゃったね…
アンドレの命日は13日ですけど…
(原作のキャラとしての)アンドレさんには、熱狂的なファンがたくさんいるはず。
大切な命日を無視されてしまったアンドレファンもつらいよね……

それに、いくらお祖母ちゃんの頼みでも、ブイエ邸に出かけて、最愛のオスカルの“敵前逃亡”を願うアンドレというのも、どうなんだろう?
アンドレはオスカルの気持ちを誰よりも深く理解していたはずでは?

今回のアンドレさんは、マリーズが絡まない部分では、原作に沿ったとても心優しくあたたかいアンドレさんだったのにね…


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